し‐そ【尸素】
「尸位素餐(しいそさん)」の略。
し‐そ【私訴】
1 ⇒付帯(ふたい)私訴 2 《「私人訴追」の略》刑事訴追を国家機関でなく私人が行うこと。
し‐そ【始祖】
1 ある家系の最初の人。「徳川家の—」 2 ある物事を最初に始めた人。創始者。元祖。「流派の—」 禅宗で、達磨(...
し‐そ【紙塑】
粘土に古新聞紙などをまぜて練ったものでこしらえた人形や壺。絵の具で彩色したり、色紙などを貼ったりして仕上げる。
し‐そ【紫蘇】
シソ科の一年草。茎は四角柱、葉は広卵形で暗紫色。夏から秋に、淡紫色の唇形の小花を総状につける。全草に強い香りがあり...
し‐そ【緇素】
《「緇」は黒、「素」は白の意》僧と俗人。僧俗。
しそ‐あぶら【紫蘇油】
⇒荏(え)の油(あぶら)
し‐そう【四三】
《「しさん」の音変化》 1 「しさん(四三)1」に同じ。「—の目」 2 「しさん(四三)2」に同じ。「—の手役」
し‐そう【四相】
仏語。物事や生物の移り変わる姿を四つにまとめたもの。万物の生滅・無常の姿を表す。生まれる生、存在する住、変化する異...
し‐そう【四葬】
インドで行われる水葬・火葬・土葬・林葬の4種の葬法。
し‐そう【市葬】
市に功績のあった人の死を悼んで、市が施主となって行う葬儀。
し‐そう【死相】
1 死の近いことを思わせる顔つき。死を示している人相。「—が現れる」 2 死に顔。「短い経帷子(きょうかたびら)と...
しそう【宍粟】
兵庫県中西部にある市。揖保(いぼ)川の上流域を占める。市域のほとんどを山林が覆い、林業が盛ん。平成17年(2005...
し‐そう【志操】
自分の主義や主張などを固く守って変えない心。「—の堅固な人」
し‐そう【芝草】
1 マンネンタケの別名。「俗(くにひと)、—といふことを知らずして、みだりに菌(たけ)と言へるか」〈皇極紀〉 2 ...
し‐そう【使僧】
使者として遣わす僧。「—に対面もなく、一言の返事にも及び給はねば」〈太平記・三六〉
し‐そう【刺草】
アザミの別名。
し‐そう【刺創】
先のとがった硬いものが刺さってできる傷。刺し傷。
し‐そう【思想】
[名](スル) 1 心に思い浮かべること。考えること。考え。「新しい—が浮かぶ」「普天下の人をして自由に—し」〈中...
し‐そう【指嗾/使嗾】
[名](スル)人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。「その子供を—して親爺(おや...
し‐そう【師僧】
師である僧。師匠の僧。
し‐そう【紙窓】
紙を張った窓。明かり障子のはまった窓。「古き備後畳は処々に破損を生じ、—風に吟じて」〈鉄腸・雪中梅〉
し‐そう【詞宗】
詩や文章の達人。また、文人・学者の敬称。
し‐そう【詞藻】
1 言葉のあや。修辞。「豊かな—の文」 2 文章や詩歌。「婦女に対する愛の自ら—の上にあらわれしも多かるべく」〈子...
し‐そう【歯槽】
上下のあごの骨にある、歯の根がはまっている穴。
し‐そう【詩宗】
すぐれた詩人。また、詩人の敬称。
し‐そう【詩草】
詩の草稿。詩稿。
し‐そう【詩想】
1 詩を生み出すもとになるような感情・思考。「—に富む人」「—がわく」 2 詩に歌われている思想・感情。「清新な—...
し‐そう【試走】
[名](スル) 1 自動車などを試験的に走らせて、性能や調子を確かめること。「新しいエンジンを載せて—する」「—車...
し‐そう【飼槽】
動物に飼料を与えるための、固定されている容器。固定されていないものはふつう給餌器(きゅうじき)という。
し‐そう【駛走】
[名](スル)《「駛」は馬が速く走る意》速く走ること。疾走。「街鉄(がいてつ)の鋪(し)き石の上を—して来た旧式な...
しそういぜん【思想以前】
安藤一郎の第1詩集。昭和5年(1930)刊行。
しそう‐か【思想家】
社会・人生などについての深い思想をもつ人。特に、その内容を公表し、他に影響を与える人をいう。
しそう‐かせき【示相化石】
地層の堆積(たいせき)した当時の環境を知る手がかりとなる化石。有孔虫・造礁珊瑚(ぞうしょうさんご)など。
しそう‐けいさつ【思想警察】
国家体制に反対または批判的な思想を取り締まることを任務とする警察。
しそう‐げき【思想劇】
社会問題・人生問題など思想的な問題を主題にした劇。イプセン・ショーなどの劇の類。
しそう‐こつ【歯槽骨】
歯根膜を介して歯を支えている顎骨の一部。歯槽突起。
しそう‐し【宍粟市】
⇒宍粟
しそう‐しょ【思想書】
人生や政治などについての特定の思想を記した本。
しそう‐せん【思想戦】
宣伝や風評などで敵国民の思想を混乱させる謀略。
しそうとしてのとうきょう【思想としての東京】
磯田光一の評論。昭和53年(1978)刊。副題「近代文学史論ノート」。明治維新後の東京における地方性崩壊の過程に近...
しそう‐ねんまく【歯槽粘膜】
歯槽骨の表面を覆う粘膜。
しそう‐のうよう【歯槽膿瘍】
歯槽部にうみがたまる疾患。
しそう‐のうろう【歯槽膿漏】
歯槽部で歯を支えている周囲の組織が炎症を起こし、うみがたまってくる疾患。口臭があり、進行すると歯が抜ける。
しそうのうんめい【思想の運命】
林達夫の評論集。昭和14年(1939)刊行。
しそう‐の‐じゆう【思想の自由】
人がどのような思想をもとうとも、公権力による侵害や社会的な不利益などを受けない自由。憲法の保障する基本的人権の一。...
しそう‐の‐ほし【四三の星】
北斗七星のこと。一説に、オリオン座とも。「空さへ曇りたれば、—も見えず」〈義経記・四〉
しそう‐はりあみ【四艘張(り)網】
底敷き網の一。50〜100メートル四方の網を、4隻の船で四方から支えて海底に沈め、まき餌や集魚灯で魚を集めてから一...
しそう‐はん【思想犯】
国家体制に相反する思想に基づく犯罪。また、その犯人。特に、もと治安維持法に触れた犯罪、およびその犯罪者をいう。
しそうはん‐ほごかんさつほう【思想犯保護観察法】
治安維持法違反の罪を犯した者に対する保護観察について規定していた法律。昭和11年(1936)施行、同20年廃止。