こ‐ぶし【小節】
1 木の節の小さいもの。 2 民謡・歌謡曲などで用いられる装飾的な発声技巧、およびそれによる細かい節回し。「—をき...
こぶし【辛夷/拳】
モクレン科の落葉高木。山野にみられ、葉は幅広の倒卵形。春、葉より先に、大形の香りのある白色の6弁花をつける。秋に実...
こ‐ぶし【古武士】
剛毅実直な昔の武士。
こぶし‐あがり【拳上(が)り】
1 槍など、長い武器を持って構える際、その先端が、下がるように手もとを上げて持つこと。⇔拳下がり。 2 鉄砲や弓を...
こぶし‐うち【拳打ち】
互いにこぶしで打ち合う技。拳法の類。
こぶし‐だけ【甲武信岳】
山梨・埼玉・長野の3県境にある秩父(ちちぶ)山地の高峰。標高2475メートル。甲斐・武蔵・信濃の国境にあるところか...
こぶし‐がに【拳蟹】
十脚目コブシガニ科のカニ。砂泥底にすむ。甲幅約3センチ。甲は半球形で、淡赤色に黄色の斑点が並ぶ。東京湾以南に分布。
こぶし‐ぎぬ【小節絹】
節のある玉糸を横糸に用いた平織りの絹織物。着物の裏に使用する。
こぶし‐さがり【拳下(が)り】
1 槍など長い武器を持って構える際、その先端が手もとより上がるようにすること。⇔拳上がり。 2 鉄砲や弓などを構え...
こぶし‐ばな【拳鼻/拳端】
こぶし状の木鼻(きばな)。
こぶ‐しょうしょ【戸部尚書】
民部卿(みんぶきょう)の唐名。
こ‐ぶしん【小普請】
1 小規模な造営修築工事。 2 江戸時代、禄高三千石未満の旗本・御家人のうち、非役の者の称。小普請支配に属する。
こぶしん‐いり【小普請入り】
江戸時代、職務上の失態または疾病・老衰などによって職を免ぜられた旗本・御家人が小普請支配に編入されること。
こぶしん‐かた【小普請方】
江戸幕府の職名。小普請奉行の下役。
こぶしん‐きん【小普請金】
江戸幕府が小普請の費用として、非役の旗本・御家人に課した上納金。
こぶしん‐ぐみ【小普請組】
「小普請2」が編入された組。
こぶしん‐しはい【小普請支配】
江戸幕府の職名。老中に属し、「小普請2」を支配し監督する役。
こぶしん‐ぶぎょう【小普請奉行】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、江戸城本丸以下幕府関係の建物の営繕をつかさどった。
こぶ‐じめ【昆布締め】
塩をした魚を昆布で挟み、その風味を魚肉に移し身をしめること。また、そのように処理した食品。
こ‐ぶすま【小衾】
ふすま。夜具の掛け布団。「庭にたつ麻手(あさで)—今夜(こよひ)だに妻寄しこせね麻手—」〈万・三四五四〉
こ‐ぶた【小豚/子豚】
小さいブタ。また、ブタの子。
こぶ‐だい【瘤鯛】
スズキ目ベラ科の海水魚。全長約1メートルに達する。体は側扁し、体色は紫赤色。成熟した雄では前頭部が突出して大きなこ...
こぶ‐だし【昆布出汁】
昆布を煮てとっただし汁。
こぶ‐だし【瘤出し】
石面の仕上げ法の一。表面に粗く凹凸をつける。
こぶ‐だら【昆布鱈】
⇒鱈昆布(たらこぶ)
こぶ‐ちゃ【昆布茶】
細かく刻んだり粉末にしたりした昆布に熱湯を注いだ飲み物。
こ‐ぶつ【古仏】
1 昔の仏像。 2 禅宗で、悟りをひらいた高僧の敬称。 3 過去世の仏。
こ‐ぶつ【古物/故物】
1 使い古した品物。また、使用済みの不用になった品物。中古(ちゅうぶる)。セコハン。 2 古くから伝わる由緒のある...
こ‐ぶつ【個物】
《(ドイツ)das Einzelne/Einzelding》哲学で、他と区別される、一つ一つの物。個体。
こぶつえいぎょう‐ほう【古物営業法】
古物の売買業務に規制等を課し、盗品の売買等を防止することなどを目的に制定された法律。昭和24年(1949)施行。古...
こぶ‐つき【瘤付き】
1 再婚しようとする女性に連れ子のあること。また、その女性。 2 小さい子供などを伴っていること。「—で外出する」
こぶつ‐しょう【古物商】
古物を売買・交換することを営業とする者。また、その営業。ふるものしょう。
コブデン
[1804〜1865]英国の政治家。自由放任主義者で自由貿易を主張し、J=ブライトとともに穀物法反対運動を成功させた。
こ‐ぶとり【小太り/小肥り】
[名・形動](スル)ちょっと太っていること。太り気味のこと。また、そのさま。「丸顔で—な(の)人」「—している人」
こぶ‐とり【瘤取り】
昔話の一。鬼の酒盛りに出会った爺(じじい)が踊りの仲間入りをして喜ばれ、また来るようにとほおのこぶをとられる。これ...
コブド
⇒ホブド
こ‐ぶな【小鮒】
小さいフナ。
こぶな‐ぐさ【小鮒草】
イネ科の一年草。あぜや原野に生え、高さ30〜40センチ。葉は卵形で基部は茎を抱く。秋、淡緑または赤紫色の花穂をつけ...
こ‐ぶね【小舟/小船】
小さな舟。おぶね。
小舟(こぶね)に荷(に)が勝(か)つ
自分の能力以上の重い責任を負うことのたとえ。
こぶ‐のし【昆布熨斗】
⇒こんぶのし
こぶ‐はくせん【股部白癬】
⇒頑癬
こぶ‐はくちょう【瘤白鳥】
カモ目カモ科の鳥。全長約1.5メートル。全身白色。くちばしは橙(だいだい)色で、その付け根にこぶがある。翼を背側に...
こぶ‐まき【昆布巻(き)】
⇒こんぶまき
こぶ‐ようじ【瘤楊枝/昆布楊枝】
皮つきのままの材で作ったようじ。
こぶら【腓】
「こむら」に同じ。
コブラ
有鱗(ゆうりん)目コブラ科の毒蛇の総称。インドコブラ・キングコブラなど。ほとんどが全長約1メートル。怒ると首の部分...
こぶら‐がえり【腓返り】
「こむらがえり」に同じ。
コブラ‐ゴールド
タイで行われる太平洋地域で最大規模の多国間合同軍事演習。米国とタイの二国間訓練として1982年に始まり、2000年...
コブラー
米国の菓子の一。深皿に入れて焼いたフルーツパイ。アイスクリームなどを添えて食べることが多い。