こく‐じ【告辞】
あらたまって告げ知らせる言葉。「卒業式の—」
こく‐じ【刻字】
[名](スル)文字をきざみつけること。また、その文字。
こく‐じ【国字】
1 その国の言語を表記するものとして通用もしくは正式に認可されている文字。 2 漢字に対して仮名をいう。 3 漢字...
こく‐じ【国事】
国家に直接関係する事柄。特に、政治にかかわる事柄。「—に携わる」「—に奔走する」
こく‐じ【国璽】
国家の表象として用いる印。日本では明治元年(1868)から使われ、現用のものは明治7年(1874)に作製された約9...
こく‐じ【酷似】
[名](スル)非常によく似ていること。そっくりなこと。「写真で見た人物に—している」
こくじ‐かい【国字解】
漢籍をわかりやすく国語で解釈すること。また、その書物。
こくじ‐こうい【国事行為】
日本国憲法の定めるところにより、天皇が内閣の助言と承認によって行う国事に関する形式的・儀礼的な行為。法律などの公布...
こくじ‐しょうしょ【国璽尚書】
《Lord Privy Seal》英国で、国璽を保管する大臣。
こくじ‐はん【国事犯】
国の政治上の秩序を侵害する犯罪。内乱罪や政治的騒乱罪(そうらんざい)などがこれにあたる。政治犯。
こくじ‐もんだい【国字問題】
一国内の文字またはその字体などをどのように定めるかの問題。特に、日本の常用文字をどのように定めるかの問題。漢字廃止...
こく‐じゅ【国樹】
その国を代表するものとされている樹木。日本の桜、カナダのサトウカエデなど。
こく‐じゅん【国循】
「国立循環器病研究センター」の略称。
こく‐じょう【国情/国状】
国の政治・経済・文化などの状況。「—を視察する」「—不安」
こく‐じょう‐けん【国情研】
「国立情報学研究所」の略称。
こくじょう‐じ【国上寺】
新潟県燕市にある真言宗豊山派の寺。山号は雲高山。8世紀初頭の創建と伝える。もと弥彦神社の別当寺で、境内に良寛が住ん...
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
八大地獄の第二。殺生と偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ、熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。
こく‐じょく【国辱】
国のはじ。国の面目にかかわる恥辱。国恥。「—的行為」
こく‐じん【国人】
1 一国の人民。その国の人。国民。 2 国衙(こくが)領の住民のうち、特に有力名主層の称。中世では幕府の支配に抗し...
こく‐じん【黒人】
黒色人種に属する人。
こくじん‐いっき【国人一揆】
中世、国人・国衆(くにしゅう)らの地域的な連合組織。特定の目的のために結束し、内部規律を保つために一揆契状を作成し...
こくじん‐れいか【黒人霊歌】
アフリカ系アメリカ人の宗教歌。「旧約聖書」にちなんだ歌詞が多く、奴隷制に縛られた生活を反映。シンコペーションの多い...
こく‐すい【国粋】
その国の国民性または国土の特徴となる長所や美点。
こくすい‐しゅぎ【国粋主義】
自国の歴史・政治・文化などが他国よりもすぐれているとして、それを守り発展させようとする主張・立場。
こくすい‐ねつ【黒水熱】
マラリア患者に起こる急性の赤血球崩壊症。高熱・頭痛・嘔吐(おうと)・下痢・黄疸を起こし、黒褐色の尿が出る。
こくすう‐せん【石数船】
大きさを石数で言い表した船。五百石船・千石船など。大きさをトン数で表示する西洋型船に対して、旧来の和船をいったもの。
こく‐スポ【国スポ】
「国民スポーツ大会」の略称。
こく・する【克する/剋する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 五行の運行で、相克する。また、二つのものが対立して互いに争う。「両性の相(あ...
こく・する【刻する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 刃物などで石や木に彫りつける。きざみつける。「石碑に名を—・する」 2 区切...
こく・する【哭する】
[動サ変][文]こく・す[サ変]大声を上げて泣く。慟哭(どうこく)する。「異郷に去って、激しい自分の運命を—・した...
コクスン‐ホール
中央アメリカ、ホンジュラス北部、カリブ海にあるバイア諸島のロアタン島の都市。イスラス‐デ‐ラ‐バイア県の県都。クル...
こ‐くず【木屑】
木の切りくず。きくず。
こく‐せい【国姓】
中国で、時の帝王の姓。漢の劉(りゅう)、唐の李(り)など。
こく‐せい【国政】
国の政治。立法・司法・行政のすべてを含む。日本国憲法上、天皇は国政に関する権能を持たない。「—に参与する」
こく‐せい【国勢】
国の勢い。国の情勢。国の人口・産業・資源などの総合的な状態。
こく‐せい【哭声】
泣き叫ぶ声。「遥に啾々(しゅうしゅう)たる婦人の—あり」〈竜渓・経国美談〉
こくせい‐じ【国清寺】
中国浙江(せっこう)省の天台山にある寺。天台宗の総本山。隋の天台大師智顗(ちぎ)の遺言で建てた天台山寺を改名。日本...
こくせい‐せいとう【国政政党】
政治団体のうち、公職選挙法などの定める政党の要件を満たすもの。→地域政党
こくせい‐せんきょ【国政選挙】
国政に関連する選挙。国会議員を選出する選挙。日本における衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙の総称。→地方選挙
こくせい‐ちょうさ【国勢調査】
国の人口・世帯の構造や就業状態などを明らかにするため、全世帯を対象に、一定の周期で、全国一斉に行われる、大規模な全...
こくせい‐ちょうさけん【国政調査権】
国会が有する立法権および行政監督の権限を有効に行使するため、国会が自ら国政に関して調査を行う権能。衆参両議院はそれ...
こくせい‐とうけい【国勢統計】
国内の人口や世帯の実態を明らかにすることを目的とする基幹統計。総務省が、5年に一度、国勢調査を行って作成する。
こく‐せき【刻石】
石に文字・絵などをきざみつけること。また、その石。
こく‐せき【国籍】
1 国家の所属員としての資格。「—を取得する」「二重—」 2 航空機・船舶などが一定の国に所属する資格。「—不明の...
こくせき‐さいばんかん【国籍裁判官】
国際司法裁判所に付託された紛争を処理する法廷に臨時に出席することを認められる、紛争当事国の国籍を有する裁判官。
こくせき‐じ【黒石寺】
岩手県奥州市水沢区黒石町にある天台宗の寺。山号は妙見山。天平元年(729)行基の開創と伝える。江戸時代は仙台藩主伊...
こくせき‐の‐かいふく【国籍の回復】
⇒再帰化
こくせき‐の‐ていしょく【国籍の抵触】
一人の人が同時に2か国以上の国籍を持ったり、どこの国籍をも持たなかったりすること。前者を国籍の積極的抵触または重国...
こくせき‐ほう【国籍法】
日本の国籍の取得および喪失に関して規定している法律。明治32年(1899)公布、昭和25年(1950)全面改正。
こくせき‐りだつ【国籍離脱】
自己の意思により国籍を離れること。