きゅうせっき‐じだい【旧石器時代】
石器時代のうちで最古の時代。地質学的には更新世にあたる。利器として打製石器・骨角器を使用し、生活は狩猟・採集によっ...
きゅう‐せつ【九折】
坂道などで、曲折が多いこと。つづらおり。「—の道」
きゅう‐せつ【旧説】
以前に唱えられていた説。古い説。
きゅう‐せつ【急切】
[名・形動]切迫していること。また、そのさま。「事の—已(や)む可(べか)らざるに非ずして」〈西周訳・万国公法〉
きゅう‐せつ【急設】
[名](スル)急いで設けること。急に設けること。「救護所を—する」
きゅう‐せん【九泉】
《幾重にも重なった地の底の意》死後の世界。黄泉(こうせん)。よみじ。あの世。また、墓場。「兼ねては父祖の尸(かばね...
きゅう‐せん【弓箭】
1 弓と矢。弓矢。 2 弓矢を取る身。武士。「—の面目とよろこび給へば」〈平治・上〉 3 弓矢で戦うこと。戦い。「...
きゅう‐せん【旧染】
《「きゅうぜん」とも》古くからしみこんでいる習わし。多く悪い習慣をいう。
きゅう‐せん【休戦】
[名](スル) 1 戦争中、合意により戦闘行為を一時中止すること。「—条約」 2 争いごとを一時中止すること。「論...
きゅう‐せん【求仙】
ベラ科の海水魚。全長約25センチ。体は細長くて側扁する。体色は、雄では青みを帯び、雌では赤みを帯びるところから、そ...
きゅう‐せんかい【急旋回】
[名](スル)航空機や艦船などが、急激に曲線を描くようにして進路を変えること。
きゅうせん‐すじ【弓箭筋】
手相で、人さし指と中指の間に入っている筋。剣難の相とされる。「話に聞いた—は、剣難に遭ふといふ筋だ」〈伎・吾嬬鑑〉
きゅうせん‐どう【球泉洞】
熊本県南西部、球磨(くま)川中流の東岸にある鍾乳洞。球磨郡球磨村に位置する。全長4.8キロメートルで、九州でも最大...
きゅうせん‐の‐みち【弓箭の道】
武士としての道。弓馬の道。「—は迷はぬに」〈謡・八島〉
きゅうせん‐はっかい【九山八海】
⇒くせんはっかい(九山八海)
きゅう‐せんぽう【急先鋒】
先頭に立って勢いよく行動したり、主張したりすること。また、その人。「反対派の—に立つ」
きゅう‐ぜん【翕然】
[ト・タル][文][形動タリ]多くのものが一つに集まり合うさま。「ふうむ、—たる同情を集めたものだね」〈佐藤春夫・...
きゅう‐そ【泣訴】
[名](スル)泣いて訴えること。嘆き申し述べること。「窮状を—する」
きゅう‐そ【窮鼠】
追い詰められて逃げ場を失った鼠(ねずみ)。
きゅう‐そう【九想】
⇒くそう(九想)
きゅう‐そう【灸瘡】
灸をすえたあとにできるかさぶた。
きゅう‐そう【穹蒼】
《弓形で青々しているところから》おおぞら。青空。蒼穹(そうきゅう)。
きゅう‐そう【急送】
[名](スル)物品を急いで送ること。「救援物資を—する」
きゅう‐そう【給桑】
蚕に桑の葉を与えること。
きゅう‐そう【璆鏘】
[ト・タル][文][形動タリ]玉や金属が触れ合って美しく鳴り響くさま。また、詩や歌などの旋律の美しいさま。「琳琅(...
きゅう‐そうしき【旧相識】
昔からの知り合い。旧知。旧識。「この人は想うにたがわぬ—にて」〈鴎外訳・即興詩人〉
きゅう‐そく【休息】
[名](スル)仕事などをやめて心身を休めること。くつろぐこと。「しばし—する」
きゅう‐そく【急速】
[名・形動]物事の起こり方や進み方が非常に速いこと。またそのさま。「—な時代の変化」「—に親しくなる」
きゅう‐そく【球速】
野球で、投手の投げる球の速さ。「—についてゆけない」
きゅう‐そくど【急速度】
乗り物や物事の進み方が急激なこと。「状況は—で悪化していった」
きゅう‐そだい【窮措大】
《「措大」は学者・書生の意》貧乏な学者や書生。「今迄はわからずやの—の家に養われて」〈漱石・吾輩は猫である〉
きゅう‐そつ【旧卒】
何年か前に学校を卒業したこと。また、その人。「—者応募可」
窮鼠(きゅうそ)猫(ねこ)を噛(か)む
《「塩鉄論」刑法から》追いつめられた鼠が猫にかみつくように、弱い者も追いつめられると強い者に反撃することがある。
きゅうソれんよくりゅうしゃしえん‐とくべつそちほう【旧ソ連抑留者支援特別措置法】
⇒戦後強制抑留者特別措置法
きゅう‐そん【朽損】
腐っていたむこと。
きゅう‐ぞう【旧蔵】
[名](スル) 1 以前から所蔵していること。また、その物。「—の品を寄贈する」 2 以前に所蔵していたこと。また...
きゅう‐ぞう【吸蔵】
[名](スル)気体が固体に吸収されて、内部に入り込む現象。パラジウムは体積の数百倍の水素を吸蔵する。
きゅう‐ぞう【急造】
[名](スル)急いでつくること。急ごしらえ。にわかづくり。「宿舎を—する」
きゅう‐ぞう【急増】
[名](スル)急にふえること。また、急にふやすこと。「人口が—する」⇔急減。
きゅう‐ぞく【九族】
自分を中心に、先祖・子孫の各4代を含めた9代の親族。高祖父母・曽(そう)祖父母・祖父母・父母・自分・子・孫・曽孫・...
きゅう‐ぞく【旧俗】
昔からの風俗・習慣。旧習。
きゅう‐たい【旧苔】
古い苔(こけ)。年月を経た苔。
きゅう‐たい【旧態】
昔からの状態やありさま。「—に復する」
きゅう‐たい【球体】
球の形をした物体。
きゅう‐たい【球帯】
球面を平行な二平面で切ったとき、その二平面に挟まれる球面の部分。
きゅう‐たい【裘代】
僧服の一。法皇・門跡(もんぜき)および公卿で出家した人が、主として参内のときに着用する。俗人の直衣(のうし)に相当する。
きゅうたい‐いぜん【旧態依然】
[ト・タル][文][形動タリ]もとのままで変化や進歩のないさま。「—とした生活ぶり」
きゅう‐たいしょう【球対称】
温度や密度などが原点からの距離のみに依存し、動径の方向によらないこと。極座標表示の場合、物理量や状態を表す関数が原...
きゅう‐たいせい【旧体制】
これまでの古い体制・制度。「—の打破を叫ぶ」
きゅう‐たいようれき【旧太陽暦】
⇒ユリウス暦(れき)