網(あみ)の目(め)を潜(くぐ)・る
1 捜査網や監視からうまく逃れる。「—・って海外へ逃亡する」 2 法律・規則の盲点をついて悪事をはたらく。違法行為...
あみの‐よしひこ【網野善彦】
[1928〜2004]歴史学者。山梨の生まれ。渋沢敬三の創設した日本常民文化研究所に勤務し、漁村資料の収集を行う。...
あみ‐のりもの【網乗り物】
近世、士分以上の重罪人の護送に用いた、網を掛けた駕籠(かご)。
あみ‐は【阿弥派】
室町幕府の同朋衆(どうぼうしゅう)で、水墨画を制作した能阿弥・芸阿弥・相阿弥の3代とその周辺の画家。
あみ‐はん【網版】
写真または絵画の複製印刷で、原画の濃淡を網目状の点の大小で再現する製版方法。網目版。写真版。あみ。
あみ‐ば【網場】
魚や鳥をとるために網を仕掛ける場所。また、網を干す場所。
あみ‐ばり【網針】
⇒網結針(あみすきばり)
あみ‐ばり【編(み)針】
編み物に使う竹・金属などの針。棒針・鉤(かぎ)針・アフガン針など。編み棒。
あみ‐びと【網人】
網を使って漁をする人。漁師。あみうど。「浦風に霞を結ぶ—は春の空にや心ひくらん」〈雲葉・一〉
あみ‐ぶね【網船】
網を打ったり、引いたりして魚をとる船。《季 夏》
あみ‐ぼう【編(み)棒】
1 「編み針」に同じ。 2 手編み用の細い棒状の編み針。片方の端に玉のついたもの、両端のとがったものなどがある。棒針。
あみ‐ぼし【網星】
二十八宿の一、亢宿(こうしゅく)の和名。→亢(こう)
あみ‐みどろ【網みどろ】
アミミドロ科の緑藻。湖沼や水田などに生える。長さ約10センチの袋状で、円柱状の細胞が規則正しく結合し、網目をなす。
あみ‐め【網目】
「網の目」に同じ。
あみ‐め【編(み)目】
1 編み物の単位になる、糸を編んだからみ目。「—を数える」 2 糸や竹などを編み合わせたときにできるすきま。「—の...
あみめ‐おり【網目織(り)】
平織りや縞織り・斜文織りなどの無地布の上に、別の縦糸と横糸で網目柄を織り出した織物。和服・ドレス・コートなどに用いる。
あみめ‐かげろう【網目蜻蛉】
アミメカゲロウ目(脈翅(みゃくし)目)の昆虫の総称。翅(はね)の脈は網目状。ひらひらと飛び、灯火に来ることもある。...
あみめ‐ばん【網目版】
⇒網版(あみはん)
あみ‐もと【網元】
漁網・漁船などを所有し、網子(あみこ)(漁師)を雇って漁業を営む者。網主(あみぬし)。
あみ‐もの【編(み)物】
毛糸・綿糸などを編み棒・編み機などで編んで衣類・装飾品などを作ること。また、作ったもの。
あみもようとうろのきくきり【網模様灯籠菊桐】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。安政4年(1857)江戸市村座初演。七之助に犯され娼婦となった奥女中滝川と...
あみ‐やき【網焼(き)】
魚・肉・野菜などを金網にのせて焼くこと。また、その料理。
アミューズメント
娯楽。楽しみ。「—パーク」
アミューズメント‐スペース
娯楽場。特に、ゲームセンターのこと。
アミューズメント‐パーク
遊園地。
アミューズメント‐ロボット
娯楽用に作られたロボット。コンピューターを組み込まれ複雑な運転が可能。
アミラント‐しょとう【アミラント諸島】
《Amirante Islands》セイシェル共和国の小諸島。セイシェル諸島の南西約320キロメートルに位置する。...
アミラーゼ
でんぷん・アミロースやグリコーゲンなどを加水分解し、麦芽糖やグルコースを生成する酵素の総称。生物界に広く分布し、動...
アミル‐アルコール
脂肪族飽和アルコールの一。糖分が発酵するとき、エチルアルコールとともに生じる無色の液体。フーゼル油の主成分。有毒。...
アミロイド
でんぷん類似物質。セルロースを硫酸で処理すると得られ、また、病的に脳・腎臓・膵(すい)臓などに生じることもある。ア...
アミロイド‐ベータ
⇒アミロイドベータ蛋白質
アミロイドベータ‐たんぱくしつ【アミロイドベータ蛋白質/アミロイドβ蛋白質】
《amyloid beta protein》たんぱく質の一種。脳内で過剰に生産され蓄積すると、老人斑とよばれる凝集...
アミロイド‐しょう【アミロイド症】
⇒アミロイドーシス
アミロイドぜんくたい‐たんぱくしつ【アミロイド前駆体蛋白質】
アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβたんぱくの前駆体として知られるたんぱく質。αセクレターゼによっ...
アミロイド‐はん【アミロイド斑】
⇒老人斑1
アミロイドーシス
代謝異常により、たんぱく質の変性したアミロイドが血管壁や心臓・腎臓などに沈着する疾患。原因不明の原発性のものと、結...
アミロプシン
アミラーゼの一。膵(すい)臓・膵液中に含まれる消化酵素。膵液アミラーゼ。
アミロペクチン
でんぷん粒を構成する主成分の一。グルコースの鎖が複雑に分枝・結合したもの。もち米には特に多く含まれ、沃素を加えると...
アミロース
でんぷん粒を構成する主成分の一。グルコースが長い鎖状に連なったもので、水に溶ける。沃素を加えると青藍色になる。
網(あみ)を張(は)・る
1 魚・鳥などを捕るために網を仕掛ける。 2 犯人を捕らえたり、目的の人物をつかまえたりするために、手配をして待ち...
アミン
アンモニアNH3の水素原子を炭化水素基で置換した化合物の総称。置換の数により第1アミン・第2アミン・第3アミンと分...
アミンタ
イタリアの詩人、タッソが執筆した牧歌劇。1573年の作品。同年7月初演。
アミンディビ‐しょとう【アミンディビ諸島】
《Amindivi Islands》インド南西部、アラビア海に浮かぶ諸島。マラバル海岸の西方約300キロメートルに...
アミン‐まったん【アミン末端】
⇒N末端
アミーゴ
友。親友。
アミーバ
⇒アメーバ
アミール
《指揮者・司令官の意》イスラム世界で支配者や王族の称号。首長。
あむ【虻】
アブの古名。「蜻蛉(あきづ)来て、その—をくひて飛びき」〈記・下〉
あ・む【編む】
[動マ五(四)] 1 糸・竹・籐(とう)・針金・髪などを互い違いに組み合わせて、一つの形に作り上げる。そのようにし...
あ・む【浴む】
[動マ上二]湯や水を浴びる。「隠れたる方にて水—・み給ひて」〈栄花・本の雫〉