しょ‐せい【処世】
世間と交わってうまく生活していくこと。世渡り。「—の道」「—にたける」
しょ‐せい【初世】
「初代」に同じ。「—市川団十郎」
しょ‐せい【初生】
1 初めてこの世に生まれ出ること。また、生まれたばかりであること。 2 初めて生ずること。「仏法—の時」
しょ‐せい【所生】
1 生みの親。また、出生地。しょしょう。 2 生んだ子。また、生み出したもの。しょしょう。「—の子を養育し」〈福沢...
しょ‐せい【所済】
租税を納めること。また、納めた租税。
しょ‐せい【書生】
1 学問を身につけるために勉強をしている人。勉学中の若者。学生。 2 他家に世話になって、家事を手伝いながら勉学する者。
しょ‐せい【書聖】
書道の名人を敬っていう語。
しょ‐せい【諸生】
多くの学問をする者たち。多くの学生や門弟。
しょ‐せい【諸政/庶政】
各方面の政治。政治全般。
しょせい‐くん【処世訓】
処世の上で役に立つ教え。
しょせい‐しばい【書生芝居】
⇒壮士芝居
しょせい‐じ【初生児】
「新生児(しんせいじ)」に同じ。
しょせい‐じゅつ【処世術】
巧みな世渡りの方法。
しょせいじん‐の‐しゅくじつ【諸聖人の祝日】
《All Saints' Day》カトリック教会で、天国にある諸聖人を記念する祝日。毎年11月1日。諸聖徒日。万聖...
しょせいっ‐ぽ【書生っぽ】
書生を軽んじていう語。しょせっぽ。
しょせい‐ばおり【書生羽織】
普通より丈の長い羽織。明治中期以後、書生が用いて一般にも流行した。
しょせい‐びな【初生雛】
卵から出てきたばかりの鶏のひな。体内には栄養源となる卵黄が残存し、餌(えさ)を与えなくてもよく、輸送ができる。
しょせい‐ぶし【書生節】
明治6年(1873)ごろからはやりだした流行歌。「書生書生と軽蔑するな、末は太政官のお役人」が原歌。
しょせい‐べや【書生部屋】
「書生2」のために充てられた部屋。多く玄関のわきに設けられた。
しょせい‐マグマ【初生マグマ】
上部マントルが部分的に融解して生じるマグマ。まだ結晶分化作用を起こしていない、できたばかりのマグマを指す。平成25...
しょせい‐ろん【書生論】
理論や理想に走って、現実をわきまえない議論。
しょ‐せき【書尺】
手紙。書状。書簡。
しょ‐せき【書跡/書蹟】
書いた文字の跡。筆跡。
しょ‐せき【書籍】
文章・絵画などを筆写または印刷した紙の束をしっかり綴(と)じ合わせ、表紙をつけて保存しやすいように作ったもの。巻き...
しょせき‐こづつみ【書籍小包】
書籍・雑誌などを送るための小包。一般の荷物より割安になる。平成10年(1998)にカタログ小包と統合されて冊子小包...
しょせっ‐ぽ【書生っぽ】
「しょせいっぽ」の音変化。「ホンの世間知らずの—だ」〈近松秋江・別れた妻に送る手紙〉
しょ‐せつ【所説】
意見・主張として述べている事柄。説くところ。説。「先学の—を引用する」
しょ‐せつ【諸説】
いろいろな説・意見。または、うわさ。「—が入り乱れる」「巷間(こうかん)に—が飛び交う」
しょせつ‐ふんぷん【諸説紛紛】
[ト・タル][文][形動タリ]いろいろな説やうわさが入り乱れて、真相が明らかでないさま。「—として原因がつかめない」
しょ‐せん【所詮】
[名] 1 最後に落ち着くところ。「せっかく鳥に生まれて来ても、…なんの—もないことじゃぞ」〈賢治・二十六夜〉 2...
しょ‐せん【緒戦】
《慣用読みで「ちょせん」とも》 1 始まったばかりのころの戦争。 2 試合や勝負の第1回目。初戦。「—を勝利で飾る」
しょ‐せん【初戦】
「緒戦2」に同じ。「—を飾る」
しょせん‐な・し【所詮無し】
[形ク]しかたがない。かいがない。「この児、歌をのみすきて、—・き物なり」〈沙石集・五本〉