さきひづけ‐こぎって【先日付小切手】
実際に振り出す日よりも将来の日付を振出日として記載した小切手。先付(さきづけ)小切手。
さき‐び【先火/前火】
葬列の先頭に立って、たいまつの火を掲げて先導すること。また、その人。先松明(さきたいまつ)。主に近畿地方でいう。
さき‐ふりこみ【先振(り)込み】
通信販売やネットオークションなどで、購入者が代金の振り込みを先に行い、その後で商品やサービスを受け取ること。先振り...
さき‐ぶと【先太】
[名・形動]先端がもとの方よりも太いこと。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)棒」⇔先細。
さき‐ぶとり【先太り】
[名・形動](スル) 1 先になるほどもとの方より太くなっていること。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)指」...
さき‐ぶれ【先触れ】
[名](スル) 1 前もって知らせること。また、あとから来る物事を感じさせるもの。まえぶれ。「訪問日を—しておく」...
さき‐ほこ・る【咲(き)誇る】
[動ラ五(四)]今を盛りと美しく咲く。「色とりどりのバラが—・る」
さき‐ほど【先程】
少し前。いましがた。先刻。「—からお待ちです」「—電話がありました」⇔後程。
さき‐ぼう【先棒】
1 他人の手先となって行動すること。また、その人。「お—を担(かつ)ぐ」→御先棒(おさきぼう) 2 駕籠(かご)な...
さきぼう‐かつぎ【先棒担ぎ】
人の手先となり、先に立って騒ぎ回ること。また、その人。
先棒(さきぼう)に立(た)・つ
「先棒を振る」に同じ。「母親が—・って毛嫌いをして」〈紅葉・二人女房〉
先棒(さきぼう)を振(ふ)・る
人々の先に立って事を行う。先棒に立つ。
さき‐ぼし【裂(き)干し】
切り干し大根の一種。上部を残して縦に数本に切り裂いて干したもの。
さき‐ぼそ【先細】
[名・形動]先端がもとの方よりも細いこと。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)くい」⇔先太。
さき‐ぼそり【先細り】
[名・形動](スル) 1 先になるほどもとの方より細くなっていること。また、そのさまや、そのもの。⇔先太り。 2 ...
さきまく‐シンクロ【先幕シンクロ】
スローシンクロにおいて、シャッターが開いた直後にフラッシュを発光させること。シャッターを押したタイミングでフラッシ...
さき‐まけ【先負け】
「先負(せんぶ)」に同じ。
さき‐まわり【先回り】
[名](スル) 1 近道を行くなどして、相手より先に目的地に行くこと。「—して一行の到着を待つ」 2 相手より先に...
さき‐みたま【幸御魂】
人を守り幸福を与えるという神霊。さちみたま。さきたま。「吾は是(これ)汝(いまし)が—奇魂(くしみたま)なり」〈神...
さき‐みだ・れる【咲(き)乱れる】
[動ラ下一][文]さきみだ・る[ラ下二]あたり一面に花が咲く。さかんに咲く。「野に—・れるれんげ草」
さき‐もの【先物】
1 将来の一定時期に受け渡す条件で売買契約を結ぶ商品。→現物(げんぶつ) 2 ⇒先限(さきぎり) 3 その将来が期...
さきものあくだま‐ろん【先物悪玉論】
先物取引が現物市場の株価変動率を増大させ株価の暴落を招くとする説。1988年に日経平均株価先物取引が開始された直後...
さきもの‐かわせ【先物為替】
あらかじめ外貨の種類、金額、為替相場、受渡時期などの取引条件を決めておく外国為替。期間は通常6か月以内。→直物(じ...
さきもの‐がい【先物買い】
[名](スル) 1 将来性に期待して買うこと。「株—」 2 その将来を見込んで事業や物・人物などに投資すること。ま...
さきもの‐とりひき【先物取引】
将来の一定期日に現物の受け渡しをすることを約定する売買取引。その期日までに反対売買を行い、差金を授受することによっ...
さき‐もり【防人】
《「崎(さき)守(もり)」の意》古代、筑紫・壱岐・対馬(つしま)など北九州の防備に当たった兵士。663年の白村江(...
さきもり‐の‐うた【防人歌】
防人の詠んだ歌。また、その家族などが哀別の情を詠んだものをもいう。万葉集の巻14・巻20にみえ、多く東国方言を用い...
さきもり‐の‐つかさ【防人司】
古代、大宰府(だざいふ)に属し、防人に関する事を扱った役所。
さき‐やす【先安】
株価や商品の値段が将来安くなる見込みであること。「—を見越す」⇔先高。
さき‐やま【先山/前山】
1 鉱山の切羽(きりは)で、第一線に立って採掘を行う、熟練した作業員。⇔後山(あとやま)。 2 沿岸を航海中に、船...
さ‐きゅう【砂丘】
風の運搬した砂が堆積(たいせき)してできた小さな丘。砂漠に生じる内陸砂丘、海岸にできる海岸砂丘などがある。
さきゅうがうごくように【砂丘が動くように】
日野啓三の長編小説。昭和61年(1986)刊行。同年、第22回谷崎潤一郎賞受賞。
さきゅう‐しょくぶつ【砂丘植物】
砂丘に生息する植物。地下茎や匍匐茎(ほふくけい)が発達し、乾燥に強い。ハマヒルガオ・コウボウムギなど。砂地(すなち...
さ‐きゅうめい【左丘明】
中国、春秋時代の魯(ろ)の太史。左丘を姓、名を明とする説もある。「春秋左氏伝」の著者と伝えられている。生没年未詳。
さき‐ゆき【先行き】
1 今後の成り行き。将来の見通し。ゆくすえ。さきいき。「このままでは—が不安だ」「財政の—は明るい」 2 取引で、...
さきゆきはんだん‐しすう【先行(き)判断指数】
⇒先行き判断DI
さきゆきはんだん‐ディーアイ【先行(き)判断DI】
《DIはディフュージョンインデックスの略》景気の先行きに関する街角の実感を反映した指標。2〜3か月後の景気の良し悪...
さ‐きょう【左京】
《内裏から南を向いて左側の意から》平城京および平安京を、朱雀大路(すざくおおじ)を境として東西に分けた東側。東の京...
さきょう‐く【左京区】
⇒左京
さきょう‐しき【左京職】
右京職とともに京都の民政などをつかさどった役所。→京職
さきょう‐の‐だいぶ【左京大夫】
左京職(さきょうしき)の長官。さきょうのかみ。
さ‐きょく【叉棘】
ウニ・ヒトデ類の体表にある特殊な小さなとげ。物を挟むことができ、付着物を取り除いたり小動物を捕らえたりする。
さき‐よみ【先読み】
[名](スル)これから起こるであろうことを予測すること。「景気の動向を—して生産を調整する」
さき‐ら【先ら】
《「ら」は接尾語》弁舌や筆勢に現れた才気。「才(ざえ)もすぐれ、ゆたけき—を、いとど心して言ひつづけたる」〈源・鈴虫〉
さき‐りゅうぞう【佐木隆三】
[1937〜2015]小説家。朝鮮の生まれ。本名、小先(こさき)良三。実際の事件・犯罪に取材したニュージャーナリズ...
さき‐わけ【咲(き)分け】
一株の草や木に、色の違う花が咲くこと。また、その草や木。「紅白—の梅」
さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引...
さき‐わた・る【咲き渡る】
[動ラ四]咲きつづける。また、あたり一面に咲く。「万代に年は来経(きふ)とも梅の花絶ゆることなく—・るべし」〈万・...
さきわれ‐スプーン【先割れスプーン】
先端を三つに割ってとがらせてある、フォーク兼用のスプーン。
先(さき)を争(あらそ)・う
われ先にと争って進む。「—・ってバスに乗り込む」