ざい‐む【財務】
財政に関する事務。
ざいむ‐かいけい【財務会計】
企業などの組織が株主や債権者などの外部利害関係者に対して財務情報を提供することを目的として行う会計。報告手段として...
ざいむかいけいきじゅん‐しんぎかい【財務会計基準審議会】
⇒エフ‐エー‐エス‐ビー(FASB)
ざいむ‐かん【財務官】
財務省で、官房および各部局の事務に関係する渉外事務の総轄を行う職員。
ざいむ‐きょく【財務局】
財務省の総合的な出先機関として、地域の財政・国有財産に関連する業務および地域経済の調査などを行う、同省の地方支分部...
ざいむ‐しょう【財務省】
国の行政機関の一。財政、税制、税関業務、国庫管理、通貨、外国為替、ならびに造幣事業に関する行政事務を担当する。平成...
ざいむしょう‐しょうけん【財務省証券】
国庫金の一時的不足を補うために発行される証券。その年度の歳入での償還が必要であり、発行の最高額については毎会計年度...
ざいむ‐しょひょう【財務諸表】
企業が株主・債権者・税務当局など利害関係者に対し、一定期間における経営成績および一定時点における財政状態などを報告...
ざいむ‐だいじん【財務大臣】
1 国務大臣の一。財務省の長。財相。 2 (比喩的に)財政の実権を握っている人。「我が家の—」
ざいむ‐ぶんせき【財務分析】
財務諸表に示されている会計数値を分析して企業の経営状態を把握し、問題点を摘出すること。財務諸表分析。
ざい‐めい【在銘】
刀剣・器物などに、その作者の名が記してあること。有銘。⇔無銘。
ざい‐めい【罪名】
1 殺人罪・放火罪のように、犯罪の種類を表す名称。 2 その罪を犯したといううわさ。「—をすすぐ」
ざい‐もく【材木】
樹木を切り出して建築物・製品材料などに用いられるようにしたもの。ふつう、角板や板の形をしているものをいう。木材。
ざいもく‐いわ【材木岩】
安山石・玄武岩などの火山岩が柱状節理をなして露出し、材木を並べたように見えるもの。兵庫県豊岡市の玄武洞、福井県の東...
ざいもく‐ざ【材木座】
中世、営業独占権を認められていた材木商の組合。京都堀川の座、鎌倉の材木座などが有名。
ざいもく‐ぶぎょう【材木奉行】
1 中世、幕府・寺社などの造営工事の際、材木の調達・管理をつかさどった役。 2 江戸幕府の職名。作事奉行のもとで、...
ざいもく‐や【材木屋】
1 材木を売る店。また、材木の売買を業とする人。 2 《「気取る」を「木取る」にかけた俗語で》気取り屋。
ざいもくや‐ふう【材木屋風】
元禄(1688〜1704)ごろに流行した男性の髪形で、頭の後ろに髷(まげ)を細く結ったもの。
ざい‐もつ【財物】
⇒ざいぶつ(財物)
ざい‐や【在野】
《田野に住むの意から》 1 公職に就かないで民間にいること。「—の人材」⇔在朝。 2 与党に対して、野党の立場にあ...
ざい‐よう【財用】
1 財貨の用途。 2 もとで。費用。
ざい‐よく【財欲】
仏語。五欲の一。財物をむさぼる欲望。
ざい‐らい【在来】
これまであったことや、行われていたこと。また、そのもの。今までどおり。「—の風習」
ざいらい‐さくもつ【在来作物】
その地域で古くから栽培されてきた穀類、野菜、樹木などの農作物。
ざいらい‐しゅ【在来種】
動植物の品種のうち、ある地方の風土に適し、その地方で長年栽培または飼育されているもの。
ざいらい‐せん【在来線】
同一区間に新しく作られた鉄道線に対して、従来からある鉄道線。特に、新幹線に対して従来の路線。
ざいらい‐ひんしゅ【在来品種】
近代的な育種の対象とされず、ある限られた地域で生育・保存されてきた品種。育種によって改良された品種に比べ、遺伝的多...
ざいらい‐やさい【在来野菜】
⇒伝統野菜
ざ‐いり【座入り】
1 茶会のとき、客が茶席に入ること。また、その作法。席入り。 2 仲間入りをすること。「盗人の—をしけるに」〈浮・...
ざい‐りゅう【在留】
[名](スル)ある期間、ある土地にとどまって住むこと。特に、外国に居住する場合にいう。「日本に—する外国人」
ざいりゅうかんり‐せいど【在留管理制度】
日本に在留する外国人の情報を管理する制度。法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)と市区町村の二元管理だった外国人...
ざいりゅう‐カード【在留カード】
入国管理法に基づき、90日を超えて日本に在留する外国人に法務省が交付する身分証明書。ICチップ内蔵のプラスチックカ...
ざいりゅう‐きかん【在留期間】
在留資格を持つ外国人が日本に在留できる期間。在留資格によって異なる。入管法・同施行規則に規定。
ざいりゅう‐しかく【在留資格】
外国人が日本に入国・在留するための資格。日本で行うことができる活動や、日本において有する身分・地位を類型化したもの...
ざいりゅうしかく‐しんさ【在留資格審査】
入国を認められた外国人が、在留期間の延長や在留目的の変更を申請した場合に、入管法に定められた在留資格に該当するかど...
ざいりゅう‐しんさ【在留審査】
外国人の在留資格の変更や在留期間の更新等の申請に対して、法令の要件に適合するか判断すること。
ざいりゅう‐とくべつきょか【在留特別許可】
日本に不法滞在・残留している外国人に対して、法務大臣が特別に在留資格を与えること。またその制度。入国管理法第50条...
ざいりゅう‐ほうじん【在留邦人】
外国に住んでいる日本人。
ざい‐りょう【材料】
1 ものを作るとき、そのもとにするもの。「料理の—を用意する」「—費」 2 研究や調査、または判断などを裏づける証...
ざいりょう‐かがく【材料科学】
材料の科学的性質を研究したり、工学的な応用や開発を行ったりする学問分野。材料の物性を主眼とする場合は物性科学または...
ざいりょうきょうじゃく‐がく【材料強弱学】
⇒材料力学
ざいりょう‐こうがく【材料工学】
材料の工学的な応用や開発を行う学問分野。工学的な見地から新規材料を開発したり、目標とする性質や性能を追求したりする...
ざいりょう‐しけん【材料試験】
工業材料の特性を測定するために行う試験。引っ張り・圧縮・曲げ・衝撃・ねじり・硬度などの力学的試験のほか化学的な腐食...
ざいりょう‐しけんき【材料試験機】
工業材料の、負荷される外力に対する機械的性質や強度を試験する装置。対象により種々のものがある。
ざいりょうしけん‐げんしろ【材料試験原子炉】
⇒材料試験炉
ざいりょう‐しけんろ【材料試験炉】
原子炉で用いる材料や燃料に中性子を照射し、それらの耐久性や特性を試験する原子炉。産業用・学術研究用の放射性同位体(...
ざいりょう‐じょうほうかがく【材料情報科学】
⇒マテリアルズインフォマティクス
ざいりょう‐ひ【材料費】
製造原価のうち、物品の消費によって生じる原価。製品を製造するために消費された物品の費用。
ざいりょう‐りきがく【材料力学】
機械や建造物に使用する材料の適否、外力に対する強さ、その他の諸性質を総合的に研究する学問。材料強弱学。
ざいりょう‐リサイクル【材料リサイクル】
⇒マテリアルリサイクル