ぐん‐じん【軍人】
1 軍籍にある人の総称。「職業—」 2 軍士。兵士。いくさびと。
ぐん‐じん【軍陣】
1 軍の陣営。軍営。「—を張る」 2 軍の陣立て。「—を立て直す」
ぐんじん‐こうてい【軍人皇帝】
古代ローマ帝国の内乱時代、235年から285年にかけて、各地の軍隊によって擁立された皇帝たちの総称。50年間に18...
ぐんじん‐しょうぎ【軍人将棋】
⇒行軍将棋(こうぐんしょうぎ)
ぐんじんたち【軍人たち】
《原題、(ドイツ)Die Soldaten》レンツの戯曲。1776年刊、著者没後の1863年に初演。1960年代に...
ぐんじん‐ちょくゆ【軍人勅諭】
明治15年(1882)明治天皇から陸海軍人に与えられた勅諭。旧陸海軍人の精神教育の基本とされた。
ぐん‐すい【軍帥】
一軍を統率する総大将。
ぐん‐せい【軍制】
軍の維持・管理・運用などに関する諸制度の総称。
ぐん‐せい【軍政】
1 軍事に関する政務。 2 戦争・内乱などに際し、軍が行政を担当すること。「—を敷く」⇔民政。 3 明治憲法下で、...
ぐん‐せい【群生】
[名](スル) 1 同一種類の植物が1か所に群がって生えること。「ススキの—する高原」 2 「ぐんじょう(群生)」...
ぐん‐せい【群星】
数多くの星。群がり集まる星。
ぐん‐せい【群棲】
[名](スル)同一種類の動物が、集団をつくって生活すること。「—するシマウマ」 [補説]書名別項。→群棲
ぐんせい【群棲】
黒井千次の長編小説。都会から少し離れた住宅地に住む4家庭の、それぞれの閉塞感を描く。昭和59年(1984)刊行。同...
ぐん‐ぜい【軍勢】
《「ぐんせい」とも》軍の勢力。軍隊。「押し寄せる敵の—」
ぐん‐せき【軍籍】
軍人である資格・身分。兵籍。
ぐん‐せき【群籍】
多くの書籍。群書。
ぐん‐せん【軍扇】
武将が陣中で指揮に用いた扇。多くは骨が黒漆塗り、地紙に日月星辰(せいしん)を描く。
ぐん‐せん【軍船】
水上の戦いに用いる船。いくさぶね。
ぐん‐そう【軍曹】
1 旧日本陸軍の下士官の一。曹長の下、伍長(ごちょう)の上。 2 律令制下、軍団または鎮守府の職員の一。
ぐん‐そう【軍装】
[名](スル) 1 戦闘用の武装をすること。また、その装備。「急に—を整えしめ」〈竜渓・経国美談〉 2 軍服を着る...
ぐん‐そう【群叢】
「群集(ぐんしゅう)4」に同じ。
ぐん‐そく【軍足】
軍用の靴下。太い白の木綿糸で織った靴下。
ぐん‐そくど【群速度】
振動数の異なる波の合成波が全体として伝わる速度。例えば光は物質中では色によって速度が異なるので、各色の速度と群速度...
ぐん‐そつ【軍卒】
兵士。兵卒。
ぐん‐ぞう【群像】
1 多くの人々の姿。「青春—」 2 絵画・彫刻で、人物の集合的構成により、集団的な意志や精神状況を表現したもの。 ...
ぐんぞう【群像】
文芸雑誌。昭和21年(1946)講談社より創刊。純文学の公募新人賞である群像新人文学賞を主催。
ぐんぞう‐げき【群像劇】
⇒群集劇
ぐん‐ぞく【軍属】
軍人でなくて、軍に所属する者。陸海軍文官や技師などの総称。
ぐん‐たい【軍体】
能の三体の一。武人の風姿。
ぐん‐たい【軍隊】
一定の秩序をもって編制された軍人の集団。 [補説]曲名別項。→軍隊
ぐん‐たい【群体】
分裂や出芽によって生じた新しい個体が、母体を離れずに、組織内の連絡を保ちながら生活する個体群。海綿動物・サンゴ・ク...
ぐんたい【軍隊】
《原題、Military》ハイドンの交響曲第100番ト長調の通称。1793年から1794年にかけて作曲。ロンドン交...
ぐんたい‐あり【軍隊蟻】
定まった巣を作らず、集団で狩りをしながら移動する習性をもつアリの総称。熱帯雨林地域に生息し、アメリカ大陸に分布する...
ぐんたい‐てちょう【軍隊手帳】
旧日本陸海軍の下士官・兵に交付された手帳。各人の身分を証明した。 [補説]「軍隊手牒」とも書く。
ぐんたいびょう【軍隊病】
立野信之の短編小説。同作を表題作とする作品集は昭和4年(1929)刊行で、副題は「兵士と農民に関する短篇集」。著者...
ぐんたいポロネーズ【軍隊ポロネーズ】
《原題、(フランス)Militaire》ショパンのピアノ曲、ポロネーズ第3番の通称。イ長調。1838年作曲。ポロネ...
ぐん‐だい【軍代】
⇒陣代(じんだい)
ぐん‐だい【郡代】
1 中世、守護代の称。 2 江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、幕府直轄地の行政にあたった。関東郡代・美濃郡代・飛騨郡...
ぐん‐だい【群大】
「群馬大学」の略称。
ぐんだり【軍荼利】
《(梵)Kuṇḍalīの音写。蛇の意》「軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)」の略。
ぐんだり‐の‐ほう【軍荼利の法】
真言密教で、軍荼利明王を本尊として、調伏や息災・増益(ぞうやく)を祈る修法(しゅほう)。軍荼利明王法。
ぐんだり‐みょうおう【軍荼利明王】
五大明王の一。南方に配される。ふつう一面三目八臂(はっぴ)で武器を持ち、憤怒(ふんぬ)の相をなし、蛇を瓔珞(ようら...
ぐん‐だん【軍団】
1 軍隊編制の単位の一。歩兵2個師団以上の編制で、軍と師団との中間の規模のもの。 2 律令制で諸国に常置された軍事...
ぐん‐だん【軍談】
1 江戸時代の通俗小説で、合戦を題材としたもの。太閤記・甲越軍記など。軍記物。 2 軍記物を節おもしろく読み聞かせ...
ぐん‐だん【群団】
植物の群落を分類するときの単位。構成の似たいくつかの群集をまとめたもの。
ぐんだん‐し【軍談師】
⇒軍記読み
ぐんだん‐もの【軍談物】
講談(講釈)の題材からみた分類の一。合戦場面を中心にした叙事詩的読み物で、講談の源流。修羅場。
ぐんだん‐よみ【軍談読み】
⇒軍記読み
ぐん‐ちのう【群知能】
自然界における生物の群れのふるまいを模した人工知能。アリや魚などの群れを構成する個体は、単純な行動規則をもちながら...
ぐん‐ちゅう【軍中】
1 軍隊または軍営の中。陣中。 2 戦争の間。戦時中。