へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目の爬虫(はちゅう)類の総称。体は円筒形で細長く、四肢を欠く。全身うろ...
へび‐いちご【蛇苺】
バラ科の多年草。原野や道端にみられ、茎は地をはい、節から新芽を出してふえる。葉は3枚の小葉からなる複葉で、長い柄を...
へび‐がい【蛇貝】
ムカデガイ科の巻き貝の総称。貝殻は管状で、不規則に巻き、岩に固着する姿がとぐろを巻いた蛇に似る。日本近海ではオオヘ...
へび‐がみ【蛇神】
蛇の霊威をおそれ、蛇を神格化したもの。
へびがみ‐つき【蛇神憑き】
蛇の霊にとりつかれた異常な精神状態。また、その人。
へびくい‐わし【蛇喰鷲】
タカ目ヘビクイワシ科の鳥。一科一種で、アフリカの特産。頭高約1メートル。足が著しく長く、草原を歩き回って蛇・トカゲ...
へび‐くち【蛇口】
1 ひもや綱の端を輪にした部分。 2 轡(くつわ)の手綱(たづな)を取り付ける輪の部分。
ヘビサイド‐かんすう【ヘビサイド関数】
⇒階段関数
へび‐ざ【蛇座】
南天の星座。蛇遣(へびつか)い座により二分され、その西側に頭部、東側に尾部がある。頭部は7月中旬、尾部は8月中旬の...
へび‐つかい【蛇遣い/蛇使い】
蛇を飼いならし、自在に扱って見せる人。また、その見世物。
へびつかい‐ざ【蛇遣い座】
赤道上の大星座の一。ヘルクレス座の南、天の川の西岸にあり、8月上旬の午後8時ごろ南中し、南の中天に見える。多数の球...
へびとのけいやく【蛇との契約】
《原題、(イタリア)Il patto col serpente》イタリアの英文学者・文筆家のプラーツによるロマン主...
へび‐とんぼ【蛇蜻蛉】
脈翅(みゃくし)目ヘビトンボ科の昆虫。体長4センチくらいで暗黄色。頭は大きくて扁平、大あごが発達している。4枚の翅...
蛇(へび)に噛(か)まれて朽縄(くちなわ)に怖(お)じる
《「朽縄」は、腐った縄》蛇に一度噛まれてからは腐った縄を見てもおびえる意で、一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くな...
蛇(へび)に睨(にら)まれた蛙(かえる)
「蛇に見込まれた蛙」に同じ。
へびにピアス【蛇にピアス】
金原ひとみの短編小説。平成15年(2003)発表。同年、第27回すばる文学賞、第130回芥川賞受賞。著者のデビュー...
蛇(へび)に見込(みこ)まれた蛙(かえる)
逃げることも手向かうこともできず、体がすくんでしまうことのたとえ。蛇に逢(お)うた蛙。蛇に睨(にら)まれた蛙。
へび‐の‐きょうかい【蛇の教会】
《Yılanlı Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を...
へびのせいぼ【蛇の聖母】
⇒馬丁たちの聖母
蛇(へび)の生殺(なまごろ)し
一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事の決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。
へび‐の‐ねござ【蛇の寝御座】
メシダ科の多年生のシダ。短い根茎から、長さ30〜80センチの羽状複葉の葉を束生。胞子嚢(ほうしのう)群は葉の裏面に...
へび‐のぼらず【蛇不登】
メギ科の落葉小低木。本州中部の山野に生え、高さ50〜70センチ。枝に鋭いとげがある。初夏、黄色の6弁花をつけ、実は...
へび‐むこいり【蛇婿入り】
異類婚姻譚の一。蛇が男性に化けて娘の所に毎晩通って来るというもの。
ヘビ‐メタ
「ヘビーメタル」の略。
ヘビ‐ロテ
「ヘビーローテーション」の略。
へびをふむ【蛇を踏む】
川上弘美の短編小説。蛇が人間になり主人公の家に住み着く変身譚(たん)で、女性の自立と孤独を描く。平成8年(1996...
ヘビー
[名・形動] 1 重いこと。重量のあること。また、そのさま。「—な目方」 2 程度のはなはだしいこと。激しいこと。...
ヘビー‐きゅう【ヘビー級】
《heavyweight》ボクシングなどの体重別階級の一。アマチュアボクシングの男子では81キロを超え91キロまで...
ヘビー‐スモーカー
タバコをたくさん吸う人。いつもタバコを手離さない人。
ヘビー‐デューティー
[名・形動]激しい使用に耐えること。耐久性があること。また、そのさま。
ヘビー‐メタル
1980年代に起こったハードロックの一スタイル。名称は、リズムセクションに金属的な電子音を用いることに由来。ヘビメタ。
ヘビー‐ユーザー
1 大量消費者。消費社会において、特定の商品を最も多量に購買・利用する年齢層・世代・人種などをさす。新製品などの開...
ヘビー‐ローテーション
短い期間に何度も繰り返すこと。特に、ラジオ局などが、推薦曲を繰り返し放送することをいう。ヘビロテ。パワープレー。