きんゆうちょう‐けんさ【金融庁検査】
金融機関の業務が適切に行われているかを確認するために、金融庁が実施する立入検査。金融検査。
きんゆう‐ちょうせつ【金融調節】
中央銀行が公開市場操作などによって短期金融市場の資金量を調整すること。日本では日本銀行が金融政策決定会合で決めた基...
きんゆう‐とっく【金融特区】
《「金融業務特別地区」の略称》金融規制の緩和、税の減免などの優遇措置によって、金融機関の集中を促進する特別な地区。...
きんゆう‐とり【金融取】
「東京金融取引所」の略称。
きんゆうとりひきぎょうきせい‐きこう【金融取引業規制機構】
⇒フィンラ(FINRA)
きんゆう‐の‐しょうけんか【金融の証券化】
⇒セキュリタイゼーション
きんゆうはせい‐しょうひん【金融派生商品】
⇒デリバティブ
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の...
きんゆう‐ひきしめ【金融引(き)締め】
景気の過熱やインフレを抑制するために、中央銀行(日本では日本銀行)が基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)・預金...
きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】
金融市場で資金の需要が供給を上回り、資金調達が困難になる状態。⇔金融緩和。
きんゆう‐ビッグバン【金融ビッグバン】
金融制度の大規模な改革。英国で1986年に行われた証券市場改革(ビッグバン2)、それに先立って米国で1975年に行...
きんゆう‐ふあん【金融不安】
景気の後退や金融機関の経営悪化などで、金融市場や金融機関に対する信用度が低下して、経済の先行きに不安を感じること。...
きんゆう‐ほごしゅぎ【金融保護主義】
1 金融機関が外国から資金を引き上げ、国内に優先的に融資すること。公的資金で救済した金融機関に対して、政府が国内融...
きんゆうほしょう‐がいしゃ【金融保証会社】
⇒モノライン保険会社
きんゆうほしょう‐ほけん【金融保証保険】
元本が確定している金融商品(債券や証券化商品など)の元利払いを保証する保険。例えば、投資家が債券を購入する際、金融...
きんゆう‐もちかぶがいしゃ【金融持(ち)株会社】
銀行・証券会社・保険会社などが設立する持株会社で、傘下の子会社が金融関連の事業を営む会社。一般の事業会社を傘下にお...
きんゆう‐りっこく【金融立国】
金融業を振興・発展させたり、金融システムを整備したりすることで国の繁栄を図ること。 [補説]1980年代に金融自由...
きんゆしゅつ‐かいきん【金輸出解禁】
⇒金解禁(きんかいきん)
きんゆしゅつ‐きんし【金輸出禁止】
金準備の減少を防ぐため、金貨・金地金の輸出を禁止すること。
きんゆ‐ほう【均輸法】
1 中国、漢の武帝が始めた経済政策の一。各地方の特産物を税として納めさせ、政府が不足地に転売する物価調整法。→平準...
きん‐よう【禁厭】
まじないで、病気や災害を防ぐこと。きんえん。
きん‐よう【金容】
⇒こんよう(金容)
きん‐よう【金葉】
金を紙のように薄く打ち延ばしたもの。
きん‐よう【金曜】
週の第6日。木曜の次の日。金曜日。
きん‐よう【鈞窯/均窯】
中国の陶磁の一。乳青色の釉(うわぐすり)をかけた青磁で、紅紫色の斑文(はんもん)を加えたものもある。宋・元代に河南...
きん‐よう【緊要】
[名・形動]非常に重要なこと。差し迫って必要なこと。また、そのさま。「最も—な議題」「国を挙げての取り組みが—である」
きん‐よう【近用】
眼鏡やコンタクトレンズで、手元ほどの近くを見るために用いること。
きんようしゅう【金葉集】
「金葉和歌集」の略。
きんよう‐び【金曜日】
「金曜」に同じ。
きんようもうひ【金羊毛皮】
《原題、(ドイツ)Das goldene Vlies 》グリルパルツァーの3部作の戯曲。1821年、ウィーンにて初...
きんようわかしゅう【金葉和歌集】
平安後期の勅撰和歌集。八代集の第五。10巻。白河法皇の命で、源俊頼(みなもとのとしより)が撰。二度の改撰ののち、大...
きん‐よく【禁欲/禁慾】
[名](スル)本能的な欲望、特に性欲を抑えること。
きんよく‐しゅぎ【禁欲主義】
肉体的また世俗的欲望を抑え、道徳・宗教上の理想を実現しようとする立場。
きんよく‐てき【禁欲的】
[形動]欲望、特に性欲を抑えているさま。「—な生活」
きん‐ら【金鑼】
中国、明・清楽で用いる盆形の打楽器。直径約30センチの銅製の盤で、ひもで下げ、ばちで中央をたたいて鳴らす。
きん‐らい【近来】
近ごろ。最近。副詞的にも用いる。「—にない大盛況を呈する」「—まれな事件」
きんらいはいかいふうていしょう【近来俳諧風体抄】
江戸前期の俳論書。3冊。岡西惟中(おかにしいちゅう)著。延宝7年(1679)刊。俳諧の一般的理論と作法の実際とを、...
きんらいふうていしょう【近来風体抄】
南北朝時代の歌論書。1巻。二条良基著。元中4年(1387)成立。頓阿・慶運・兼好ら同時代歌人についての短評、本歌取...
きんらい‐ぶし【欣来節】
明治時代のはやり歌。「おっぺらぼうのきんらいらい」という囃子詞がつく。
きん‐らん【金蘭】
1 《「易経」繋辞上から》非常に親密な交わり。非常に厚い友情。 2 ラン科の多年草。低山の木陰に生える。高さ約50...
きん‐らん【金襴】
綾地または繻子地(しゅすじ)に金糸で文様を織り出した織物。袈裟(けさ)・能装束・帯地・袋物・表装などに用いる。
きんらん‐ちょう【金襴鳥】
ハタオリドリ科の鳥。全長約15センチ。繁殖期の雄は顔と腹が黒のほかは橙(だいだい)色。それ以外のときは雌と同じく暗...
きんらん‐で【金襴手】
色絵の上に金彩色を施した磁器。中国、明代に流行し日本に輸入された。器物は碗が最も多い。
きんらん‐どんす【金襴緞子】
金襴や緞子。また、高価な織物。「—の帯」
きんらん‐の‐ちぎり【金蘭の契り】
《「易経」繋辞上から》きわめて親密な交わり。金蘭の交わり。
きんらん‐の‐とも【金蘭の友】
《金蘭の契りを交わした友の意》きわめて親密に結ばれている友。
きんらん‐の‐まじわり【金蘭の交わり】
「金蘭の契り」に同じ。
きんらん‐ぼ【金蘭簿】
親しい友人の氏名・住所を記した帳面。
きん‐り【金利】
1 貸金・預金に対する利子。利息。「—がかさむ」 2 元金に対する利子の比率。利率。「—を引き下げる」
きん‐り【禁裏/禁裡】
《みだりにその中に入ることを禁じる意から》 1 天皇の住居。皇居。禁中。御所。 2 天皇。禁裏様。