よ‐ご【予後】
1 病気・手術などの経過または終末について、医学的に予測すること。→生命予後 →機能予後 2 病気の治癒後の経過。...
よ‐ごえ【夜声】
夜に聞こえる声。夜中に高く響く声。「隼人(はやひと)の名に負ふ—いちしろく我が名は告(の)りつ妻と頼ませ」〈万・二...
よ‐ごこち【世心地】
「世の中心地(ごこち)」に同じ。「—大事にわづらひ給ひければ」〈古本説話集・五二〉
よ‐ごころ【世心】
男女の間の情を解する心。異性を恋う心。「—つける女」〈伊勢・六三〉
よごし【汚し】
1 よごすこと。また、よごれること。多く名詞の下に付けて用いる。「口—」「面(つら)—」 2 あえもの。「ごま—」
よ‐ごし【夜越し】
1 夜を越すこと。夜どおし。「君がため—に摘める七草のなづなの花を見て忍びませ」〈散木集・一〉 2 夜、山河などを...
よご・す【汚す】
[動サ五(四)] 1 きたなくする。「水を—・す」「泥で服を—・す」 2 不正なことなどをする。けがす。「心を—・...
よ‐ごと【吉事】
よい事柄。めでたいこと。きちじ。「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ—」〈万・四五一六〉
よ‐ごと【寿詞/吉言】
1 天皇の御代の長く栄えることを祝う言葉。また、一般に、祝いの言葉。賀詞。 2 祈願の言葉。「—をはなちて立ち居」...
よ‐ごと【夜毎】
毎夜。毎晩。よなよな。
よご‐の‐うみ【余呉湖】
滋賀県長浜市、琵琶湖の北にある断層湖。賤ヶ岳(しずがたけ)によって隔てられ、湖面標高は琵琶湖より高い。面積1.82...
よこ‐ひき【夜興引き】
《「よごひき」とも》冬の夜間、山中で猟をすること。また、その人。よこうひき。《季 冬》「—や犬心得て山の路/子規」
よご‐ふりょう【予後不良】
病気の経過や結末の予測がよくないこと。回復する見通しの少ないこと。
よ‐ごみ【夜込み】
1 ⇒暁の茶事 2 夜、忍び入って敵地を攻めること。「今夜四つ過ぎ時分、敵より—をし候とて」〈言継卿記〉
よ‐ごもり【夜籠もり】
1 一晩中こもって神仏に祈ること。 2 夜が深いこと。深夜。「木の暗(くれ)の四月(うづき)し立てば—に鳴くほとと...
よ‐ごも・る【世籠もる】
[動ラ四] 1 年が若く、将来性に富む。「少し—・りたる程にて、深山隠れには心苦しく見え給ふ人の御上を」〈源・総角...
よ‐ごも・る【夜籠もる】
[動ラ四]夜が更けている。まだ夜が明けていない。「しののめにあしたの原を越え来ればまだ—・れる心地こそすれ」〈重之集〉
よご・る【汚る】
[動ラ下二]「よごれる」の文語形。
よごれ【汚れ】
1 汚れること。汚れた箇所。汚染。「ズボンの—をとる」 2 月経のこと。
よごれたて【汚れた手】
《原題、(フランス)Les Mains sales》サルトルの戯曲。1948年初演。共産党員ユゴーの政治活動を通し...
よごれたてんし【汚れた天使】
三好徹の短編小説、および同作を表題作とする連作短編小説集。「天使」シリーズの一つ。作品集は昭和46年(1971)刊...
よごれ‐とし【汚れ年】
12月13日。新年を迎えるため、その年の汚れを落とし、すす払いをする日。地方によっては日が異なる。
よごれ‐め【汚れ目】
汚れたあと。汚れた部分。「—が目立つ」
よごれ‐もの【汚れ物】
汚れたもの。汚れた衣料や食器など。
よごれ‐やく【汚れ役】
演劇・映画などで、落ちぶれた人や、犯罪者・娼婦など、世間から好ましくないと思われている人物を演じる役。
よご・れる【汚れる】
[動ラ下一][文]よご・る[ラ下二] 1 きたなくなる。不潔になる。「手が—・れる」「都会の—・れた空気」 2 悪...
よ‐ごろ【夜頃/夜来】
1 このところ毎夜。「—のぼらせ給ひて」〈栄花・浅緑〉 2 夜のあいだ。「—物語りなどして明かすを」〈顕綱集・詞書〉