むこう‐し【向日市】
⇒向日
むこうじま【向島】
東京都墨田区の地名。もと東京市の区名。隅田川東岸に位置し、百花園・白鬚(しらひげ)神社・三囲(みめぐり)神社・長命...
むこうじま‐ひゃっかえん【向島百花園】
東京都墨田区にある公園。文化元年(1804)、骨董(こっとう)商の佐原菊塢(さはらきくう)により開園。梅やススキな...
むこう‐じょうちゅう【無鉤条虫】
条虫の一種。人間を終結宿主とする寄生虫。体長4〜10メートル。頭部に鉤(かぎ)がない。四つの球状の吸盤で人の腸壁に...
むこう‐じょうめん【向こう正面】
1 向かって正面の方角や場所。前面。 2 芝居で、舞台から見て正面の客席。 3 相撲場で、土俵の正面に対して南側の...
むこう‐ずね【向こう脛】
すねの前面。むかはぎ。
むこう‐そう【無光層】
海洋や湖沼における、太陽光が届かない範囲の水深。光合成は行われず、上方から沈降する生物遺骸などの有機物を食料とする...
む‐こうたくし【無光沢紙】
⇒マット紙
むこうだ‐くにこ【向田邦子】
[1929〜1981]脚本家・小説家。東京の生まれ。脚本家として「七人の孫」「時間ですよ」など多数のヒット作を世に...
むこうっ‐つら【向こうっ面】
「むこうづら1」に同じ。「—を張りとばす」
むこう‐づくり【向こう造(り)】
神社建築の様式の一。切妻屋根の妻の部分が正面に向いているもの。
むこう‐づけ【向こう付け】
1 会席料理で、膳の中央より向こう側につける刺身や酢の物などの料理。また、それを盛る器。 2 相撲で、額を相手のあ...
むこう‐づち【向こう鎚】
鍛冶(かじ)で、主鍛冶の反対側に立っている助手が使う長柄の大づち。また、それを使う人。
むこう‐づめ【向こう詰め】
本膳(ほんぜん)料理で、本膳の向こう側に据える魚の姿焼き。
むこう‐づら【向こう面】
1 向かい合った相手の顔。転じて、顔。「すこし—がいいと、自惚(うぬぼれ)きって」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 敵方。相...
むこう‐どなり【向こう隣】
「向かい隣」に同じ。
向(む)こうに回(まわ)・す
相手として張り合う。敵とする。「専門家を—・して自説を通す」
無功(むこう)の師(し)は君子(くんし)は行(や)らず
《「塩鉄論」地広から》むだであると認められる場合には、君子は軍を動かさない。むだになると思われることはしないほうが...
むこう‐はちまき【向こう鉢巻(き)】
結び目が額の前にくるようにして締めた鉢巻き。威勢よく物事をするたとえにもいう。「—で取りかかる」⇔後ろ鉢巻き。
むこう‐ばらい【向こう払い】
「先払い2」に同じ。
むこう‐ぶんさん【無効分散】
回遊性のない動物が海水に乗って分布地域を離れて流れてくること。「死滅回遊」の新しい名称。回遊先の地域・海域で季節の...
むこう‐まえ【向こう前】
人や家などが向かい合うこと。また、そうした関係にあること。
むこう‐みず【向こう見ず】
[名・形動]将来のことを考えずに行動すること。また、そのさまや、その人。「—な発言」
むこう‐め【向こう目】
向こう側に刻んである、竿秤(さおばかり)の目盛り。また、その目盛りで量ること。⇔上目(うわめ)。
むこう‐もち【向こう持ち】
費用を相手方が負担すること。「旅費は—」
むこう‐やま【向こう山】
向かいにある山。正面に見える山。
むこう‐よこちょう【向こう横町】
通りの向こう側の横町。
む‐こうりょう【無香料】
食品や化粧品などに香料が使われていないこと。「—無着色」
向(む)こうを張(は)・る
張り合う。対抗する。「競争相手の—・って安売りする」
むこ‐がね【婿がね】
婿にしようと思っている人。「この—に詠みておこせたりける」〈伊勢・一〇〉
むこ‐がわ【武庫川】
兵庫県東部、丹波高地に源を発し南流して尼崎・西宮市境で大阪湾に注ぐ川。長さ66キロ。
むこがわ‐じょしだいがく【武庫川女子大学】
兵庫県西宮市にある私立大学。昭和14年(1939)設立の武庫川高等女学校に始まり、武庫川女子専門学校を経て、昭和2...
むこきゅう‐テスト【無呼吸テスト】
患者の自発呼吸の有無を調べるために、人工呼吸器を一時的に外すこと。脳死判定基準の一つ。血液内の二酸化炭素濃度が一定...
む‐こく【無告】
《「書経」大禹謨から》苦しみを訴える相手のないこと。また、その人。
む‐こくせき【無国籍】
どこの国籍ももたないこと。
むこくせき‐りょうり【無国籍料理】
どの国のものとも特定できない料理。
無告(むこく)の民(たみ)
苦しみを訴える相手のない人々。転じて、身寄りのない人。
むこ‐ご【婿子】
「婿(むこ)」に同じ。「世にあらんものの—になして」〈平家・一〇〉
むこ‐じま【聟島】
東京都、小笠原諸島中の聟島列島の主島。面積約2.57平方キロメートル。明治から昭和にかけて入植も行われたが、現在は...
むこじま‐れっとう【聟島列島】
小笠原諸島北部の列島。聟島のほか、嫁島・媒(なこうど)島などからなる。平成23年(2011)「小笠原諸島」の名で世...
む‐こせき【無戸籍】
親が子の出生の届け出をしなかったために、戸籍に記載されていない状態。
ムコたとう‐しょう【ムコ多糖症】
遺伝的な先天性代謝異常症の一つ。遺伝子の異常により体内酵素の代謝機能が損なわれ、ムコ多糖が蓄積し、臓器の肥大や機能...
ムコ‐たとうるい【ムコ多糖類】
《「ムコ」は粘液類似物の意のムコイド(mucoid)から》粘液質の多糖類。糖質とアミノ酸やウロン酸、またはその硫酸...
むこ‐とり【婿取り】
《「むこどり」とも》娘に婿を迎えること。また、その儀式。
むことり‐むすめ【婿取り娘】
家をつぐために婿養子を迎える必要のある娘。
むこ‐にげ【婿逃げ】
初婿入りの宴の途中で、婿が黙って逃げ帰る風習。婿の食い逃げ。婿の尻逃げ。
むこ‐の‐とまり【武庫泊】
兵庫県武庫川河口付近にあった古代の港。「住吉(すみのえ)の得名津(えなつ)に立ちて見渡せば—ゆ出づる舟人」〈万・二八三〉
むこ‐ひきでもの【婿引(き)出物】
婚礼のときに舅(しゅうと)から新郎へ贈る品物。むこひきで。
ムコペプチド
⇒ペプチドグリカン
むこ‐ぼし【婿星】
彦星(ひこぼし)の異称。