きき‐なお・す【聞(き)直す】
[動サ五(四)] 1 一度聞いたことを、もう一度改めて聞く。「念のため日時を—・す」 2 聞いて、考え直す。「まこ...
きき‐なが・す【聞(き)流す】
[動サ五(四)]聞いても心にとめないでおく。聞き捨てにする。聞き過ごす。「そんなうわさは—・すことだ」
きき‐なし【聞き做し】
鳥のさえずり・鳴き声を、それに似た言葉に置き換えて聞くこと。ホオジロのさえずりを「一筆啓上仕(つかまつ)り候(そろ...
きき‐な・す【聞き做す】
[動サ五(四)]聞いてそれと思う。それと意識して聞く。「私には子宝が何となく空々(そらぞら)しく—・されたのである...
きき‐なら・う【聞き慣らふ】
[動ハ四]いつも聞いて耳慣れている。聞き慣れている。「幼くより—・ひ侍れど、その心知らぬこと侍り」〈徒然・一三五〉
きき‐なら・す【聞き慣らす/聞き馴らす】
[動サ四]聞いて耳に慣らす。よく聞いて知る。「月ごろ、など強ひても—・さざりつらむ」〈源・明石〉
きき‐な・れる【聞(き)慣れる/聞き馴れる】
[動ラ下一][文]ききな・る[ラ下二]何度も聞いて耳に慣れている。聞きつけている。「—・れた小学唱歌」