モモトンボ‐さん【モモトンボ山】
《Momotombo》中央アメリカ、ニカラグア西部の山。標高1258メートル。マナグア湖北西岸にそびえる秀麗な成層...
もも‐ど【百度】
平安時代、官吏に大炊寮および大膳職から給した米や魚・塩。百度食(ひゃくどじき)。
もも‐なが【股長】
[形動ナリ]足を伸ばすさま。「—に寝(い)は寝(な)さむを」〈記・上・歌謡〉
もも‐にく【股肉/腿肉】
鶏や牛・豚のもも部分の肉。鶏は筋肉質で脂肪分も多く、うまみがある。牛・豚では脂肪分の少ない赤身の肉。
もものい‐こうわかまる【桃井幸若丸】
幸若舞の創始者と伝えられる人物。越前の人。南北朝時代の武将桃井直常の孫といわれる。名は直詮(なおあき)。幸若丸は幼...
もも‐の‐さけ【桃の酒】
桃の花を浸した酒。3月3日にこれを飲めば百病を除くとされる。《季 春》
もも‐の‐せっく【桃の節句】
3月3日の節句。上巳(じょうし)の節句。雛(ひな)祭り。桃の日。《季 春》「みよしのの里にも—かな/梅室」
もも‐の‐つかさ【百官】
多くの役人。ひゃっかん。ももつかさ。「—従へ給へりし」〈増鏡・新島守〉
もも‐の‐ゆみ【桃の弓】
桃の木で作った弓。追儺(ついな)で、鬼を射るのに用いた。
もも‐はがき【百羽掻き】
鴫(しぎ)がくちばしでいく度も羽をかくこと。また、物事の回数の多いことのたとえ。「あかつきのしぎの羽掻き—君が来ぬ...
ももはな‐いろ【桃花色】
桃の花のような色。鮮やかな淡赤色。
もも‐はばき【股脛巾】
股(もも)までかかる、はばき。股引(ももひき)。
もも‐ひき【股引】
1 脚にぴったりする、保温・防寒用のズボン下。《季 冬》 2 脚に合わせて仕立て、腰と足首とをひもで締める形にした...
もも‐ふね【百船】
《「ももぶね」とも》たくさんの船。「—の泊(は)つる泊まりと」〈万・一〇六五〉
もも‐まゆ【桃眉】
描(か)き眉の一。薄く眉の周囲をぼかして作る。茫眉(ぼうまゆ)。
もも‐や【百矢】
矢櫃(やびつ)に100筋入れた矢。また、たくさんの矢。「—の中より只二筋抜いて」〈太平記・一七〉
ももやま【桃山】
京都市伏見区の地名。宇治川の北岸に位置する。豊臣秀吉が伏見城を築き、その跡一帯に桃の木を植えたのでこの名があるとい...
ももやまがくいん‐きょういくだいがく【桃山学院教育大学】
大阪府堺市にある私立大学。平成8年(1996)にプール学院大学として開学。平成30年(2018)現校名に改称。
ももやまがくいん‐だいがく【桃山学院大学】
大阪府和泉市にある私立大学。明治35年(1902)創立の桃山中学校を源流として、昭和34年(1959)に開学した。
ももやま‐じだい【桃山時代】
時代区分の一。中世から近世への過渡期にあたり、豊臣秀吉が政権を握っていた約20年間をいう。
ももやま‐ぶんか【桃山文化】
桃山時代の文化。美術史では安土時代をも含める。長い戦国争乱の状態から急速に統一が達成され、自由闊達(かったつ)な人...
もも‐ゆ【桃湯】
桃の葉を入れて入浴すること。また、その湯。あせもに効くという。桃葉湯(とうようとう)。
もも‐よ【百代/百世】
百年。また、長い年月。ももとせ。「山高く川の瀬清し—まで神(かむ)しみ行かむ大宮所」〈万・一〇五二〉
もも‐よ【百夜】
多くの夜。「今夜(こよひ)の早く明けなばすべをなみ秋の—を願ひつるかも」〈万・五四八〉 [補説]書名別項。→百夜
ももよ【百夜】
田山花袋の長編小説。昭和2年(1927)発表。
ももよ‐ぐさ【百代草/百夜草】
草の名。菊・ヨモギ・ツユクサなどに当てる。
もも‐よせ【股寄せ】
太刀の鞘(さや)の峰のほうを覆っている覆輪(ふくりん)。雨覆(あまおお)い。
もも‐われ【桃割れ】
女性の髪形の一。後頭部で髪を二つの輪にまとめ、桃のような形の髷(まげ)に結ったもの。明治初期から中期にかけて、16...
股(もも)を割(さ)いて腹(はら)に充(み)たす
自分の股の肉を割いて食い満腹する。自分を支えているものを犠牲にして欲望を満たそうとし、破滅することのたとえ。
ももんが【鼯鼠】
リス科の哺乳類。体長15〜20センチ、尾長10〜14センチ。前・後肢の間に飛膜をもち、目が大きく、外形・習性ともム...
ももんがあ
1 モモンガのこと。 2 頭から着物をかぶり、ひじを張って、モモンガのようなかっこうをして、子供などをおどすたわむ...
ももんじい
1 イノシシなどの獣類。また、その肉。ももんじ。 2 「ももんがあ2」に同じ。「ひるまでも、ゆうべのような—が出て...
ももんじ‐や【ももんじ屋】
イノシシ・シカなどの獣肉を売った店。ももんじいや。
もや【靄】
大気中に無数の微小な水滴が浮遊し、遠方がかすんで見える現象。気象観測では視程1キロ以上の場合をいい、1キロ未満の霧...
も‐や【母屋/身屋/身舎】
1 寝殿造りで、庇(ひさし)に対し、家屋の主体をなす部分。 2 離れ・物置などに対し、住居として用いる家。おもや。...
も‐や【喪屋】
1 墓の近くに造った、遺族が喪中を過ごす家。 2 本葬まで死体を安置しておく所。もがりのみや。あらき。「乃ち其処に...
もや
[間助]《係助詞「も」+間投助詞「や」から。上代語》名詞、活用語の終止形、助詞に付く。強い感動・詠嘆を表す。…(も...
も‐や
[連語]《係助詞「も」+係助詞「や」》名詞、副詞、活用語の連用形に付く。…のだろうか。…のではなかろうか。「聖教(...
もやい【舫い】
もやうこと。また、そのための綱。むやい。もや。「—をつなぐ」「—を解(と)く」
もやい【催合い/最合い】
共同で一つの事をしたり一つの物を所有したりすること。あいあい。おもやい。「墨ヲ—ニ使ウ」〈和英語林集成〉
もやい‐かかり【舫い繋り】
1隻の船から錨(いかり)を下ろし、この船に他の船がつなぎ合わされて、幾艘(そう)もの船が停泊すること。
もやい‐ぐい【舫い杭】
船をつなぎとめるための杭。かせ。
もやい‐づな【舫い綱】
船をつなぎとめるのに用いる綱。やりて。てやす。
もやい‐ぶね【舫い船】
他の船あるいは杭(くい)などにつなぎとめた船。停泊している船。
もやい‐むすび【舫い結び】
ひもの端に輪をつくる結び方の一。船をもやうのに用いられることからの名。ボウライン。
もや・う【舫う】
[動ワ五(ハ四)]船と船をつなぎ合わせる。また、杭(くい)などに船をつなぎとめる。むやう。「桟橋に—・う釣り船」
もや・う【催合う/最合う】
[動ワ五(ハ四)]寄り合って共同で事をする。また、物を共同で使用する。「井戸を三軒で—・う」
もや‐くや
[副](スル) 1 むしゃくしゃするさま。「さまざまの妄想が、狭い胸の中で、— —煮えくり返る」〈左千夫・隣の嫁〉...
もや‐く・る
[動ラ四]「もやつく」に同じ。「気も—・って蒸暑き材木納屋に立ち隠れ」〈浄・今宮の心中〉
もや‐げた【母屋桁】
⇒母屋(もや)3