しき‐か【色価】
《(フランス)valeur》絵画の画面を構成する色相・明度・彩度の相関関係。バルール。
しき‐か【色荷】
量子色力学において、クオーク間の相互作用を特徴づける量子数。光の三原色との類似から赤・緑・青の色荷があり、反クオー...
しき‐かい【色界】
仏語。三界の一。欲界の上、無色界の下にある世界。欲界のように欲や煩悩(ぼんのう)はないが、無色界ほど物質や肉体の束...
しき‐かく【色覚】
視覚の一。光の波長の違いを色彩として識別する感覚。色神。 [補説]色覚は、網膜にある錐体で光の刺激が電気信号に変換...
しきかく‐いじょう【色覚異常】
色の見え方や感じ方が多くの人とは異なる状態。網膜にある錐体細胞の遺伝的な欠損や変異によって起こる先天色覚異常と、加...
しきかく‐バリアフリー【色覚バリアフリー】
色覚異常など、色覚が通常とは異なる人にも認識しやすい配色やデザインを用いること。また、そうした配慮がなされたものや...
しきかちょうず【四季花鳥図】
室町時代の画家、狩野元信の作品。 京都大徳寺の子院である大仙院の方丈、檀那(だんな)の間を飾っていた紙本著色による...
しき‐かん【指揮官】
指揮をする役目。また、その役目の人。特に軍隊でいう。
しき‐かん【色感】
1 色彩から受ける感じ。 2 色を見分ける感覚。色彩感覚。
しき‐かん【色環】
色相をスペクトルの順にしたがって環状に配列したもの。向かいあった二つの色は互いに補色の関係にある。色相環。カラーサ...
しき‐がく【式楽】
公儀の儀式に用いる音楽や舞踊。主として江戸幕府における能をさす。
しき‐がし【式菓子】
儀式のときに出す菓子。
しき‐がね【敷金/敷銀】
「敷金(しききん)」に同じ。「—にして物を売るとも」〈浮・永代蔵・五〉 「入聟(むこ)の—にて此の家を継がすべき事...
しき‐がみ【敷(き)紙】
1 物の下に敷く紙。 2 紙を厚くはり合わせ、渋などをひいた敷物。《季 夏》「—や烈しき音の山の雨/零雨」
しき‐がみ【式神/識神】
陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじ...
しき‐がわ【敷(き)皮/敷(き)革】
1 毛皮の敷物。 2 (敷き革)靴の内底に敷く革。中敷。 3 江戸時代、両替屋で金銀を取り扱うときに敷いた鹿皮。
しき‐がわら【敷(き)瓦/甃】
1 石畳のように土間に敷き並べた平たい瓦。 2 茶の湯で、鉄風炉の下敷きにする瓦。
しき‐き【子規忌】
正岡子規の命日。9月19日。糸瓜(へちま)忌。獺祭(だっさい)忌。《季 秋》
しき‐きつ【四季橘】
⇒カラマンシー
しき‐きん【敷金】
1 不動産、特に家屋の賃貸借にさいして賃料などの債務の担保にする目的で、賃借人が賃貸人に預けておく保証金。しきがね...
しききん‐こさく【敷金小作】
江戸時代、地主に数年間の小作料を前納して小作すること。
し‐きぎょう【私企業】
営利追求を目的とし、民間人が出資・経営する企業。⇔公企業。
しき‐ぎん【敷銀】
《主に銀本位の上方(かみがた)で用いられた語》「敷金(しききん)」に同じ。
しき‐ぐさ【敷(き)草】
家畜小屋や、作物の根元などに敷く草。しきわら。
しき‐け【式家】
藤原氏四家の一。不比等(ふひと)の三男、宇合(うまかい)を祖とする。宇合が式部卿であったところからいう。
しき‐けん【指揮権】
検察事務および犯罪捜査に関し、法務大臣が検察官を指揮監督する権限。個々の事件の取り調べまたは処分については、検事総...
しき‐けん【識見】
物事を正しく見分ける力。また、優れた意見。見識。しっけん。「—のある人」
しきけん‐もん【式乾門】
平安京内裏外郭門の一。北面し、朔平(さくへい)門の西にあった。
しき‐げ【式外】
「式外の社(やしろ)」の略。⇔式内(しきない)。
しき‐げた【敷桁】
柱の上部を連結し、小屋梁(こやばり)または根太(ねだ)などの端を受けて支える桁。
しきげ‐の‐やしろ【式外の社】
延喜式の神名帳に記載されていない神社。石清水八幡宮・北野神社など。
しき‐ごたつ【敷き炬燵】
「置き炬燵」に同じ。
しき‐ご【識語】
写本・刊本などで、本文のあと、または前に、書写・入手の由来や年月などを記したもの。特に、後人の書き加えたものをいう...
しきさい
第一期気候変動観測衛星GCOM-C1の愛称。可視光から赤外線までを捉えるセンサーを搭載し、宇宙から大気や地表の色と...
しき‐さい【色彩】
1 いろ。いろどりや色合い。「—が美しい」 2 物事にあらわれている、あるようすや傾向。「保守的—が強い」
しきさい‐かんかく【色彩感覚】
色を感じとる能力。また、色を使いこなす能力。色感。
しきさい‐けい【色彩計】
⇒測色計
しきさいこうきょうきょく【色彩交響曲】
《原題、A Colour Symphony》ブリスの交響曲。1921年から1922年にかけて作曲。4楽章で構成され...
しきさい‐ちょうせつ【色彩調節】
色彩が人間に与える心理的な効果を利用して、疲労防止・能率向上・災害防止などに役立たせるため、色を選んで用いること。...
しきさい‐へんい【色彩変異】
同種の生物個体間で、体色が異なること。バッタ類の緑色型と褐色型など。
しき‐さんこん【式三献】
⇒三献(さんこん)
しきさんすい‐ず【四季山水図】
春夏秋冬それぞれの季節感を織り込んだ山水画。 [補説]作品名別項。→四季山水図
しきさんすいず【四季山水図】
⇒瀟湘八景図
しき‐さんば【式三番】
《「しきさんばん」とも》 1 猿楽に古くから伝わる儀式的な曲。初めは父尉(ちちのじょう)・翁(おきな)・三番猿楽(...
しきさんば‐そう【式三番叟】
⇒式三番2・3
しき‐ざき【四季咲き】
季節を限らず、何回でも花が咲くこと。また、その植物。「—のバラ」
しき‐ざくら【四季桜】
ヒガンザクラの一品種。花は八重のほか一重のものもあり、10月ごろから開花しはじめ、春に最もよく咲く。十月桜。
しき‐し【色紙】
1 和歌・俳句・書画などを書き記す四角い厚紙。五色の模様や金・銀の砂子などを施すものもある。伝統的な寸法は2種類あ...
しき‐し【志木市】
⇒志木
しきし‐がた【色紙形】
1 短冊形に対して、正方形に近い四角形。 2 屏風(びょうぶ)や障子に色紙の形を貼ったり輪郭を施したりして、そこに...