ごう‐はん【合板】
《「ごうばん」とも》薄い板を3枚またはそれ以上の奇数枚、木目が直交するように重ねて接着剤で張り合わせたもの。ベニヤ...
ごう‐はん【強飯】
山盛りの飯を食うことを強制する儀式。日光輪王寺(りんのうじ)で、正月・4月の祭礼、12月の餅練(もちね)りなどに、...
ごう‐ばつ【劫罰】
地獄のように果てしなく続く断罪。きわめて長い時間、与えられる罰。
ごう‐ひ【合否】
合格と不合格。また、合格か不合格かということ。「—の判定」
ごうひ【合肥】
中国安徽省の省都。古来、水陸交通の要地。製鉄・機械・化学などの工業が盛ん。ホーフェイ。人口、行政区166万(2000)。
ごう‐ひ【合皮】
「合成皮革」の略。
ごう‐ひつ【合筆】
⇒がっぴつ(合筆)
ごうひ‐の‐り【合比の理】
比例式に関する定理の一。a:b=c:dが成り立つとき、(a+b):b=(c+d):dも成り立つこと。
ごう‐ひめ【江姫】
徳川秀忠の妻、崇源院の敬称。→崇源院
ごう‐びょう【業病】
前世の悪業(あくごう)の報いでかかるとされた、治りにくい病気。難病。
ごう‐ふ【豪富】
非常に大きな富を持つこと。また、その人。大金持ち。富豪。
ごう‐ふう【業風】
地獄で吹くという大暴風。地獄に堕(お)ちた衆生(しゅじょう)の悪業に感じて吹くとされる。
ごう‐ふく【剛愎】
[名・形動]頑固で人に従わないこと。意地っ張りで気が強いこと。また、そのさま。「負けじ魂の強い—な彼に」〈野上・迷路〉
ごう‐ふく【剛腹】
[名・形動]度量が大きく、こせこせしないこと。大胆でものおじしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。「—な男」
ごう‐ぶく【降伏】
[名](スル)神仏の力や法力によって悪魔や敵を防ぎおさえること。調伏(ちょうぶく)。「怨霊(おんりょう)を—する」...
ごうぶく‐ほう【降伏法】
密教の5種護摩の一。五大明王を本尊として、悪魔・外道(げどう)・怨敵(おんてき)などを鎮めるために行う修法。調伏法...
ごう‐ぶち【格縁】
格天井(ごうてんじょう)の格間(ごうま)を仕切る木材。
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結と...
ごう‐べん【合弁/合辦】
外国資本と国内資本が提携して共同で事業を経営すること。
ごう‐べん【合弁/合瓣】
花弁が合着していること。⇔離弁。
ごうべん‐か【合弁花】
花弁が一部または全部つながっている花。管状花・舌状花・鐘形花・唇形花などが含まれる。⇔離弁花。
ごうべんか‐るい【合弁花類】
双子葉植物の一群で、合弁花をもつ植物の総称。ツツジ・キキョウ・ウリなどの類。⇔離弁花類。
ごうべん‐がいしゃ【合弁会社】
外国資本と国内資本との共同出資によって設立され、共同で経営される会社。
ごう‐ほう【号俸】
公務員の職階に応じて定められた給与。何級職何号と区分される。
ごう‐ほう【号砲】
合図のために撃つ銃砲。また、その音。「—一発、いっせいにスタートする」
ごう‐ほう【合抱】
両手を広げてかかえるほどの大きさ。ひとかかえ。大木の大きさなどにいう。
ごう‐ほう【合法】
[名・形動]法規にかなっていること。また、そのさま。適法。「—な活動」⇔不法。
ごう‐ほう【業報】
前世や過去におこなった善悪の行為による報い。業果。
ごう‐ほう【豪放】
[名・形動]度量が大きく、大胆で、細かいことにこだわらないこと。また、そのさま。「—な性格」「—磊落(らいらく)」...
ごうほう‐アロマリキッド【合法アロマリキッド】
危険ドラッグの一種。覚醒剤や大麻などと同様の作用をもつ化学物質を水溶液に溶かしたもの。合法アロマ。
ごうほう‐しゅぎ【合法主義】
現行の法規に反しない手段を用いて社会の変革を実現しようとする立場。
ごうほう‐せい【合法性】
行為などが法規に適合していること。適法性。「—を問われる」
ごうほうそく‐せい【合法則性】
自然・社会などの諸事象が、一定の法則にかなっていること。
ごうほう‐たい【合胞体】
動物において、2個以上の核をもつ細胞。細胞分裂が不完全に行われた場合と、複数の正常な細胞が融合する場合がある。骨格...
ごうほう‐てき【合法的】
[形動]法規にかなっているさま。「—な手段」
ごうほうてき‐しはい【合法的支配】
マックス=ウェーバーにより類型化された、社会の支配形態の一。法規化された秩序、またはそれによる命令権の合法性に対す...
ごうほう‐ハーブ【合法ハーブ】
⇒脱法ハーブ
ごうほう‐パウダー【合法パウダー】
危険ドラッグの一種。覚醒剤や大麻などと同様の作用をもつ化学物質を微細な粉末に加工したもの。
ごうほう‐もくざい【合法木材】
生産国の森林に関する法令を遵守し、合法的な手段によって産出された木材。
ごうほう‐らいらく【豪放磊落】
[名・形動]《「豪放」も「磊落」もほぼ同じ意味》度量が広く大胆で、小事にこだわらないこと。また、そのさま。「—な性格」
ごう‐ま【格間】
格天井(ごうてんじょう)の、格縁(ごうぶち)に囲まれた一区画。
ごう‐ま【降魔】
悪魔を降伏(ごうぶく)すること。
ごう‐ま【業魔】
仏語。悪業が正道を妨げ、智慧を失わせることを、悪魔にたとえていう語。
ごう‐まい【合米】
江戸時代、年貢米を上納する際、運搬途中で減量する分を埋め合わせるために、あらかじめ見積もって付加した米。1俵につき...
ごう‐まい【豪邁/剛邁】
[名・形動]気性が強く人よりすぐれていること。また、そのさま。「軍人諸氏の—なる意風(いき)を察するに」〈独歩・愛...
こう‐ウマイヤちょう【後ウマイヤ朝】
スペインのイスラム王朝。→ウマイヤ朝
ごう‐まつ【劫末】
《「こうまつ」とも》仏語。この世界の終わり。⇔劫初。
ごう‐まつ【毫末】
《毛の先の意》ごくわずかなこと。下に打消しの語を伴って用いられる。「彼の文章には—の誤りもない」
ごうま‐の‐いん【降魔の印】
仏教で、悪魔を降伏(ごうぶく)させるための印。左手をひざの上に置き、右手を垂らして地を指すもの。指地印。触地印。降魔印。
ごうま‐の‐そう【降魔の相】
1 八相の一。釈迦(しゃか)が悟りを開こうとしたとき、妨害した欲界第六天を降伏(ごうぶく)させたときの姿。がまの相...