しょう‐さき【正先】
能舞台で、正面の前方。白洲梯子(しらすばしご)に近い辺りをいう。正面先。
しょう‐さく【小策】
浅知恵で考えた、つまらない策略。小細工。「—を弄する」
しょう‐さく【匠作】
修理職(しゅりしき)の唐名。
しょう‐さく【商策】
商取引に関する策略。
しょう‐さく【蕭索】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。うらぶれた感じのするさま。蕭条。「その—とした踏切の柵の向うに」〈芥...
しょうさく‐でん【正作田】
中世、荘園において荘官・地頭などが直営した田地のこと。用作。
しょう‐さっし【小冊子】
小型でページ数の少ない書物。小冊。
しょう‐さつ【小冊】
小型の薄い書物。小冊子。
しょう‐さつ【省札】
⇒民部省札
しょう‐さつ【省察】
[名](スル)⇒せいさつ(省察)
しょう‐さつ【笑殺】
[名](スル) 1 大いに笑わせること。また、あざわらうこと。「愚問を発して散々—された」 2 笑うだけで全く問題...
しょう‐さつ【焼殺】
[名](スル)焼き殺すこと。
しょう‐さつ【照察】
物事の本質や当否などをはっきりと見抜くこと。洞察。明察。
しょう‐さつ【詳察】
[名](スル)くわしく観察すること。「教育の現状を—する」
しょう‐さつ【蕭颯】
[形動タリ]ものさびしく秋風が吹くさま。「宸襟(しんきん)を—たる寂寞の中に悩まさる」〈太平記・一八〉
しょう‐さつ【蕭殺】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。特に、秋の末の、草木が枯れてもの寂しいさま。「—として一糸の生気も認...
しょう‐さん【小参】
禅宗で、住持が随時・随処で衆僧に対して説法すること。→大参
しょう‐さん【小産/消産】
流産。「どうした食ひ合はせで—いたし」〈浮・禁短気・四〉
しょう‐さん【生産】
《「しょうざん」とも》 1 子を生むこと。また、子が生まれること。出産。「—より成人に至るまで終に物言ふ事なし」〈...
しょう‐さん【消散】
[名](スル)消えてなくなること。また、散らしてなくすこと。「霧が—する」「不安を—させる」
しょう‐さん【称賛/称讃/賞賛/賞讃】
[名](スル)褒めたたえること。「—の的(まと)」「—すべき行為」
しょう‐さん【勝算】
相手に勝てる見込み。勝ち目。「—のある試合」
しょう‐さん【硝酸】
無色で発煙性をもつ液体。通常は水溶液をさす。強い酸化剤で、多くの金属を溶かし、有機化合物を硝化する。工業的にはアン...
しょう‐さん【樟蚕】
⇒くすさん(樟蚕)
しょう‐さん【蕭散】
[名・形動]静かでものさびしいこと。また、そのさま。「水に臨んだ柳並木はまだ枯れがれとして、—な感じを与える」〈藤...
しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】
硝酸をアンモニアで中和して得られる化合物。潮解性のある白色の結晶。窒素肥料・爆薬・寒剤などに利用。化学式NH4NO...
しょうさん‐エステル【硝酸エステル】
硝酸とアルコールから得られるエステル。多く爆薬として用いられる。ニトログリセリン・ニトロセルロースなど。
しょうさん‐えん【硝酸塩】
金属やその酸化物、炭酸塩などを硝酸に溶かして得られる化合物。水に溶けるものが多い。
しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】
炭酸カリウムを硝酸に溶かして得られる、無色の結晶。天然には硝石として産出。黒色火薬・マッチ・花火・肥料などに利用。...
しょうさん‐カルシウム【硝酸カルシウム】
炭酸カルシウムを硝酸に溶かした液から得られる無色で潮解性のある結晶。石灰質土壌中で微生物の作用により窒素化合物が硝...
しょうさん‐きん【硝酸菌】
亜硝酸を酸化して硝酸に変えるはたらきをもつ土壌細菌。同じ硝化細菌である亜硝酸菌とともに存在し、土中の窒素循環に重要...
しょうさん‐ぎん【硝酸銀】
銀を硝酸に溶かして得られる無色透明な板状結晶。水によく溶け、銀イオンの試薬として常用されるほか、感光乳剤製造や銀め...
しょうさんぎん‐アンモニアようえき【硝酸銀アンモニア溶液】
硝酸銀の水溶液にアンモニア水を加えて酸化銀を沈殿させ、さらにその沈殿が消えるまでアンモニア水を加えたもの。銀鏡反応...
しょう‐さんさい【小三災】
仏語。3種の災厄。→三災
しょうさんじょうどきょう【称讃浄土経】
経典の名。1巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。「阿弥陀経」の別訳。称讃浄土仏摂受経。
しょうさんせい‐ちっそ【硝酸性窒素】
化合物中に硝酸塩として含まれる窒素。土壌中で水に容易に溶け、余剰な化学肥料や家畜の糞尿などから溶脱し、水質汚染の原...
しょうさん‐セルロース【硝酸セルロース】
⇒ニトロセルロース
しょうさん‐せんいそ【硝酸繊維素】
⇒ニトロセルロース
しょうさんたい‐ちっそ【硝酸態窒素】
⇒硝酸性窒素
しょうさん‐てつ【硝酸鉄】
鉄の硝酸塩。 1 硝酸鉄(Ⅱ)(硝酸第一鉄)。六水和物または九水和物が普通。淡黄色の結晶。化学式Fe(NO3)2 ...
しょうさん‐トリウム【硝酸トリウム】
トリウム化合物の一つ。国際規制物資(放射性物質)で、法律によって厳しい管理が義務づけられている。
しょうさん‐どう【硝酸銅】
酸化銅を硝酸に溶かして得られる深青色の結晶。三水和物または六水和物が普通。酸化剤として用いる。化学式Cu(NO3)2
しょうさん‐ナトリウム【硝酸ナトリウム】
ナトリウムの硝酸塩鉱物。水に溶けやすい無色の結晶。チリなどの南アメリカ太平洋沿岸に大量に産したので、チリ硝石とよぶ...
しょうサンベルナール‐とうげ【小サンベルナール峠】
《Col du Petit-Saint-Bernard》⇒プチサンベルナール峠
しょう‐ざ【正座】
正客(しょうきゃく)の座。正面の座席。
じょう‐ざ【上座】
1 《古くは「しょうざ」》上位の席。上席。かみざ。⇔下座(げざ)。 2 修行を積み、教団を指導する地位の僧。 3 ...
しょう‐ざい【漿剤】
アラビアゴム・サレップ・でんぷんなど粘液質のものを水で溶かして、のり状にした薬液。
しょう‐ざい【商材】
商品。売り手からいう語。「新—の投入」
しょう‐ざこつこう【小坐骨孔】
寛骨の小坐骨切痕(しょうざこつせっこん)と仙棘靭帯(せんきょくじんたい)および仙結節靭帯(せんけっせつじんたい)に...
しょう‐ざこつせっこん【小坐骨切痕】
寛骨の坐骨棘(ざこつきょく)から下方の坐骨結節までつづく浅いくぼみ。