ケタミン
全身麻酔薬の一つ。1962年、米国の製薬会社パーク‐デービスが開発。日本では、昭和45年(1970)から人用の医薬...
けた‐ゆき【桁行】
建物の桁の長さ。すなわち、一棟(ひとむね)の家の長さ。→梁行(はりゆき)
ケタラール
解離性麻酔薬「ケタミン」の商品名。
け‐だし【蹴出し】
和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。
けだし【蓋し】
[副] 1 物事を確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。「—その通りであろう」 2 (あとに推...
けだし‐く【蓋しく】
[副](あとに推量の意味を表す語を伴って)おそらく。ひょっとして。「吾妹子(わぎもこ)が形見の合歓木(ねぶ)は花の...
けだしく‐も【蓋しくも】
[副]《副詞「けだしく」+係助詞「も」から》 1 (あとに推量または疑問の意味を表す語を伴って)おそらく。ひょっと...
け‐だ・す【蹴出す】
[動サ五(四)] 1 けって出す。「友禅の大きな模様の長襦袢をパッパと—・して」〈魯庵・社会百面相〉 2 費用を節...
け‐だに【毛蜱】
赤色で体表に細かい毛を密生するダニの総称。体長1〜3ミリ。幼虫時代は昆虫・鳥・ネズミなどに寄生するが、成虫は地表で...
け‐だま【毛玉】
1 編物の毛糸などの一部が小さく寄り集まって、玉のようになったもの。 2 猫などの胃や腸の中にたまった毛がかたまっ...
け‐だ‐もの【獣】
《毛の物の意》 1 全身に毛が生え、4足で歩く哺乳動物。けもの。 2 人間としての情味のない人をののしり卑しんでいう語。
け‐だる・い【気怠い】
[形][文]けだる・し[ク]なんとなくだるい。「からだが—・い」 [派生]けだるげ[形動]けだるさ[名]
ケダー
⇒クダ
けち【血/結】
〈血〉⇒けつ 〈結〉⇒けつ
けち
[名・形動] 1 (「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇(りんしょく)。...
けち【結】
1 賭弓(のりゆみ)で勝負を決めること。また、その試合。「右の大殿の弓の—に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・...
けち【闕】
「闕官(けっかん)1」に同じ。「—の侍らざらむには、いかでかは」〈宇津保・蔵開中〉
けち‐えん【血縁】
「けつえん(血縁)」に同じ。「なまめかしきうちしも、—に思はむぞ、あやしき心なるや」〈堤・虫めづる姫君〉
けち‐えん【結縁】
1 仏語。 ㋐仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために手をさしのべて縁を結ぶこと。けつえん。 ㋑世の人が仏法と縁を結...
けち‐えん【掲焉】
[形動ナリ]著しいさま。目立つさま。けつえん。「人の様体、色合ひなどさへ—に顕れたるを見渡すに」〈紫式部日記〉
けちえん‐かんじょう【結縁灌頂】
仏縁を結ばせるために、灌頂壇で諸尊の上に花を投げさせ、当たった仏をその人の有縁の仏として、その仏の印と真言を授けること。
けちえん‐ぎょう【結縁経】
仏縁を結ぶために経文、多くは法華経を書写して供養すること。
けちえん‐はっこう【結縁八講】
仏縁を結ぶために世俗の人が僧を招いて行う法華八講(ほっけはっこう)。
ケチカン
米国アラスカ州南東部の町。米国アラスカ州南東部の町。アレクサンダー諸島のレビラギギードー島南西部に位置する。19世...
け‐ちが・える【蹴違える】
[動ア下一][文]けちが・ふ[ハ下二] 1 けりまちがえる。「—・えてパスが渡らない」 2 けって筋を違える。「頤...
けちが付(つ)・く
縁起の悪いことが起こる。また、よくないことが起こったために物事がうまくいかなくなる。「スタートから—・いた」
けち‐がん【結願】
日数を決めて行った法会や願立てなどの予定日数が満ちること。満願。また、その最終日。けつがん。
けち‐くさ・い【けち臭い】
[形][文]けちくさ・し[ク] 1 いかにもけちである。しみったれだ。「少しの出費を惜しんで義理まで欠くとは—・い...
けち‐けち
[副](スル) 1 わずかな金や物をも出し惜しむさま。「—(と)金をためる」 2 細かいことを口やかましく言うさま...
ケチケメート
ハンガリー中部の都市。ドナウ川、ティサ川の間に位置する。農業、食品加工業が盛ん。14世紀、ハンガリー王ラヨシュ1世...
けち‐つ・く
[動カ四]けちなまねをする。意地汚くまつわりつく。「地者(ぢもの)に—・く奴(やつ)は根性のあつかましいものだから...
けちな稲荷(いなり)
取り柄がないことをしゃれていう語。粗末な稲荷神社には鳥居がないので、音の近い「鳥居」と「取り柄」を掛けたもの。
けち‐の‐げんり【けちの原理】
⇒オッカムの剃刀(かみそり)
けち‐ぶと・い【けち太い】
[形]《近世語》ずうずうしい。ずぶとい。「—・い二才野郎ぢゃな」〈伎・幼稚子敵討〉
ケチマラ‐モスク
スリランカ南西部の町ベルワラにあるイスラム寺院。セイロン島の中で初めてイスラム教が伝来した地であり、同国で最も権威...
けち‐みゃく【血脈】
1 「けつみゃく(血脈)2」に同じ。「—ガ絶エル」〈和英語林集成〉 2 師から弟子へと代々、仏法を正しく伝えること...
けちみゃく‐そうじょう【血脈相承】
祖先から子孫へと血統が伝わるのと同じように、仏教の諸宗でその教義・法統を師僧から弟子に伝えること。
けちみゃく‐ぶくろ【血脈袋】
「けちみゃく2」を入れておく袋。
ケチャ
インドネシアのバリ島の民俗芸能。円陣を組んだ男性の身振りを伴う合唱に合わせて、ラーマーヤナなどを題材とする舞踊劇を...
け‐ちゃく【家嫡】
本家の家督を継ぐべき人。本家の嫡子。「徳大寺殿は一の大納言にて、花族栄耀、才学雄長、—にてましましけるが」〈平家・一〉
ケチャップ
野菜を煮て裏ごしにかけ、調味料・香辛料を加えた洋食用のソース。特に、トマトケチャップをさすことが多い。
ケチュア‐ぞく【ケチュア族】
《Quechua》南米、エクアドルからペルー・ボリビアにかけてのアンデス山地に居住する民族。ケチュア語を話す。
け‐ちょう【怪鳥/化鳥】
怪しい鳥。不気味な鳥。かいちょう。「是は—か変化(へんげ)か」〈盛衰記・一六〉 [補説]書名別項。→化鳥
けちょう【化鳥】
泉鏡花の小説。明治30年(1897)、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番...
けちょう‐ふう【化鳥風】
宝永(1704〜1711)ごろ、貞門末流の立羽不角(たちばふかく)らを中心に興った俳諧の流派。榎本其角(えのもとき...
けちょん‐けちょん
[形動]徹底的にやりこめるさま。さんざん。こてんこてん。「—にやっつける」
け‐ちらか・す【蹴散らかす】
[動サ五(四)]「蹴散らす」に同じ。「放水でデモ隊を—・す」
け‐ちら・す【蹴散らす】
[動サ五(四)] 1 けって乱し散らす。けちらかす。「子供が落ち葉の山を—・す」 2 追い払ってちりぢりにする。追...
けち‐りん
(下に打消しの語を伴って用いる)非常にわずかなこと。ほんの少し。「おれが済みすましを付けたから—も間違(まちげえ)...
けち・る
[動ラ五]《「けち」の動詞化》出しおしむ。けちけちする。「チップを—・る」