エンボス
《浮き上がらせる、型押しする、の意》模様や図柄を彫ってあるロールを、紙・布・皮などに押しつけながら転がして、浮き出...
エンボス‐かこう【エンボス加工】
⇒エンボス
エンボス‐レザー
トカゲ・ワニなどの革に似せて模様を型押しした革。
えん‐ぽ【園圃】
果樹・野菜を植えて育てる所。
えんぽう【延宝】
江戸前期、霊元天皇の時の年号。1673年9月21日〜1681年9月29日。
えん‐ぽう【遠方】
遠くの方。遠い所。「—からの客」「—へ旅立つ」
えん‐ぽう【塩法】
中国で、国家が専売とする塩の製造・販売を統制し、密売を取り締まった法律。漢代に始まり、宋代に確立された。→塩課
えんぽうぎゃっこう‐きどう【遠方逆行軌道】
月を周回する探査機などがとる軌道の一つ。月と公転面を同じくし、公転方向に逆行する。月面からの高度は約7万キロメート...
えんぽうしゅう【延宝集】
⇒契沖和歌延宝集
えん‐ポツ【塩ポツ】
塩素酸カリウムの俗称。 [補説]「塩剝」とも書く。「剝」はカリウムの別名ポタシウムの当て字「剝荅叟母」から。
えん‐ぽん【円本】
定価が1冊1円均一の廉価な全集。大正15年(1926)改造社の「現代日本文学全集」に始まり、昭和初期の出版界に同様...
えん‐ぽん【艶本】
男女の性交渉を絵や文章で表現した本。春本。
えんま【絵馬】
⇒えま(絵馬)
えんま【閻魔】
《(梵)Yama-rājaの音写「閻魔羅社(えんまらじゃ)」の略》 「閻魔王」に同じ。 1 閻魔堂。また、閻魔詣...
えん‐マ【炎マ】
「炎上マーケティング」の略。
えんま‐おう【閻魔王】
インド神話で、正法・光明の神。のち死の神と考えられ、仏教では、冥界(めいかい)の王、地獄の王として、人間の死後に善...
えんま‐がお【閻魔顔】
閻魔王のような恐ろしい顔つき。えんまづら。
えん‐まく【煙幕】
戦線で、敵の視界を遮ってその攻撃を困難にしたり、味方の所在・行動などを隠したりするための人工的な煙。
煙幕(えんまく)を張(は)・る
相手に真意を悟らせないために、ごまかしたり、あいまいな言い方をしたりする。「—・って追及をはぐらかす」
えんま‐こおろぎ【閻魔蟋蟀】
コオロギの一種。日本産では最大のコオロギで、体長約2.5センチ。体は褐色または黒褐色で、晩夏、雄はコロコロコロリと...
えんま‐そつ【閻魔卒】
閻魔王に使われて、罪人を責めるという鬼。獄卒。阿防羅刹(あぼうらせつ)。
えんま‐だいおう【閻魔大王】
閻魔王の敬称。
えんま‐ちょう【閻魔帳】
1 閻魔王が死者の生前の行為や罪悪を書きつけておくという帳簿。 2 教師が受け持ちの生徒の成績や出欠などを記入して...
えんま‐ちょう【閻魔鳥】
地獄めぐりのからくりの中で、罪人を追いつめる、作り物の鳥。寛文(1661〜1673)のころ評判になった。「一年は—...
えんま‐てん【閻魔天】
八方天・十二天の一としての閻魔王の称。南方の守護神。図像は冥界十王の場合と異なり、水牛に乗り左手に人頭の幢(どう)...
えんまてん‐くほう【閻魔天供法】
密教で、除病・延寿・安産などを祈るために閻魔王を本尊として行う修法。
えんまてん‐まんだら【閻魔天曼荼羅】
密教で、閻魔天供法を行うときに用いる曼荼羅。人頭の幢(とう)を持ち、白い水牛に乗る温顔の閻魔王を中尊として描いたもの。
えんま‐どう【閻魔堂】
閻魔王を祭ってある堂。京都引接寺(いんじょうじ)(千本閻魔堂)が著名。
えんまどう‐だいねんぶつ【閻魔堂大念仏】
京都大報恩寺(千本釈迦堂)で行われる、千本(せんぼん)念仏のこと。
えんま‐の‐ちょう【閻魔の庁】
閻魔王がいる庁舎。ここで死者の生前の罪を裁くという。
えんま‐むし【閻魔虫】
甲虫目エンマムシ科の昆虫の総称。体長1センチくらい。体は扁平な卵形、黒色で光沢があり、脚は太く短い。触角の中央が赤...
えんま‐もうで【閻魔詣で】
陰暦1月16日(初閻魔)と7月16日(大斎日)に閻魔堂に参詣(さんけい)すること。この日は地獄の釜(かま)のふたが...
えんま‐ら【閻魔羅】
「閻魔王」に同じ。
えん‐まん【円満】
[名・形動] 1 物事のようすや人柄などが、調和がとれていて穏やかなこと。また、そのさま。「—な夫婦」「話が—に収...
えんまんい‐ざ【円満井座】
大和猿楽四座の一。四座中最も古い歴史をもち、興福寺・春日(かすが)神社に奉仕した。のちの金春(こんぱる)座。竹田の...
えんまん‐いん【円満院】
滋賀県大津市にある天台系単立宗教法人の寺。もと園城寺の本坊で三井三門跡の一。寛和3年(987)京都岡崎に悟円法親王...
えんまん‐ぐそく【円満具足】
[名](スル)すべて欠けるところなく備わっていること。完全無欠。「—した人格」
えんまん‐たいしゃ【円満退社】
[名](スル)上司や同僚の理解を得、職務の始末を済ませて互いに気持ちよく退職すること。円満退職。
えん‐み【塩味】
1 料理で、塩のきかせ加減。塩加減。 2 いろいろな事情を考慮して物事を処理すること。手加減。斟酌(しんしゃく)。
えん‐み【魘魅/厭魅】
まじないで、のろい殺すこと。「玉体不予して—を献じ呪咀す」〈愚管抄・二〉
えん‐みょう【円明】
理知円満の境地に達して明らかに悟ること。
えん‐む【煙霧】
1 煙と霧。また、もやや霞(かすみ)。 2 乾いた微小粒子が大気中に浮遊して見通しが悪くなる現象。スモッグ。《季 冬》
えんむ‐き【煙霧機】
農薬を、噴霧器よりもさらに細かい煙霧状にして散布する機械。
えんむ‐しつ【煙霧質】
⇒エーロゾル
えん‐むすび【縁結び】
1 男女の縁を結ぶこと。縁組み。 2 思う人の名と年齢を小さな紙に書いて折り、社寺の格子や木の枝などに結んで、夫婦...
えんむすび‐の‐かみ【縁結びの神】
1 男女の縁を結ぶ神。特に、出雲(いずも)の神。 2 仲人のこと。
えん‐めい【延命】
寿命を延ばすこと。えんみょう。「内閣が—を図る」「—息災(そくさい)」
えん‐めい【艶名】
色恋についてのうわさ。
えんめい‐えん【円明園】
中国、北京の北西郊にあった清朝の離宮。1709年、雍正帝(ようせいてい)が康熙帝(こうきてい)より譲り受けたものを...
えんめい‐かじゃ【延命冠者】
能面の一つで、目を細めて笑っている若男の面。また、それを用いる、「翁」の特殊演出「父尉(ちちのじょう)延命冠者」の...