[用法]行為・[用法]行動——「君の行為(
行動)は許せない」「
軽率な行為(
行動)は慎むこと」のように、単に「おこない」の意では相通じて用いられる。◇「行為」は個を
動作の
主体とする
事柄に用いることが多く、「
親切な行為」「職務上の行為」「
会社の行為」などという。この
場合、「
行動」に置き換えることはできない。◇また、「行為」を「慈善行為」「寄付行為」のように一般的・抽象的な
意味でも使うのに対して、「
行動」は
身体を動かしての具体的動作を表し、「
行動を起こす」「
不審な
行動をする
人物」などのように用いる。◇類義語に「おこない」があり、「日ごろの行い」「よくない行い」のように
評価の
対象とする
意味を込めて用いられる。