こじま‐わん【児島湾】
岡山県南部の湾。江戸時代から干拓が行われ、西部は昭和34年(1959)堤防で締め切られて児島湖となった。
コジモ‐デ‐メディチ
[1389〜1464]イタリア、フィレンツェの支配者。市民ながら巨富によって専制君主となる。一時追放されたが、帰国...
こ‐じもく【小除目】
春秋のほかに臨時に行われる小規模の除目。臨時の除目。
コジャアフメドヤサウィ‐びょう【コジャアフメドヤサウィ廟】
《Qoja Axmet Yassawï kesenesi/Қожа Ахмет Яссауи кесенесі》カ...
こ‐じゃく【孤弱】
[名・形動]幼くて身寄りがないこと。また、そのさまや、その人。「彼らの—を憐れんで」〈中島敦・山月記〉
こ‐じゃく【枯寂】
[名・形動]淡々としてものしずかなこと。また、そのさま。「—な山居」
こ‐じゃれた【小洒落た】
ちょっとしゃれた。ちょっと見たところではしゃれた様子である。「—レストラン」 [補説]ふざけたの意の「小戯れた」は別語。
こ‐じゅ【古樹】
長い年月を経ている樹木。古木(こぼく)。
こ‐じゅ【孤樹】
ぽつんと1本だけ立っている樹木。
こ‐じゅう【扈従】
[名](スル)⇒こしょう(扈従)
こ‐じゅうと【小舅/小姑】
夫や妻の兄弟姉妹。姉妹をさす場合、正しくは「小姑(こじゅうとめ)」という。
小姑(こじゅうと)一人(ひとり)は鬼(おに)千匹(せんびき)にむかう
嫁にとって、小姑一人は鬼千匹にもあたるほど恐ろしく、苦労の種であること。小姑は鬼千匹。
こ‐じゅうとめ【小姑】
夫や妻の姉妹。こじゅうと。
こ‐じゅうにんぐみ【小十人組】
江戸幕府の常備軍事組織の一。若年寄に属し、戦時には将軍馬廻りの警固に当たり、平時には小十人番所に勤番し、将軍出行の...
こ‐じゅけい【小綬鶏】
キジ科の鳥。全長27センチくらい。褐色で黒い斑紋があり、胸は青灰色。「ちょっと来い」と聞こえる高い声で鳴く。中国南...
こ‐じゅりん【小寿林】
ホオジロ科の鳥。全長約15センチ。背が赤褐色で、雄は頭が黒い。東アジアに分布。日本では留鳥または漂鳥として、高原な...
こ‐じょいん【小書院】
母屋(もや)から張り出した部屋。小さな書院。小座敷。
こ‐じょう【小尉】
能面の一。気品のある老人面。室町初期の面打ち小牛清光の創作といわれ、脇能物の前ジテなどに用いる。小牛尉(こうしじょう)。
こ‐じょう【古状】
古い書状。古人の書状。
こ‐じょう【古城】
古い城。ふるじろ。
こ‐じょう【孤城】
1 ただ一つぽつんと建っている城。 2 敵に囲まれて、孤立している城。
こ‐じょう【弧状】
弓なりに曲がっていること。弓状。
こ‐じょう【枯条】
かれた枝。
こ‐じょう【湖上】
1 湖の上。 2 湖のほとり。
こじょう‐かいどう【古城街道】
《Burgenstraße》ドイツ南西部の都市マンハイムから東に向かい、チェコのプラハに至る道路の通称。全長約10...
こじょうのびじん【湖上の美人】
《原題、The Lady of the Lake》スコットの物語詩。1810年刊。スコットランドのカトリン湖を舞台...
こじょう‐らくじつ【孤城落日】
《王維「送韋評事詩」から》孤立無援の城と、西に傾く落日。勢いが衰えて、ひどく心細く頼りないことのたとえ。
こ‐じょうるり【古浄瑠璃】
浄瑠璃のうち、竹本義太夫が近松門左衛門と提携して義太夫節を完成する以前の各派の総称。京都の角太夫節・嘉太夫(かだゆ...
こじょう‐れっとう【弧状列島】
大陸と大洋との境に位置し、弧状に配列する列島。弧は大洋に向かって張り出し、外側に海溝や重力異常帯があり、地震帯・火...
こ‐じょうろう【小上﨟】
大臣・納言(なごん)・参議など公卿(くぎょう)の娘で、女官となった者。大上﨟の下、中﨟の上の位。唐衣(からぎぬ)・...
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう...
こ‐じょろう【小女郎】
女の子。少女。「—が、又はたと襖(ふすま)を立て切った」〈漱石・草枕〉
こじょろう【小女郎】
浄瑠璃「博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)」の登場人物。京の商人小町屋惣七の愛人で、博多柳町の遊女。
こじ‐らいれき【故事来歴】
事柄について伝えられてきた歴史。その事の出所・経歴など。「寺の—を調べる」
こじら・す【拗らす】
[動サ五(四)]「拗らせる」に同じ。「話し合いを—・す」「風邪を—・して肺炎になる」 [動サ下二]「こじらせる」の...
こじら・せる【拗らせる】
[動サ下一][文]こじら・す[サ下二] 1 物事をもつれさせ、処理を難しくする。めんどうにする。「問題を—・せる」...
こ‐じり【鐺/璫】
《「木後(こじり)」の意》 1 垂木(たるき)の端。また、それにつけた金属の飾り。 2 刀剣の鞘(さや)の末端の部...
こ‐じり【湖尻】
湖の水の流出口のある所。→湖頭
こじり‐あて【鐺当て】
「鐺咎(こじりとが)め」に同じ。
鐺(こじり)が詰(つ)ま・る
《鐺が詰まると刀の抜き差しがならなくなるところから》借金の払いができず動きがとれなくなる。「当たる所が嘘八百、いか...
こじり‐とがめ【鐺咎め】
1 武士がすれ違うときに、双方の刀の鐺が触れ合うのを、無礼だとしてとがめること。鐺当て。鞘当て。 2 ちょっとした...
こじ・る【抉る】
[動ラ五]《「こじる」(上一)の五段化》 1 すきまなどに物をさし入れてねじる。「雨戸を—・って開ける」 2 ひね...
こ・じる【抉じる】
[動ザ上一][文]こ・ず[ザ上二]「抉(こじ)る」(五段)に同じ。「再び火箸で戸の間を—・じた」〈近松秋江・疑惑〉...
こじ・る【拗る】
[動ラ下二]「こじれる」の文語形。
こじるいえん【古事類苑】
百科事典。1000巻。和装本は本文350冊、ほか総目録と索引。洋装本51冊。明治29〜大正3年(1896〜1914...
こじれ【拗れ】
こじれること。「感情の—」
こじ・れる【拗れる】
[動ラ下一][文]こじ・る[ラ下二] 1 物事がもつれて、うまく進まなくなる。「交渉が—・れる」 2 病気が治らな...
こ‐じわ【小皺】
細かいしわ。「—が寄る」
こ‐じん【古人】
昔の人。また、昔のすぐれた人。「—の教えに学ぶ」⇔今人(こんじん)。
こ‐じん【故人】
1 死んだ人。「—を弔う」「—となる」 2 古くからの友人。昔の友達。旧友。「懐かしくなった—を訪(と)うように」...