しょう‐じょう【聖浄】
聖道(しょうどう)門と浄土門。聖浄二門。
しょう‐じょう【賞状】
特にすぐれた行いがあった人や優秀な成績をあげた人に、それをほめたたえる言葉を書き記して与える書状。「—を授与する」
しょう‐じょう【霄壌】
《「霄」は空、「壌」は大地の意》天と地。
しょう‐じょう【鐘状】
つり鐘のような形。
しょう‐じょう【少判官】
律令制で、判官(じょう)のうち、大判官(だいじょう)の下位の官。
しょう‐じょう【蕭条】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりともの寂しいさま。「—たる十一月の浜辺には人影一つなく」〈長与・青銅の基督〉
じょう‐しょう【丞相】
《「丞」も「相」もともに助ける意。古くは「しょうじょう」》 1 古代中国で、天子をたすけて国務を執った大臣。戦国時...
しょうじょう‐あし【猩猩足】
花台・置物台などの脚を装飾的に曲線状としたもの。鷺(さぎ)足と猫足の中間の高さのものをいう。
しょうじょう‐いし【清浄石】
手水鉢(ちょうずばち)のそばに据えておく石。のぞき石。
しょうじょう‐えび【猩猩蝦】
十脚目オキエビ科の甲殻類。体長約8センチのエビ。全身朱紅色。第1・第2歩脚ははさみ状になっている。深海産で、日本で...
しょうじょう‐か【鐘状花】
⇒鐘形花(しょうけいか)
しょうじょう‐かざん【鐘状火山】
⇒溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)
しょうじょう‐がい【猩猩貝】
ウミギクガイ科の二枚貝。貝殻は球形で厚く、殻長約10センチ。緋紅色で、殻表は長短さまざまの針状、棒状の突起で覆われ...
しょうじょう‐きょう【小乗経】
小乗仏教の経典。北方仏教の四阿含(しあごん)経、南方仏教の五ニカーヤなど、四諦・十二因縁を説いたもの。
しょうじょうけ‐いん【清浄華院】
京都市上京区にある寺。浄土宗四大本山の一。貞観2年(860)清和天皇の勅願によって、禁裏内道場として創建。開山は円...
しょうじょう‐こう【猩猩講】
大酒飲みの寄り合い。「長崎の港にして—を結び」〈浮・二十不孝・五〉
しょうじょうこう‐じ【清浄光寺】
神奈川県藤沢市にある時宗(じしゅう)の総本山。山号は藤沢(とうたく)山。開創は正中2年(1325)、開山は呑海(ど...
しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】
玩具の一。猩猩の形をした小さな人形。飴細工(あめざいく)または浮き人形に作る。また、猩猩が壺の中から出た形に作り、...
しょうじょう‐ごう【正定業】
浄土教で、阿弥陀仏の名号を唱えること。それが必ず極楽往生を保証する行為であるところからいう。
しょうじょう‐しゅ【正定聚】
必ず仏となることの決まった聖者。不退転の菩薩(ぼさつ)たち。真宗では、他力真実の信心を得た者をいう。
しょうじょう‐しん【清浄心】
妄念を払い去った清らかな心。
しょうじょう‐じ【勝常寺】
福島県河沼郡湯川村にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。開創は大同2年(807)、開山は徳一と伝える。薬師如来像...
しょうじょう‐じ【証誠寺】
福井県鯖江(さばえ)市横越町にある真宗山元派の本山。越前四本山の一。山号は山元山。親鸞(しんらん)が越後へ配流の途...
しょうじょう‐すげ【猩猩菅】
カヤツリグサ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。夏に葉の間から茎が伸び、赤褐色の花穂をつける。
しょうじょう‐せぜ【生生世世】
《「しょうじょうせせ」とも》生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫(みらいえいごう)。「—国主大名などに再...
しょうじょう‐そう【猩猩草】
トウダイグサ科の一年草。高さ約70センチ。葉は形が変化しやすく、線形から円形まである。茎の先の葉には赤い斑点が多く...
しょうじょう‐だんそう【衝上断層】
1 「逆断層」に同じ。 2 上盤がゆるい角度で下盤の上にずり上がった状態の断層。45度以下のものをいう。
しょうじょう‐づつ【賞状筒】
賞状・卒業証書・免状などを入れて持ち歩くための筒。
しょうじょう‐てき【小乗的】
[形動]視野が狭く、卑近なことにとらわれすぎるさま。「—なものの見方」
しょうじょう‐とんぼ【猩猩蜻蛉】
トンボ科の昆虫。雄は全体に鮮やかな赤色、雌は橙(だいだい)色。夏、池沼に普通に見られる。本州以南、アジア東部の熱帯...
掌上(しょうじょう)に運(めぐ)らす
《「孟子」公孫丑から》手のひらの上で物を転がすことから転じて、自由にあやつる、思いのままに行う。
しょうじょう‐の‐さ【霄壌の差】
天と地との隔たりのような、大きな違い。雲泥(うんでい)の差。
しょうじょう‐のみ【猩猩飲み】
猩猩が酒を飲むように、多量の酒を一気に飲むこと。また、その人。「朝日の出るまで—と」〈浮・諸艶大鑑・一〉
しょうじょう‐ばえ【猩猩蠅】
双翅(そうし)目ショウジョウバエ科の昆虫の総称。ごく小形で、発酵した果物やきのこに集まる。世界中に広く分布し、種類...
しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】
シュロソウ科の常緑多年草。山地に自生。高さ約20センチ。披針(ひしん)形の葉を多数根生する。春、葉の間から花茎を出...
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】
やや青みを帯びた鮮やかな深紅色。また、その色に染めた舶来の毛織物。「—の陣羽織」
しょう‐じょうふ【小丈夫】
1 小柄な男。 2 器量の狭い人物。小人物。
しょうじょう‐ふくよう【掌状複葉】
植物の複葉の一。葉柄の先端に数枚の小葉が放射状についたもの。アケビ・ウコギなどの葉。
しょうじょう‐ぶっきょう【小乗仏教】
小乗のこと。呼称としては明治以後、用いられるようになった。
しょうじょう‐ぼく【猩猩木】
ポインセチアの別名。
しょうじょう‐みゃく【掌状脈】
植物の葉身の基部から葉脈が放射状に走るもの。カエデ・ヤツデなどにみられる。
しょうじょう‐よう【掌状葉】
掌状に裂けた葉。
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
しょうじょうるてん【生々流転】
岡本かの子の長編小説。著者没後に発見された遺稿で、昭和14年(1939)「文学界」誌に発表。乞食だった父をもつ女性...
しょうじょ‐かげき【少女歌劇】
女性だけで演じられる日本独特の音楽劇。明治45年(1912)日本橋の白木屋呉服店で公演された少女歌劇が最初とされ、...
しょうじょかめん【少女仮面】
唐十郎の戯曲。昭和44年(1969)劇団早稲田小劇場により初演。昭和45年(1970)、第15回岸田国士戯曲賞受賞...
しょうじょ‐しゅみ【少女趣味】
思春期の女性に共通してみられる好み。感傷的で甘美な情緒を好む傾向をいう。
しょうじょ‐しょうせつ【少女小説】
少女を対象として書かれた小説。少女向けの小説。
しょうじょにはむかないしょくぎょう【少女には向かない職業】
桜庭一樹の小説。平成17年(2005)刊行。ライトノベル作家として活躍してきた著者による、初の一般小説。
しょうじ‐りんね【生死輪廻】
「生死(しょうじ)2」に同じ。