しわ【皺/皴】
1 皮膚や紙・布などの表面にできる細い筋目。「目じりに—が寄る」「ズボンが—になる」 2 水面にできるさざなみ。「...
し‐わ【史話】
歴史上の出来事を話にしたもの。史実を語る話。
し‐わ【私和】
事を表ざたにせず当事者どうしの話し合いで解決すること。示談。内済(ないさい)。
し‐わ【私話】
ひそひそ話。内証話。私語。
し‐わ【詩話】
詩・詩人についての話や評論。
しわ・い【吝い】
[形][文]しわ・し[ク]金銭などを出し惜しみするさま。けちだ。しみったれている。「猾(こす)くて—・いから財(か...
しわいなり‐じんじゃ【志和稲荷神社】
岩手県紫波郡紫波町にある神社。祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。天喜5年(1057)源義家の創建と伝える。
シワ‐オアシス
エジプト北西部のオアシス。リビア砂漠の北側、カッターラ低地の西に位置し、リビアとの国境に近い。古代エジプト末期王朝...
しわ‐がみ【皺紙】
細かくしわを寄せた紙。縮緬(ちりめん)紙。クレープペーパー。
しわがれ‐ごえ【嗄れ声】
しわがれた声。かすれたような声。しゃがれごえ。
しわ‐が・れる【嗄れる】
[動ラ下一][文]しはが・る[ラ下二]声がうるおいをなくし、かすれる。しゃがれる。「応援団員の—・れた声」
し‐わく【思惑】
仏語。修道で断ち切られる貪(とん)・瞋(しん)・痴・慢などの煩悩(ぼんのう)。修惑(しゅわく)。
しわく‐しょとう【塩飽諸島】
瀬戸内海、備讃(びさん)瀬戸にある島群。大半は香川県に属する。主な島は塩飽七島とよばれる広島・本島・手島・牛島・櫃...
しわ‐くちゃ【皺苦茶】
[名・形動]ひどくしわが寄っていること。一面しわだらけになっていること。また、そのさま。しわくた。「—なハンカチ」...
しわ‐くび【皺首】
しわの多く寄った、老人の首。へりくだった表現にも用いる。「—一つ、惜しくはない」
し‐わけ【仕分(け)/仕訳】
[名](スル) 1 物事を区別して行うこと。行い分けること。「仕事の—」「役柄の—」 2 品物などを種類・用途・宛...
しわけ‐ちょう【仕訳帳】
簿記で、すべての取引をその発生順に仕訳・記入し、元帳の各勘定口座へ転記するための帳簿。
しわけ‐にっきちょう【仕訳日記帳】
簿記で、仕訳帳と日記帳とを兼ねた帳簿。
し‐わ・ける【仕分ける】
[動カ下一][文]しわ・く[カ下二] 1 物事を、やり方や気持ちの上で区別して行う。「公事と私事とを—・ける」 2...
し‐わざ【仕業/為業】
1 したこと。行為。所業。所為。現代語では、多く人にとがめられるような行為についていう。「あいつの—に違いない」 ...
しわ‐しわ【皺皺】
[名・形動]しわが多いこと。また、そのさま。しわだらけ。「—な(の)手」「—な(の)札(さつ)」
しわ‐しわ【撓撓】
[副]物がしなったり、へこんだりするさまや、その音を表す語。「ふやけて、踏む度に—と鳴る畳が」〈里見弴・今年竹〉
しわす【師走】
陰暦12月の異称。極月(ごくげつ)。臘月(ろうげつ)。太陽暦にもいう。《季 冬》「大空のあくなく晴れし—かな/万太郎」
シワス
⇒シバス
しわす‐あぶら【師走油】
師走に油をこぼすと火にたたられるとして、こぼした人に水をかける風習。
しわす‐ぎつね【師走狐】
師走ごろのキツネ。鳴き声が特にさえて聞こえるという。「—の如く、こんこんといふほど張ってござる」〈狂言記・末広がり〉
しわす‐ぼうず【師走坊主】
《歳末には忙しい世間から相手にされず、布施も少ないところから》やつれたみすぼらしい坊主。また、みすぼらしい身なりを...
しわす‐ろうにん【師走浪人】
《歳末には忙しい世間から相手にされないところから》落ちぶれてみすぼらしい浪人。また、みすぼらしい身なりをした人のた...
し‐わた・す【為渡す】
[動サ四]端から端までずっと作り備える。作り渡す。「卯花の垣根ことさらに—・して」〈源・少女〉
シワタネホ
メキシコ南部、アカプルコの約240キロメートル西方、太平洋に面する観光地。素朴な漁村の風景が残る。近隣に、新興リゾ...
しわ‐たろう【吝太郎】
物惜しみする人をののしっていう語。けちんぼう。しわんぼう。
しわ‐だ・つ【皺立つ】
[動タ五(四)]しわが寄る。しわばむ。「—・った手」 [動タ下二]「しわだてる」の文語形。
しわ‐だ・てる【皺立てる】
[動タ下一][文]しわだ・つ[タ下二]しわを寄せる。「額に—・て顔をしかめて」〈康成・雪国〉
しわ‐とり【皺取り】
発電などの電気事業において、発電量を調整して需給変動を抑えること。とくに太陽光発電や風力発電のように天候によって発...
しわ‐のばし【皺伸ばし】
1 しわを伸ばすこと。 2 気晴らし。特に、老人の気晴らし。「—に温泉に行く」
皺(しわ)伸(の)・ぶ
気が晴れ晴れして、若返る。「見たてまつるに—・ぶる心地して」〈源・総角〉
しわ‐ば・む【皺ばむ】
[動マ五(四)]しわがよる。しわだつ。しわむ。「年取って—・んだ肌」
しわ‐ばら【皺腹】
1 しわの寄った、老人の腹。へりくだった表現にも用いる。「—かき切ってわびる」 2 《皺腹を切る、の意から》老人が...
しわひこ‐じんじゃ【志波彦神社】
宮城県塩竈(しおがま)市にある神社。祭神は志波彦神。もと宮城郡岩切村にあったが、明治7年(1874)塩竈神社の境内...
しわ・びる【皺びる】
[動バ上一][文]しわ・ぶ[バ上二]しわがよる。また、老いる。「我が髪の毛の薄うなり我が肌の—・び」〈露伴・いさなとり〉
し‐わ・ぶ【為侘ぶ】
[動バ上二]どうしてよいか始末に苦しむ。途方に暮れる。しあぐむ。「男、—・びて、…ここは法師になりなんと思ひて」〈...
しわぶか◦う【咳かふ】
[連語]《動詞「しわぶく」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》しきりにせきをする。「糟湯酒(かすゆざけ)うち...
しわ‐ぶき【咳き】
[名](スル) 1 せきをすること。また、せき。「病室から軽い—が漏れる」 2 わざとせきをすること。せきばらい。...
しわぶき‐やみ【咳き病み】
せきの出る病気。「この暁より、—にやはべらむ、頭いと痛くて」〈源・夕顔〉
しわ‐ぶ・く【咳く】
[動カ五(四)] 1 せきをする。「火燵(こたつ)の間に宮の—・く声して」〈紅葉・金色夜叉〉 2 わざとせきをする...
しわ‐ぶ・る
[動ラ四]口にくわえてなめる。しゃぶる。「魚の骨—・るまでの老(おい)を見て/芭蕉」〈猿蓑〉
しわ‐ぶ・る【咳る】
[動ラ下二]せきをする。しわぶく。「雲隠り翔(かけ)り去(い)にきと帰り来て—・れ告ぐれ」〈万・四〇一一〉
しわ‐ほう【指話法】
聴覚障害者の対話法の一。一定の指文字を使用して行う方法。
しわ‐ほう【視話法】
発音の際の口の開き方を図で示し、発音を習得させる方法。言語障害者に応用する。スコットランドのベル父子の考案で、明治...
しわ・む【皺む】
[動マ五(四)]しわが寄る。しわができる。「顔ガ—・ム」〈和英語林集成〉 [動マ下二]「しわめる」の文語形。