仕(し)を致(いた)・す
官職をやめる。致仕(ちし)する。
死(し)を決(けっ)・する
死ぬ覚悟を決める。「—・して戦いに臨む」
死(し)を賜(たまわ)・る
主君から死ぬことを命じられる。死罪になる。
刺(し)を通(つう)・ず
名刺を出して面会を求める。「車を下るや、急に進んで—・じ」〈秋水・兆民先生〉
刺(し)を通(つう)・ずる
⇒刺を通ず
詩(し)を作(つく)るより田(た)を作(つく)れ
文学など役立たないことよりも、実利のある仕事をしたほうがいい。
死(し)を賭(と)・す
死ぬことを覚悟して物事にあたる。命がけで物事を行う。「—・して主君をいさめる」
歯(し)を没(ぼっ)・す
《「論語」憲問から》命が尽きる。死ぬ。
詩(し)を祭(まつ)る
《唐の詩人賈島(かとう)が大みそかに、酒肴(しゅこう)を供えてその年に作った詩を祭ったという「唐書」賈島伝の故事か...
死(し)を視(み)ること帰(き)するが如(ごと)し
《「大戴礼」曽子制言上から》死ぬことを、家に帰ることと同じように思う。死に臨んで、恐れないようすをいう。