きゅう‐ちょう【急潮】
1 流れの速い潮流。 2 太平洋岸で、外洋水が沿岸に押し寄せる現象。冬季、沖合を低気圧が通過するときに起こることが...
きゅう‐ちょう【急調】
調子が急なこと。物事の進み方などが速いこと。急調子。「—にこみあげる苦悶の呻き声」〈徳永・太陽のない街〉
きゅう‐ちょう【級長】
旧制度の小・中学校で、児童・生徒の中から選ばれた学級の長。
きゅう‐ちょう【窮鳥】
追いつめられて逃げ場を失った鳥。
きゅう‐ちょうし【急調子】
調子や物事の進み方が非常に速いこと。急テンポ。「—で事が進む」
九腸(きゅうちょう)寸断(すんだん)す
はらわたがずたずたに断ち切られるほど、つらく悲しい。断腸の思い。
きゅうちょう‐の‐てん【九重の天】
1 天の最も高い所。九天。 2 「九重2」に同じ。
窮鳥(きゅうちょう)懐(ふところ)に入(い)れば猟師(りょうし)も殺(ころ)さず
追いつめられて逃げ場を失った者が救いを求めてくれば、見殺しにはできないということのたとえ。
きゅう‐つい【急追】
[名](スル)急いで追うこと。激しく追いかけること。「先行馬を—する」
きゅう‐つい【窮追】
[名](スル)追い詰めること。また、問い詰めること。「敵兵を—して、メーナリスの山下に押し詰め」〈竜渓・経国美談〉
きゅう‐つう【九通】
中国の歴代の制度の沿革を記した9種の書。全2388巻。「通典(つてん)」「通志」「文献通考」「続文献通考」「皇朝文...
きゅう‐つう【窮通】
「窮達」に同じ。「人間の—は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉
きゅう‐てい【九鼎】
《夏(か)の禹(う)王が九つの州から金を貢上させて鼎(かなえ)を作り、天子の象徴として夏・殷(いん)・周3代に伝え...
きゅう‐てい【休廷】
[名](スル)法廷を閉じて裁判を一時休むこと。
きゅう‐てい【泣涕】
[名](スル)涙を流して泣くこと。涕泣(ていきゅう)。「卿速かに去るべし、復た—するなかれ」〈織田訳・花柳春話〉
きゅう‐てい【宮廷】
天皇・国王の居所。
きゅう‐ていこくだいがく【旧帝国大学】
帝国大学を前身とする大学。旧帝大。
きゅうてい‐ご【宮廷語】
宮廷や貴族などの間で用いられる特別な言葉。「おもうさま(お父様)」「おたあさま(お母様)」など。
きゅう‐ていしゃ【急停車】
[名](スル)自動車や電車などを急にとめること。また、自動車や電車などが急にとまること。「—にご注意ください」
きゅうてい‐たいりょ【九鼎大呂】
《大呂は周の太廟(たいびょう)にある大鐘で、九鼎とともに国の重大な宝物》貴重な物、重い地位や名声などのたとえ。
きゅう‐ていだい【旧帝大】
「旧帝国大学」の略。
きゅうていのじじょたち【宮廷の侍女たち】
⇒女官たち
きゅうていのにょかんたち【宮廷の女官たち】
⇒女官たち
きゅうてい‐ひ【宮廷費】
皇室費の一。内廷諸費以外の宮廷諸費に充てられる費用。宮内庁が経理する。→内廷費
きゅうていぶとうかい【宮廷舞踏会】
《原題、(ドイツ)Hofballtänze》ヨーゼフ=ランナーの管弦楽によるワルツ。1840年作曲。ウィンナーワル...
きゅうてい‐ぶんがく【宮廷文学】
宮廷を基盤に栄えた文学。日本では平安時代の文学をさし、ヨーロッパでは、中世封建諸侯の宮廷で好まれた、騎士道と女性崇...
きゅう‐てき【仇敵】
恨みや憎しみをいだいている相手。かたき。「年来の—」
きゅうてきこく‐じょうこう【旧敵国条項】
国連憲章で、第二次大戦で連合国の敵に回った日本・ドイツ・イタリアなど7か国に対する差別を認めた条項。1995年、国...
きゅう‐てつ【九哲】
孔門の十哲のうち、顔回を除いた九人。閔子騫(びんしけん)・冉伯牛(ぜんはくぎゅう)・仲弓・宰予・子貢・子有・子路・...
きゅう‐てつ【丘垤】
蟻塚(ありづか)。
きゅうてつ‐はんしゃ【吸啜反射】
新生児にみられる原始反射の一。口に入ってきたものに吸いついて啜(すす)る行動をさす。母乳を飲むための一連の反射であ...
きゅう‐てん【九天】
1 古代中国で、天を方角により九つに区分したもの。中央を鈞天(きんてん)、東方を蒼天(そうてん)、西方を昊天(こう...
きゅう‐てん【旧典】
1 古い法典。古い制度。 2 古文書。古書。
きゅう‐てん【灸点】
1 灸をすえる所に墨でつける点の印。 2 灸をすえること。
きゅう‐てん【急転】
[名](スル)物事のようすが急に変わること。「事態が—する」
きゅうてん‐えん【九点円】
三角形の各辺の中点、三つの垂線の足、各頂点と垂心とを結ぶ線分の中点の九つの点を通る円。L=オイラーが発見した。
きゅう‐てんかい【急展開】
状況がにわかに大きく進展すること。「事態は想定外の—を迎えた」
きゅうてん‐ちょっか【急転直下】
事態が急転して、速やかに解決や結末に向かうこと。「事態は—解決した」
きゅう‐テンポ【急テンポ】
[名・形動] 1 テンポが速いこと。 2 物事の進展などが非常に速いこと。また、そのさま。急調子。「事件の—な展開」
きゅう‐でん【休電】
[名](スル)電力の供給を一時中止すること。
きゅう‐でん【宮殿】
1 天皇・国王などの住む御殿。 2 神を祭る社殿。
きゅう‐でん【球電】
電光の一種。雷雨のときにまれに現れて、赤黄色の光を放ちながら中空をゆっくり移動する球状のもの。
きゅう‐でん【給田】
中世、領主から荘官や地頭に給与された田畑。貢租を免除された。給地。
きゅう‐でん【給電】
[名](スル)電力を供給すること。
きゅうでんし‐ざい【求電子剤】
電子の授受を伴う化学反応で、相手の化学種から電子を受け取る、または共有する化学種。反応する相手の電子密度の高い部分...
きゅうでんし‐しやく【求電子試薬】
⇒求電子剤
きゅうでんし‐しゅ【求電子種】
⇒求電子剤
きゅうでん‐しれいしょ【給電指令所】
電力系統において、電力を安定して供給するために、電力需要量を常時監視し、供給量の調整を行う組織。 [補説]日本の場...
きゅうでん‐せん【給電線】
1 変電所または発電所から供給地の配電幹線までの電線路。 2 無線装置で、アンテナと送受信機とを結び、高周波電力を...
きゅうでん‐ばし【宮殿橋】
《Dvortsovïy most/Дворцовый мост》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペ...