げんきょく‐ざい【減極剤】
電池や電解槽での反応に際して起こる分極を減らす物質。分極は主として電極に生じる水素によって起こるため酸化剤が用いら...
げんきょく‐したいか【元曲四大家】
元曲の四人の代表的作家、関漢卿・鄭光祖・白樸・馬致遠の総称。関鄭白馬と略称する。
げんきょく‐せい【限局性】
炎症や腫瘍(しゅよう)などの病的変化が、狭い範囲内に限られていること。「—外耳道炎」
げんきょくせい‐アミロイドーシス【限局性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、脳・皮膚・肺・...
げんきょくせい‐がくしゅうしょう【限局性学習症】
⇒学習障害
げん‐きん【元金】
1 もときん。がんきん。「一年の貢税をもって—の幾許を返し」〈露伴・二宮尊徳翁〉 2 「元禄金(げんろくきん)」の略。
げん‐きん【現金】
[名] 1 手持ちのかね。その場で受け渡しをすることのできる金銭。また、金銭をその場で受け渡しすること。キャッシュ...
げん‐きん【厳禁】
[名](スル)きびしく禁じること。厳重に禁止すること。「駐車を—する」「火気—」
げんきん‐あきない【現金商い】
現金で商品の売買をすること。⇔掛け商い。
げんきん‐いさん【現金違算】
⇒現金過不足
げんきん‐うり【現金売り】
現金と引き換えで商品を売ること。
げんきん‐かきとめ【現金書留】
書留の一種。郵便局で販売されている所定の封筒に現金を入れて郵送する。
現金(げんきん)掛(か)け値(ね)なし
1 掛け売りをしないで、正札どおりに現金取引で商品を売ること。元禄(1688〜1704)ごろ、江戸の呉服店三井越後...
げんきん‐かふそく【現金過不足】
営業後、帳簿やレジなどによる計算と、実際の現金額が異なること。現金違算。
げんきん‐かんじょう【現金勘定】
簿記で、日々収支する現金を処理して、手元の現金有高を示す勘定科目。
げんきん‐がい【現金買い】
現金と引き換えで商品を買うこと。
げんきんけっさいがた‐スワップ【現金決済型スワップ】
取引の原資産となる株式や商品の価格の変動に伴う損益を現金で決済する、スワップ取引。
げんきん‐しゅぎ【現金主義】
1 会計処理上の概念の一つ。ある取引による損益や費用を、現金の受け渡しがあった時点で計上すること。→発生主義 2 ...
げんきん‐じどうあずけばらいき【現金自動預け払い機】
⇒エー‐ティー‐エム(ATM)
げんきん‐じどうしはらいき【現金自動支払機】
⇒キャッシュディスペンサー
げんきん‐すいとうちょう【現金出納帳】
現金の収入・支出の明細を記録し、残高を明らかにするための帳簿。金銭出納帳。
げんきん‐つうか【現金通貨】
法律によって強制通用力が与えられた貨幣。中央銀行が発行する銀行券と政府が発行する貨幣(硬貨)の総称。マネーストック...
げんきん‐とりひき【現金取引】
商品の受け渡しと同時に、その代金の授受を行う取引。⇔掛け取引。
げんきん‐どうとうぶつ【現金同等物】
容易に換金でき、価格の変動によるリスクの少ない短期投資をいう。満期が3か月以内の定期預金、譲渡性預金(CD)・コマ...
げんきん‐どんや【現金問屋】
小売業者などに対して、現金決済で商品を販売する卸売業者。
げんきん‐わりびき【現金割引】
掛け売り商品の代金を買い手が期日以前に現金で支払うとき、売り手がその代金を値引きすること。
げん‐ぎ【玄義】
1 奥深くて微妙な意味。幽玄な教義。 2 キリスト教で、啓示によってのみ示される信仰の奥義。
げん‐ぎ【言議】
議論すること。言論。「浅薄な—も多かったろうが」〈風葉・青春〉
げん‐ぎ【原義】
その言葉が本来もっていた意味。もとの意味。原意。「言葉の—をただす」「—未詳」
げん‐ぎょ【言語】
「げんご(言語)」に同じ。「旦暮の説法読誦の声は市人(しじん)の—よりも多からしむ」〈浄・出世景清〉
げん‐ぎょう【現形/顕形】
形をあらわすこと。また、その形。げぎょう。「敵—イタイタ」〈日葡〉
げん‐ぎょう【現業】
1 現場の業務。事務や営業などでなく、工場や作業場で行う労務。 2 現業官庁。また、現業官庁の職員。
げんぎょう‐かんちょう【現業官庁】
公共事業や現業などの事業役務を行う官庁。気象庁・水産庁・海上保安庁・林野庁、かつての郵政省・印刷局・造幣局など。現...
げんぎょう‐ちょう【現業庁】
⇒現業官庁
げんぎょししゅろん【言語四種論】
江戸時代の語学書。1巻。鈴木朖(すずきあきら)著。文政7年(1824)刊。国語の品詞を体ノ詞、形状(ありかた)ノ詞...
げん‐ぎん【現銀】
手持ちのかね。現金。近世、通貨として銀貨を主に使った上方でいう。「万(よろづ)—売りに、掛け値なしと相定め」〈浮・...
げん‐く【言句】
短い言葉。文句。ごんく。
げん‐く【原句】
引用されたり翻訳されたりする以前の原典の句。また、添削・推敲(すいこう)する前の俳句。
ゲンク
ベルギー北東部の都市ヘンクのフランス語名。
げんくう【源空】
法然(ほうねん)の諱(いみな)。
げん‐くらべ【験競べ】
僧・修験者が左右に分かれて、修行して得た法力をきそい合うこと。「七月十五日安居(あんご)の終はる夜—を行ひけるに」...
げんくろう‐ぎつね【源九郎狐】
1 伝説で、大和にいたといわれるいたずら狐。播磨(はりま)の刑部狐(おさかべぎつね)の兄弟とされる。 2 浄瑠璃「...
げんくろう‐よしつね【源九郎義経】
源義経(みなもとのよしつね)の通称。
げん‐くん【元勲】
国家に尽くした大きな功績。また、その功績のある人。特に、明治維新に大功のあった西郷隆盛・木戸孝允(きどたかよし)・...
げん‐くん【厳君】
他人の父を敬っていう語。父君。
げん‐け【幻化】
仏語。幻と化。幻はまぼろし、化は仏・菩薩(ぼさつ)の神通力による変化(へんげ)。実体のない事物、また、すべての事物...
げん‐け【源家】
源氏(げんじ)の一族。
げん‐けい【元型】
《archetype》ユングの用語。集合的無意識の領域にあって、神話・伝説・夢などに、時代や地域を超えて繰り返し類...
げんけい【元慶】
⇒がんぎょう(元慶)
げん‐けい【原形】
もとのかたち。変化する前のかたち。「—に復する」「—を保つ」