しゃり【舎利】
《(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》 1 仏や聖者の遺骨。特に釈迦(しゃか)の遺骨をさし、塔に納めて供養する。...
しゃり【舎利】
謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺(せんにゅうじ)で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼(そくしつき)が舎利を奪って...
しゃ‐り【射利】
手段を選ばないで、ただ利益を得ようと考えること。また、偶然の利益をあてにすること。「敢て—の計にあらず、聊か我が開...
しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・...
しゃ‐り【瀉痢】
はらくだし。下痢。
シャリーア
《「シャリア」とも》イスラム法。イスラム教徒が守るべき儀礼的日常的生活規範。コーランを基に、9〜10世紀にほぼ成立...
シャリア‐しすう【シャリア指数】
《Sharia Index「シャリーア指数」とも》イスラム法(シャリーア)に適合する銘柄によって構成される株価指数...
シャリアピン
[1873〜1938]ロシアのバス歌手。独学で声楽を習得。幅広く深い声量と独特な演技力で知られる。
シャリアピン‐ステーキ
すりおろしたタマネギ・ニンニクを薄くたたいたステーキ肉にまぶして焼き、タマネギのみじん切りをいためてソースとして添...
しゃり‐え【舎利会】
仏舎利を供養する法要。舎利講。舎利講会。
しゃり‐えん【瀉痢塩/瀉利塩】
マグネシウムの含水硫酸塩鉱物。ふつう硫酸マグネシウムの七水和物をいう。下剤・媒染剤などに使用。
舎利(しゃり)が甲(こう)にな・る
《舎利は火葬してくだけた骨、甲はよろいの意》とてもありえないことのたとえ。甲が舎利になる。
しゃ‐りき【車力】
大八車(だいはちぐるま)などを引いて荷物を運搬することを職業とする人。また、その車。「—は縄を解いて、荷物を庭口か...
しゃり‐こう【舎利講】
⇒舎利会(しゃりえ)
しゃり‐こうえ【舎利講会】
⇒舎利会
しゃり‐こうべ【髑髏】
「されこうべ」に同じ。〈日葡〉
しゃり‐しゃり
[副](スル)固くて薄いものが触れ合って立てる音を表す語。また、固くて薄いものをかみくだいたり、連続的に切ったりす...
しゃり‐だけ【斜里岳】
北海道東部、阿寒・摩周火山群と知床連山の中間にある火山。標高1547メートル。
しゃり‐だま【舎利玉】
握り鮨(ずし)にするための、小さく固めた酢飯。→舎利3
しゃりっ‐と
[副]布地の肌ざわりや食物の歯ごたえが、柔らかい中に快い抵抗感を含んでいるさま。「リンゴを—かむ」
しゃり‐でん【舎利殿】
仏舎利を安置した建物。一般に方形で、中央に舎利塔を置く。
しゃり‐とう【舎利塔】
仏舎利を納める塔。仏塔を意味するが、中国・日本などでは室内に安置する仏塔形の小型の工芸品をさすことも多い。後世、水...
しゃり‐ばて【舎利ばて】
《「舎利」は米の意》登山、サイクリングなど長時間の運動の途中で急に筋力が抜け、動けなくなる現象。肝臓、筋肉に貯えら...
しゃり‐ぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
シャリベツ【舎利別】
《(オランダ)siroopの音訳から》白砂糖を煮詰めた濃厚な液。シロップ。「—と氷水で清新なうまい飲みものになった...
しゃり‐ほう【舎利法】
密教で、仏舎利を本尊として行う修法。
しゃりほつ【舎利弗】
《(梵)Śāriputraの音写。身子などと訳す》釈迦(しゃか)十大弟子の一人。十六羅漢の一。インドのマガダ国に生...
シャリマール‐ていえん【シャリマール庭園】
《Shalamar Gardens》⇒シャーラマール庭園
しゃ‐りゅう【者流】
名詞に付いて、接尾語的に用い、その種類の者であることを表す。その仲間の者。その連中。「漢学—」「長袖(ちょうしゅう)—」
しゃ‐りょう【社領】
神社の領地。社地。神領。
しゃ‐りょう【車両/車輛】
車輪のついた乗り物の総称。また、特に汽車・電車など鉄道の貨車・客車。「前の—がすいている」「—故障」「大型—」
しゃ‐りょう【斜稜】
角錐(かくすい)の側面と側面とが交わる線。
しゃりょうあんてい‐システム【車両安定システム】
⇒横滑り防止装置
しゃりょうかがくきょうていほけん‐とくやく【車両価額協定保険特約】
自動車保険における特約の一つ。被保険自動車と同一の用途・車種・車名および同程度の消耗度の車の市場販売価格相当額を車...
しゃりょう‐かんかく【車両感覚】
車を運転する上で必要となる、車体の前後の長さや左右の幅、および車体の位置や向きなどに関する感覚。車幅についての感覚...
しゃりょうきけんげんていたんぽ‐とくやく【車両危険限定担保特約】
自動車保険における特約の一つ。火災や爆発・盗難・落書き・浸水・飛来物などとの衝突などによる損害を補償する車両保険の...
しゃりょうしんかほけん‐とくやく【車両新価保険特約】
自動車保険における特約の一。新車購入後一定期間内(多くは初回の車検時まで)に生じた車両事故によって、被保険自動車が...
しゃりょう‐じゅうりょう【車両重量】
燃料や潤滑油・冷却水などを規定限度まで充塡した状態での、自動車やバイクなどの重量。→乾燥重量 →車両総重量
しゃりょうぜんそんじしょひようほけんきん‐とくやく【車両全損時諸費用保険金特約】
自動車保険における特約の一つ。自動車事故により被保険自動車が全損した場合、自動車の買い替えにともなう諸費用を補うも...
しゃりょう‐そうじゅうりょう【車両総重量】
燃料や潤滑油・冷却水などを規定限度まで充塡し、乗員・貨物を満載した状態での、自動車やバイクなどの重量。→乾燥重量 ...
しゃりょうとうさいがた‐クレーン【車両搭載型クレーン】
⇒ユニック車
しゃりょうばんごう‐ひょう【車両番号標】
道路運送車両法の規定に基づいて登録自動車以外の自動車(軽自動車・自動二輪車・小型特殊自動車)が表示するナンバープレ...
しゃりょう‐ほけん【車両保険】
自動車保険で、車両が事故や火災・盗難などで受けた損害を補償する保険。
しゃりょうりょうりつ‐クラス【車両料率クラス】
自動車の車両保険の保険料を算出するための基準として設定された区分。過去に起こした事故の頻度・規模や、その際に保険会...
しゃ‐りん【車輪】
1 車の輪。また、車。 2 俳優が舞台を一生懸命に務めること。転じて、休むことなく一生懸命に物事をすること。大車輪...
しゃりん‐せき【車輪石】
古墳時代の碧玉(へきぎょく)製の腕輪形宝器。弥生時代の貝製腕輪に起源をもつ。
しゃりん‐どめ【車輪止(め)】
鉄道で、車両の逸走を防ぐためにレール上に渡して固定した車止め。
しゃりんのした【車輪の下】
《原題、(ドイツ)Unterm Rad》ヘルマン=ヘッセの小説。1906年刊。大人たちの無理解と過酷な教育制度に押...
しゃりん‐ばい【車輪梅】
バラ科の常緑低木。本州南西部・九州の海岸に自生。葉は長楕円形で、枝の上部にほぼ輪状に密生する。5月ごろ、枝先に梅に...