うみへび‐ざ【海蛇座】
南天の星座の一。蟹(かに)座の南から天秤(てんびん)座の近くまで伸び、全天第一の細長い星座。その中央部は4月下旬の...
うみ‐べ【海辺】
海のほとり。海岸。
うみべのカフカ【海辺のカフカ】
村上春樹の長編小説。平成14年(2002)、上下2冊で刊行。15歳の少年を主人公に据え、オイディプス王の物語をモチ...
うみべのし【海辺の詩】
《原題、(フランス)Poème des rivages》ダンディの管弦楽曲。全4曲。正式名称は交響組曲「海辺の詩」...
うみべのそうりょ【海辺の僧侶】
《原題、(ドイツ)Der Mönch am Meer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。荒れた海を背景に一人の僧...
うみべのでんせつ【海辺の伝説】
森礼子による戯曲。昭和39年(1964)「新劇」誌に掲載。翌年初演。
うみ‐ほおずき【海酸漿/竜葵】
海産の巻き貝の卵嚢(らんのう)。なぎなた状、軍配状など種々の形状があり、ホオズキと同じように口の中で鳴らして遊ぶ。...
うみ‐ほたる【海蛍】
ミオドコパ目ウミホタル科の甲殻類。太平洋沿岸の内湾によくみられる。体の両側に2枚の石灰質の殻をもち、殻長3ミリほど...
うみ‐ぼうず【海坊主】
1 船乗りや漁師の間に伝わる、海上に現れるという坊主姿の大きな化け物。 2 アオウミガメの別名。
うみ‐まつ【海松】
1 海岸に生えている松。 2 ウミカラマツの別名。 3 海藻「みる」にあてた「海松」の訓読み。「おぼつかな今日は子...
海(うみ)も見(み)えぬに船用意(ふなようい)
物事を早まってすること、手回しのよすぎることのたとえ。
うみ‐やなぎ【海柳】
1 ヤナギウミエラの別名。 2 アマモの別名。
うみ‐やま【海山】
1 海と山。「—のシーズン」 2 海のように深く、山のように高いこと。愛情や恩恵などの深く大きいことのたとえ。「—...
うみやまのあいだ【海やまのあひだ】
釈迢空(しゃくちょうくう)(折口信夫)の自撰歌集。大正14年(1925)刊。明治37年(1904)頃から大正14年...
うみやめ‐ぼし【うみやめ星】
二十八宿の一、危宿(きしゅく)の和名。→危(き)
うみゆかば【海行かば】
旧日本海軍儀式歌。歌詞は大伴家持(おおとものやかもち)の長歌(万・四〇九四)からとったもの。東儀季芳(とうぎすえよ...
うみ‐ゆり【海百合】
ウミユリ綱ウミユリ目の棘皮(きょくひ)動物の総称。放射状に伸びた羽状の腕をもつ冠状部と、それを支える長い茎からなり...
うみ‐りんご【海林檎】
古生代のオルドビス紀からデボン紀にかけて繁栄したウミリンゴ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。球形・卵形をし、短い柄で...
うみをかんじるとき【海を感じる時】
中沢けいの短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和53年(1978)、第21回群像新人文学賞を受賞した著者の...
うみをこえたものたち【海を越えた者たち】
笹倉明の小説。昭和55年(1980)、第4回すばる文学賞で佳作となった、著者のデビュー作。
膿(うみ)を出(だ)・す
企業や業界など、組織に蓄積した弊害を取り除き、あるべき状態に戻す。「政界の—・す」
うみをみたことがなかったしょうねん【海を見たことがなかった少年】
《原題、(フランス)Celui qui n'avait jamais vu la mer》ル=クレジオの短編小説。...
うみをみにいく【海をみに行く】
石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフ...
海(うみ)を山(やま)にする
無理なことをするたとえ。
海(うみ)を渡(わた)・る
海を渡って外国へ行く。また、外国に伝わる。「国宝が初めて—・る」「日本の技術が—・る」
う‐む【有無】
1 あることとないこと。あるなし。「在庫の—を問い合わせる」 2 承諾することと断ること。承知と不承知。「事ここに...
う・む【生む/産む】
[動マ五(四)] 1 胎児や卵を母体から外に出す。出産する。分娩する。「卵を—・む」 2 物事を新たに生じる。新し...
う・む【倦む】
[動マ五(四)] 1 退屈する。嫌になる。飽きる。「—・むことなく励む」 2 疲れる。くたびれる。「宵張りすれば明...
う・む【熟む】
[動マ五(四)]果実が熟(じゅく)して、柔らかくなる。うれる。「柿の実が—・む」
う・む【績む】
[動マ五(四)]麻・苧(からむし)などの繊維を細く長くより合わせる。紡ぐ。「—・み始めてから織り終わるまで」〈康成...
う・む【膿む】
[動マ五(四)]腫れ物や傷が、うみをもつ。化膿(かのう)する。「傷口が—・んで痛む」
う・む【埋む】
[動マ下二]「うめる」の文語形。
うむ
[感] 1 相手の言葉を肯定したり承諾したりする語。「—、それもよかろう」 2 思い出したり気がついたりしたときに...
有無(うむ)相通(あいつう)・ずる
一方にあって他方にないものを互いに融通し合ってうまくいくようにする。
ウム‐アル‐カイワイン
アラブ首長国連邦を構成する7首長国の一。連邦北東部、アラビア半島にあり、ペルシア湾に面する。ウンムアルカイワイン。...
ウム‐アル‐クウェイン
⇒ウムアルカイワイン
ウム‐アル‐ラサス
ヨルダン西部にある遺跡。ウマイヤ朝時代の名称はカストロンメファー。マダバの南東約30キロメートルに位置する。古代ロ...
ウム‐エル‐ラサス
⇒ウムアルラサス
ウム‐カイス
ヨルダン北西部の町。イスラエルとの国境近く、ゴラン高原とガリラヤ湖を望む丘の上に位置する。古代ギリシャ、ローマ時代...
うむが・し
[形シク]喜ばしい。めでたい。むがし。「その人の—・しき事、いそしき事を、遂にえ忘れじ」〈続紀宣命・七詔〉
うむがし・む
[動マ四]《形容詞「うむがし」の動詞化》喜ばしいと思う。うれしがる。「いそしみ—・み忘れ給はずとしてなも」〈続紀宣...
うむき【海蛤/白蛤】
ハマグリの古名。「—を膾(なます)につくりてたてまつる」〈景行紀〉
うむき‐な【淫羊藿】
イカリソウの古名。〈本草和名〉
ウム‐スラル‐モハメッド
カタール東部の都市。首都ドーハの北西約20キロメートルに位置する。3階建ての長方形の塔、バルザン塔をはじめ、19世...
ウムタタ
南アフリカ共和国南東部、東ケープ州の都市。ウムタタ川沿いに位置し、港湾都市イーストロンドンと鉄道で結ばれる。かつて...
有無(うむ)の二見(にけん)
仏語。有見と無見。すべての事物を有るとみる立場と、無いとみる立場。ともに一方的で正しくないとされる物の見方。
ウムハラム‐モスク
⇒ハラスルターンテッケ
ウムラウト
1 ドイツ語などで、母音の音色がそれに後続する音節の影響で変化すること。母音変異。また、変化したその母音。変母音。...
有無(うむ)を言(い)わせず
相手の承知・不承知にかかわりなく。無理やり。「—引きずり出す」
うめ【梅】
《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》 1 バラ科の落葉高木。葉...