しょう‐ぞう【抄造】
[名](スル)紙の原料をすいて紙を製造すること。「コウゾから和紙を—する」
しょう‐ぞう【肖像】
人の姿や顔を写した絵・写真・彫刻などの像。
しょう‐ぞう【性相】
唯識(ゆいしき)・倶舎(くしゃ)の教学。性相学(しょうぞうがく)。
しょう‐ぞう【尚蔵】
蔵司(ぞうし)の長官。
しょうぞう‐が【肖像画】
特定の人物の肖像を描いた絵。
しょうぞう‐けん【肖像権】
自分の顔や姿をみだりに他人に撮影・描写・公表などされない権利。人格権の一つとして認められている。
しょうぞう‐まつ【正像末】
仏語。正法と像法と末法。釈迦(しゃか)入滅後、仏教の流布・弘通(ぐずう)から、漸次衰退に及ぶ過程を三つに時代区分し...
しょうぞう‐りつぶん【正蔵率分】
平安時代、大蔵省に納める調・庸などの10分の2を正蔵率分堂に別納して非常時に備えた制度。
しょうぞうりつぶん‐どう【正蔵率分堂】
平安時代、正蔵率分によって納入したものを蓄えた建物。率分堂。正蔵率分所。
しょう‐ぞく【小賊】
こそどろ。
しょう‐ぞく【晶族】
結晶を、それがもつ対称の要素の組み合わせによって分類したもの。32通りある。結晶族。
しょう‐ぞく【晶簇】
「晶洞(しょうどう)」に同じ。
しょう‐ぞく【装束】
1 衣服を身に着けること。装うこと。また、その衣服。装い。いでたち。多く、衣冠・束帯など、特別な場に合わせたものに...
しょう‐ぞ・く【装束く】
[動カ四]《名詞「しょうぞく(装束)」の動詞化》装束を着ける。よそおう。そうぞく。「いと細やかになよなよと—・きて...
しょうぞく‐おさめ【装束納め】
能で、夏にはふつう装束能を演じないので、その直前に装束能のし納めをすること。また、その催し。
しょうぞく‐し【装束司】
古代、大嘗祭(だいじょうさい)・御禊(ごけい)・行幸・大葬などの大きな儀式の際に、その設営をつかさどった臨時の職。
しょうぞく‐の‐いえ【装束の家】
代々、朝廷の服飾のことをつかさどった家。三条・大炊御門(おおいみかど)・山科(やましな)の三家が有名。
しょうぞく‐のう【装束能】
正式な装束を着けて演ずる能。→袴能(はかまのう)
しょうぞく‐の‐かさ【装束の傘】
貴族が装束を着けて外出するときに、従者に持たせた端折(つまお)り傘。しょうぞくのからかさ。
しょうぞく‐はじめ【装束始め】
1 装束を初めて着けること。また、その儀式。 2 能で、夏に袴能(はかまのう)で演じていたのを、秋になって装束能で...
しょうぞく‐びな【装束雛】
装束を着けた雛人形。男雛に太刀がなく、女雛に天冠がない。
しょうぞん【正尊】
謡曲。四番目物。観世弥次郎長俊作。平家物語などに取材。義経を討つために上洛した土佐坊正尊が、捕らえられて起請文(き...
しょう‐たい【小隊】
1 小人数の隊。 2 軍隊編制上の一単位。約30〜80名で構成され、3ないし4小隊で中隊を編制する。
しょう‐たい【正体】
《古くは「しょうだい」》 1 隠されているそのもの本来の姿。本体。「—を現す」「—不明の怪人物」 2 正常に意識が...
しょう‐たい【招待/請待】
[名](スル)《古くは「しょうだい」》客を招いてもてなすこと。催しなどに客として招くこと。また、人にわざわざ来ても...
しょうたい【昌泰】
平安前期、醍醐天皇の時の年号。898年4月26日〜901年7月15日。
しょう‐たい【晶帯】
互いの稜が平行になっている一群の結晶面。
しょう‐たい【小腿】
ふくらはぎのこと。→大腿
しょう‐たい【小帯】
医学で、器官やその部分の過度な運動を抑制する、外皮または粘膜の小さな襞(ひだ)。舌の裏にある舌小帯、眼球の水晶体を...
しょうたい‐けん【招待券】
招待する旨を記した券。
しょうたい‐じょう【招待状】
招待する旨を記した書状。
しょうたい‐せんい【小帯線維】
⇒毛様体小帯
ショータイム
1ショーの開始時間。 2スポーツなどの見せ場。
しょうたいれい【小戴礼】
「礼記(らいき)」の異称。
しょう‐たく【妾宅】
めかけを住まわせる家。
しょう‐たく【沼沢】
1 ぬまとさわ。「—地帯」 2 沼よりも浅く、水深1メートル以下で、アシなどの抽水(ちゅうすい)植物が繁茂する所。
しょうたく‐しょくぶつ【沼沢植物】
部分的に水でおおわれた湿地帯に生える植物。ガマ・イ・アシなどのほか、ウキクサ・サンショウモなどもある。狭義には抽水...
じょう‐たつ【上達】
[名](スル) 1 《古くは「しょうたつ」》技芸・技術などがよく身につき、進歩すること。「英会話が—する」 2 下...
しょう‐タヒチ【小タヒチ】
《Tahiti Iti》⇒タヒチイティ
しょう‐たん【小胆】
[名・形動]気が小さいこと。度胸がないこと。度量が狭いこと。また、そのさま。小心。「優柔で—な男」⇔大胆。
しょう‐たん【称嘆/称歎/賞嘆/賞歎】
[名](スル)感心してほめたたえること。嘆称。嘆賞。「作品を—する」
しょう‐たん【傷嘆/傷歎】
[名](スル)悲しみなげくこと。悲嘆。
しょう‐たん【嘗胆】
⇒臥薪(がしん)嘗胆
しょう‐だい【招提】
《(梵)caturdiśaの音写「招闘提奢」の略。四方の意》仏教で、寺院。道場。「五山第二の—なれば」〈太平記・四〇〉
しょう‐だい【昭代】
よく治まっていて、栄えている世の中。太平の世。めでたい世。「明治の—に生れて来たのは誰だろう」〈漱石・吾輩は猫である〉
しょう‐だい【商大】
《「商科大学」の略》商科に関する単科大学。
しょう‐だい【唱題】
経の題目を唱えること。特に日蓮宗で、「南無妙法蓮華経」と唱えること。
しょう‐だい【章台】
中国、長安市内西南部にあった楼台の名。また、その楼台のあった宮殿の名。 《の下が花柳街であったところから》繁華街。...
しょう‐だい【掌大】
手のひらほどの大きさ。転じて、物や場所の小さいことのたとえ。「—の葉」
しょうだいじょうろん【摂大乗論】
大乗論書。北インドの無着(むじゃく)著。後魏の仏陀扇多訳2巻、梁(りょう)の真諦訳3巻、唐の玄奘(げんじょう)訳3...