《「あめ(天)」の古形》てん。そら。あめ。

「あをによし奈良の都にたなびける—の白雲見れど飽かぬかも」〈・三六〇二〉

[補説]複合語を作ったり、「あまつ」「あまの」の形で体言にかかったりする場合に多く用いられる。→天 (あま) つ天 (あま) の

発音は梵ambā(母)からといい、表記は「比丘尼 (びくに) 」の「尼」を用いたもの》

  1. 仏門に入った女性。比丘尼。

  1. キリスト教で、修道院に入った女性。修道女。

  1. (「阿魔」とも書く)女性をののしっていう語。

  1. 平安時代以後、肩の辺りで切りそろえた1の髪形。また、その髪形をした少女

    1. 「—に削 (そ) ぎたる児 (ちご) の目に髪のおほひたるを」〈能因本枕・一五五〉

雅楽の舞曲。唐楽壱越 (いちこつ) 調の曲。二人舞(時に一人舞)で、舞人は笏 (しゃく) を持ち、巻纓 (けんえい) 冠に安摩の面 (おもて) をつける。答舞 (とうぶ) の「二の舞」を伴う。安摩の舞。→二の舞

アマ科の一年草。高さ約1メートル。葉は小さく、線形互生する。夏、青紫色または白色の5弁花を開く。果実は丸く、中に長楕円形で平たい黄褐色の種子がある。種子から亜麻仁油 (あまにゆ) を絞り、茎から繊維をとる。中央アジア原産で、各地栽培。ぬめごま。 花=夏 実=秋》「—の花日ざし洽 (あまね) くつゆ涵 (ひた) す/汀花」

  1. 海に潜って貝類や海藻をとるのを仕事とする人。男を「海士」、女を「海女」と書く。 春》流木を火となし母の—を待つ/三鬼

  1. 海辺に住み、魚介海藻をとるのを業とする者。漁師

    1. 「打麻 (うちそ) を麻続王 (をみのおほきみ) —なれや伊良虞 (いらご) の島の玉藻刈ります」〈・二三〉

[補説]曲名別項。→海人

謡曲五番目物藤原房前 (ふじわらのふささき) 讃岐 (さぬき) 国志度の浦で、わが子のために命に代えて宝珠を奪い返した母の霊に会い、供養する。

もと東アジア在住の外国人家庭に雇われていた、現地人のメイド。

[補説]「阿媽」とも書く。

アマチュア」の略。⇔プロ

愛知県西部にある市。名古屋市の西に隣接ベッドタウン化が進む。戦国期には蜂須賀正勝福島正則豊臣秀次らを輩出した。七宝焼き工芸が盛ん。平成22年(2010)に海部 (あま) 郡の七宝町・美和町・甚目寺 (じもくじ) 町が合併して成立。人口8.8万(2010)。

出典:gooニュース

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