さ‐つき【五月/皐月/早月】
1 陰暦5月のこと。《季 夏》「庭土に—の蠅の親しさよ/竜之介」 2 ツツジ科の常緑低木。関東以西の河岸の岩上など...
さつき‐あめ【五月雨】
「さみだれ」に同じ。《季 夏》
さつき‐しょう【皐月賞】
日本中央競馬会が行うクラシックレースの一。毎年4月、サラブレッド系3歳馬により距離2000メートルで行われる。
さつき‐つつじ【五月躑躅】
サツキ2の別名。
五月(さつき)の鯉(こい)の吹(ふ)き流(なが)し
《鯉幟(こいのぼり)は、口を大きくあけているが腹の中は空であるところから》心がさっぱりとしていてわだかまりのないこ...
五月(さつき)の桜(さくら)で葉(は)ばかりさま
「葉」の「は」と「憚(はばか)り様」の「は」を掛けていったしゃれ。おそれいります、ご苦労さま、などの意に用いる。
さつき‐の‐せち【五月の節】
端午(たんご)の節句。
さつき‐の‐たま【五月の珠】
タチバナの実。糸に通して輪にし、かずらなどにする。一説に、端午の節句に飾る薬玉(くすだま)。「ほととぎすいたくな鳴...
さつき‐のぼり【五月幟】
端午の節句に立てる鯉幟(こいのぼり)。ごがつのぼり。《季 夏》
さつき‐の‐みそうじ【五月の御精進】
陰暦5月に行う精進潔斎。→年三(ねそう)「—のほど、職(しき)におはします頃」〈枕・九九〉
さつき‐ばれ【五月晴(れ)】
1 5月のすがすがしい晴天。 2 陰暦5月の、梅雨の合間の晴天のこと。《季 夏》「うれしさや小草彩もつ—/子規」
さつき‐やま【五月山】
陰暦5月ごろの山。《季 夏》
さつきやま‐どうぶつえん【五月山動物園】
大阪府池田市にある動物園。昭和32年(1957)開園。宮城県の金華山から動物を移入・飼育したのが始まり。池田市立五...
さつき‐やみ【五月闇】
陰暦5月の、梅雨が降るころの夜の暗さ。また、その暗やみ。《季 夏》「はらはらと椎(しひ)の雫(しづく)や—/鬼城」