きょくぶ‐ますい【局部麻酔】
⇒局所(きょくしょ)麻酔
きょく‐へんとうふう【極偏東風】
南極および北極地域の高気圧帯から吹き出し、地球の自転の影響で東から西に吹く風。極風。→偏東風
きょく‐ほ【曲浦】
曲がりくねった形の海岸。「長汀(ちょうてい)—」
きょく‐ほ【極浦】
遠くまで続く海岸。また、はるか遠方にある海岸。「—の波を分け、潮(しほ)にひかれて行く舟は」〈平家・七〉
きょく‐ほう【局方】
「日本薬局方」の略。
きょく‐ほく【極北】
1 北の果て。北極に近い所。 2 物事が極限にまで達したところ。「純文学の—を目指す試み」
きょく‐まり【曲鞠】
まりを使う曲芸。曲手鞠(きょくでまり)。
きょく‐みょう【極妙】
非常に妙味があること。至妙。ごくみょう。
きょく‐む【局務】
1 官庁や企業などの部局の事務。 2 太政官(だいじょうかん)中の外記(げき)の上席の者(大外記)で、少納言局を兼...
きょく‐めん【曲面】
曲線が動いてできる面。連続的に曲がった、平面でない面。数学では、平面の一部分の三次元空間への連続写像。
きょく‐めん【局面】
1 碁や将棋の盤面。また、勝負の形勢。 2 物事の、その時の状況・状態。「新しい—を迎える」「重大な—に立つ」
きょくめん‐ディスプレー【曲面ディスプレー】
⇒湾曲ディスプレー
きょくめん‐モニター【曲面モニター】
⇒湾曲ディスプレー
きょく‐もく【曲目】
演奏される楽曲の名。また、その名を列記したもの。
きょく‐もく【極目】
目のとどく限り。見渡す限り。「—際なき曠原を横ぎり」〈独歩・無窮〉
きょく‐もち【曲持(ち)】
さまざまなものを手・足・肩・腹などで持ち上げ、それを操って見せる曲芸。
きょく‐や【極夜】
南北の極圏で、一日中太陽の昇らない状態が続く現象。南極で5月末から、北極では11月末から、それぞれ約1か月半続く。→白夜
きょくや‐うず【極夜渦】
⇒極渦
きょく‐よう【曲用】
ヨーロッパ諸語などの文法で、名詞・代名詞・形容詞・数詞などが性・数・格などの違いに応じて行う語形変化。動詞の語形変...
きょく‐よう【極洋】
南極や北極に近い海洋。
きょく‐よみ【曲読み】
歌などをさまざまに技巧をこらして読むこと。また、その読み方。
きょくらい【曲礼】
「礼記(らいき)」の編名。
きょく‐りつ【曲律】
楽曲の旋律。メロディー。
きょく‐りつ【曲率】
曲線や曲面の曲がりの度合いを示す値。曲線上の近い二点のそれぞれの接線がつくる角と、二点間の弧の長さとの比の極限値で...
きょくりつ‐えん【曲率円】
曲線上の三点P・Q・Rを通る円Oを考え、Q・Rが曲線上を点Pに限りなく近づくとき、この円Oが限りなく近づく円O′を...
きょくりつ‐ちゅうしん【曲率中心】
曲率円(接触円)の中心。
きょくりつ‐はんけい【曲率半径】
曲率円の半径。曲率中心と曲線までの長さ。曲率の逆数で表される。
きょく‐りゅう【曲流】
[名](スル)河川が曲がりくねって流れること。蛇行(だこう)。
きょく‐りゅう【極流】
北極海・南極海から赤道の方向へ流れる海流。
きょく‐りょう【局量】
心の広さ。度量。「壱岐は元来漢学者の才子で—が狭い」〈福沢・福翁自伝〉
きょく‐りょう【極量】
薬局方に規定された医薬品の最大限の用量。毒・劇薬の個々について、大人の1日量または1回量を定めている。
きょく‐りょく【極力】
[副]力の限りを尽くすさま。できる限り。「—争いを避ける」「—努力する」
きょくリング‐ぎんが【極リング銀河】
中心部と外縁部が別々に回転する構造で、それぞれの回転軸が垂直に近い傾きを呈する銀河。形成の機序は不明だが、2つの銀...
きょく・る【曲る】
[動ラ四]《名詞「きょく(曲)」の動詞化》からかう。ひやかす。「この番頭はこんたまでが—・るぜえ」〈滑・浮世風呂・三上〉
きょく‐れい【曲礼】
立ち居振る舞いなどの細かな礼儀作法。
きょく‐れい【曲領】
古代、武官の礼服(らいふく)の付属具。首を通して肩に当て、その上に裲襠(うちかけ)を着た。
きょく‐ろ【棘路】
《昔、中国で9本の棘(いばら)の木を植えて公卿の座を示したところから》公卿の異称。「いにしへは槐門—の間に九族をな...
きょく‐ろう【極﨟】
1 寺内で最も﨟次(ろうじ)の高い僧。ごくろう。 2 六位の蔵人(くろうど)で、最も年功を積んだ人。一﨟。ごくろう。
きょく‐ろく【曲彔/曲椂】
法会(ほうえ)の際などに僧が用いる椅子(いす)。背のよりかかりを半円形に曲げ、脚をX字形に交差させたものが多い。
きょく‐ろん【曲論】
[名](スル)道理を曲げて論じること。まちがいを正しいものとする議論。「自己の正当化のために—する」
きょく‐ろん【極論】
[名](スル) 1 極端な言い方や論じ方をすること。また、そのような議論。極言。「—すれば人間の歴史は徒労の歴史で...
局(きょく)を結(むす)・ぶ
ある事柄・場面を終わらせる。「激励の辞で書簡の—・ぶ」