せき‐とう【石刀】
縄文時代終わりころの磨製石器の一。東北地方に分布し、長さ約30センチの、刃が内側に反った石剣。
せき‐とう【石塔】
1 石造の仏塔。仏舎利を安置するための供養塔。のちには高僧などの墓としてもつくられた。 2 石の墓標。はかいし。墓碑。
せきとう【石濤】
[1642〜1707]中国、清初の画家。姓は朱、名は若極。法名、道済または原済。字(あざな)は石濤。号、苦瓜(くか...
せき‐とう【石磴】
石段。また、石の多い坂道。「—が五六段手にとる様に見える」〈漱石・草枕〉
せきとうき【石頭記】
「紅楼夢(こうろうむ)」の原題。
せきとう‐きせん【石頭希遷】
[700〜790]中国、唐代の禅僧。六祖慧能(えのう)・青原行思(せいげんぎょうし)に師事。衡山の南寺の石上に庵を...
せきとう‐しょく【赤橙色】
赤みの強い橙(だいだい)色。あかだいだい。
せき‐とく【尺牘】
《「牘」は文字を記す木札》手紙。書簡。書状。しゃくどく。
せき‐とく【碩徳】
徳の高い人。特に、高徳の僧。
せき‐とく【積徳】
徳を積むこと。積み重ねた徳。
せきとく‐ぶん【尺牘文】
手紙文。
せきと‐して【寂として】
[連語]⇒寂(せき)
せきとめ‐こ【堰き止(め)湖】
山崩れや、火山の噴出物、河川の堆積(たいせき)物やビーバーなどの生き物の営みなどによって川の水がせき止められてでき...
せき‐と・める【塞き止める/堰き止める】
[動マ下一][文]せきと・む[マ下二] 1 流れなどをさえぎりとめる。「車の流れを—・める」「川の水を—・める」 ...
せき‐とり【関取】
もと、大関の異称。現在では幕内および十両力士の敬称。紋服を着ることができ、まげも大銀杏(おおいちょう)に結う。
せきとりせんりょうのぼり【関取千両幟】
浄瑠璃。世話物。九段。近松半二ほかの合作。明和4年(1767)大坂竹本座初演。力士の達引(たてひ)きを描いたもの。...