あし‐よく【足浴】
⇒そくよく(足浴)
あし‐よわ【足弱】
[名・形動]足が丈夫でないこと。歩く力の弱いこと。また、そのさま。「—な子供連れには歩くのは無理な距離だ」
あしよわ‐ぐるま【足弱車】
車輪が堅固でない車。一説に、足弱の牛が引く歩みの遅い車。「一門は気を失ひ力を落として、—のすごすごと」〈謡・清経〉
アシラ
モロッコ北部の都市。大西洋に面し、タンジールの南西約30キロメートルに位置する。古代フェニキア人の交易拠点に起源す...
あしらい
1 応対すること。あつかい。もてなし。「ひどい—を受けた」 2 組み合わせて趣を添えること。また、そのもの。取り合...
あしら・う
[動ワ五(ハ四)]《「あいしらう」の音変化》 1 応対する。応答する。「好みの違う客を巧みに—・う」 2 相手を軽...
アシル‐コエー【アシルCoA】
《acyl-CoA》脂肪酸と補酵素A(CoA)がチオエステル結合した化合物の総称。アセチルCoAなど。CoAチオエ...
アシル‐か【アシル化】
有機化合物の水酸基・アミノ基などの水素原子をアシル基に置換させる反応。
アシル‐き【アシル基】
カルボン酸のカルボキシル基(-COOH)からOHを除いた残りの原子団の総称。RCO-で表される(Rは炭化水素基)。...
アシル‐コエンザイムエー
⇒アシルCoA
アシル‐ほこうそエー【アシル補酵素A】
⇒アシルCoA
アシール‐みさき【アシール岬】
《Ras Asir》アフリカ大陸北東端の岬。古代名アロマタ岬。ソマリアの北東端に位置し、アデン湾とインド洋を分ける...
アシロマエーアイ‐にじゅうさんげんそく【アシロマAI二十三原則】
《23 Asilomar AI principles》2017年、人工知能研究の将来を討議した会議において発表され...
アシロマ‐エーアイげんそく【アシロマAI原則】
⇒アシロマAI23原則
アシロマ‐かいぎ【アシロマ会議】
《Asilomar conference》1975年に米国のアシロマで行われた、遺伝子工学の安全管理と危険性につい...
アシロマ‐げんそく【アシロマ原則】
⇒アシロマAI23原則
あし‐わけ【葦分け】
[名・形動ナリ]舟が葦の生い茂ったところを押し分けて進むこと。また、物事をするのに障害があるさまにたとえていう。「...
あしわけ‐おぶね【葦分け小舟】
葦の中をこぎ分けて進む小舟。多く、物事に差し障りの多いことをたとえていう。「湊入りの—障り多みいま来む吾をよどむと...
あしわけぶね【蘆分船】
俳諧集。立羽不角編。元禄7年(1694)刊。四季に合わせた全4冊からなる。
あし‐わざ【足技/足業】
1 相撲・柔道などで、足を使って相手を倒す技。 2 「足芸(あしげい)」に同じ。
あし‐わら【葦原】
⇒あしはら
足(あし)を洗(あら)・う
悪い仲間から離れる。好ましくない生活をやめる。職業・仕事をやめる場合にも用いる。「やくざな稼業から—・う」
足(あし)を入(い)・れる
ある場所、ある世界に入る。「芸能界に—・れる」
足(あし)を奪(うば)・う
事故などが交通機関を止めて、人の移動を不可能にする。「大雪が市民の—・う」
足(あし)を限(かぎ)りに
足の続く限り。歩ける限り。
足(あし)を重(かさ)ねて立(た)ち目(め)を側(そばだ)てて視(み)る
《「史記」汲黯(きゅうあん)伝から》両足をくっつけて立ち、うつむいて横目でうかがう。非常に恐れるさまをいう。
足(あし)を崩(くず)・す
楽な姿勢で座る。膝を崩す。「—・して、くつろいでください」
足(あし)を掬(すく)・う
相手のすきをついて失敗させる。「ライバルの—・う」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「足をすく...
足(あし)を掬(すく)わ・れる
⇒足を掬う[補説]
足(あし)を擂(す)り粉木(こぎ)に◦する
足がすりこぎのようにすりへるまで歩きまわる。
足(あし)を空(そら)に
足が地につかないほどあわて急ぐさま。「ことごとしくののしりて—惑ふが」〈徒然・一九〉
足(あし)を出(だ)・す
予算または収入を超える金額を使う。赤字にする。「—・さずに切り盛りする」
足(あし)を使(つか)・う
活発に動き回る。「—・って情報を集める」
足(あし)を付(つ)・ける
手がかりやきっかけを作る。「饅頭(まんぢゅう)一つ、隣さじきの子供にやる。これにて—・けて酒を飲まうといふ下ごころ...
足(あし)を取(と)ら◦れる
1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに—◦れる...
足(あし)を抜(ぬ)・く
好ましくない関係を打ち切る。不本意な環境から抜け出す。
足(あし)を延(の)ば・す
1 いま来ている所より、さらに遠くまで行く。「出張のついでに郷里へ—・す」 2 楽な姿勢になってくつろぐ。「座敷で...
足(あし)を運(はこ)・ぶ
あることのために、わざわざ出向く。「何度も—・んでいただき、申し訳ありません」
足(あし)を引(ひ)っ張(ぱ)・る
人の成功や前進をじゃまする。また、妨げとなる。「チームの—・る」
葦(あし)をふくむ雁(かり)
海を渡って遠くへ飛ぶとき、海上で羽を休めるために、枯れ葦を口にくわえていくという雁。→雁風呂(がんぶろ)
足(あし)を踏(ふ)み入(い)・れる
入り込む。また、新たに関係するようになる。「未知の分野に—・れる」
足(あし)を棒(ぼう)に◦する
くたくたに疲れるまであちこち歩きまわる。あることのために奔走するたとえ。「一日中—◦して職を探し回る」
足(あし)を向(む)けて寝(ね)られ◦ない
⇒足を向ける2
足(あし)を向(む)・ける
1 その方向へ行く。 2 (「足を向けて寝られない」の形で)ある人に感謝・尊敬の気持ちを表すときに用いる。
アシンメトリー
《「アシメトリー」とも》非対称。不均衡。「左右—のドレス」
アシーンのほうろうとそのたのし【アシーンの放浪とその他の詩】
《原題The Wanderings of Oisin and Other Poems》イェーツの第一詩集。1889...