しょうのう‐うちゅうぶ【小脳虫部】
小脳の中心部にある、左右の小脳半球にはさまれた部分。体幹の平衡感覚を司る。損傷を受けると、体がふらつき、座ることも...
しょうのう‐がま【小脳鎌】
大脳鎌の後端に連なる脳硬膜の組織。左右の小脳半球を仕切るが、大脳鎌に比べて小さい。
しょうのう‐しっちょう【小脳失調】
⇒小脳性運動失調
しょうのう‐せい【樟脳精】
カンフルチンキ。
しょうのうせい‐うんどうしっちょう【小脳性運動失調】
小脳の障害に伴って起こる運動失調。四肢運動障害、起立・歩行障害、構音障害、眼球運動障害などがある。小脳失調。
しょうのう‐だま【樟脳玉】
樟脳を玉状にしたもの。水に浮かべて点火しても消えたり熱くなったりしないので、明治頃まで子供の玩具にされた。
しょうのう‐テント【小脳テント】
頭蓋骨の内側に密着した脳硬膜において、左右の後側頭から内側に張り出し、大脳と小脳を上下に隔てる組織。脳を左右に隔て...
しょうのう‐なんこう【樟脳軟膏】
樟脳をゴマ油・牛脂などで練った白色の軟膏。打撲傷などに用いる。カンフル軟膏。
しょうのう‐の‐き【樟脳の樹】
クスノキの別名。
しょうのう‐はんきゅう【小脳半球】
小脳の大部分を占める、左右の半球。手足の運動の調整に関与する。損傷を受けると、手や指で何かをしようとすると手指が震...
しょうのう‐び【樟脳火】
樟脳を燃やした青い火。近世の歌舞伎で、狐火(きつねび)や人魂(ひとだま)などに用いた。
しょうのう‐ゆ【樟脳油】
樟脳を蒸留・分離した残りの油。黄褐色の液体。これをさらに精留して白油(片脳油)・赤油・藍油(らんゆ)を得る。防虫防...
しょうの‐えいじ【庄野英二】
[1915〜1993]児童文学作家。山口の生まれ。芥川賞作家庄野潤三の兄。坪田譲治に師事。長編童話「星の牧場」のほ...
しょう‐の‐こと【箏の琴】
「箏(そう)」に同じ。
しょうの‐じゅんぞう【庄野潤三】
[1921〜2009]小説家。大阪の生まれ。児童文学作家庄野英二の弟。「第三の新人」の一人。「プールサイド小景」で...
しょう‐の‐つき【小の月】
1か月の日数が、陽暦で30日以下の月。陰暦では29日以下の月。陽暦では、2・4・6・9・11月。小(しょう)。⇔大の月。
しょう‐の‐ふえ【笙の笛】
「笙(しょう)」に同じ。
小(しょう)の虫(むし)を殺(ころ)して大(だい)の虫(むし)を助(たす)ける
小さなことは犠牲にしても、重要なことを守る。小を捨てて大に就く。大の虫を生かして小の虫を殺す。
しょうの‐よりこ【笙野頼子】
[1956〜 ]小説家。三重の生まれ。本姓、市川。「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞受賞。他に「なにもしてな...
しょう‐は【小波】
小さな波。
しょう‐は【小派】
小人数の党派。小さな流派。
しょう‐は【小破】
[名](スル)少し破損すること。「接触事故で船体が—する」→中破 →大破
しょうは【召波】
⇒黒柳召波(くろやなぎしょうは)
しょう‐は【消波】
海岸などに寄せる波の力を分散あるいは消失させること。「—堤」「—ブロック」
しょう‐は【翔破】
[名](スル)鳥や飛行機などが、かなり長い距離を飛びとおすこと。「パリまで無着陸で—する」
しょう‐は【照破】
[名](スル)仏が広大な智慧の光で無明(むみょう)の闇を明らかに照らすこと。「梵天の大光明が、…人天三界を—した」...
しょう‐はい【小輩】
1 身分の低い者。禄高の少ない者。小身者。 2 つまらない人物。小人物。
しょう‐はい【招牌】
看板のこと。
しょう‐はい【勝敗】
勝つことと負けること。勝ち負け。勝負。「—の分かれ目」「—は時の運」
しょう‐はい【賞杯/賞盃】
善行・功労のあった者、競技・コンクールの優勝者などに、賞として与える金属製の置き物。多く両手で持つようになっている...
しょう‐はい【賞牌】
競技の入賞者などに賞として与える記章。メダル。「—を手渡す」
しょうはい‐くつ【掌背屈】
掌屈と背屈。背掌屈。
しょう‐はいぐうし【小配偶子】
⇒雄性配偶子
しょうはい‐ライン【勝敗ライン】
勝ち負けを判定するための水準・境界線。「改選議席の過半数確保を—に掲げる」
しょうはく【肖柏】
⇒牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)
しょう‐はく【松柏】
1 松とコノテガシワ。常緑樹。ときわ木。 2 《常緑樹は一年じゅう葉の色が変わらないところから》節を守って変えない...
しょう‐はく【商舶】
商船。「—往来し葡萄牙大に富を致す」〈村田文夫・西洋聞見録〉
しょう‐はく【衝迫】
心の中にわきおこる強い欲求。衝動。「戯曲でも作ろうとすると、—ばかりでは成功せられそうにない」〈鴎外・灰燼〉
しょうはく【蕭白】
⇒曽我蕭白(そがしょうはく)
しょう‐はさん【小破産】
破産手続きの開始が決定したとき、または破産手続き中に、破産財団に属する財産の額が100万円に満たないと認められた破産。
しょう‐はちまん【正八幡】
「正八幡大菩薩」の略。「—も照覧あれ」
しょう‐はちまんぐう【正八幡宮】
もと、大隅(おおすみ)の一の宮である鹿児島神宮の異称。のちには宇佐神宮・石清水八幡宮などにもいう。
しょうはちまん‐だいぼさつ【正八幡大菩薩】
八幡神に贈られた菩薩号。
しょうは‐てい【消波堤】
海岸を守るために海岸線に沿って設けられる構造物。波のエネルギーを弱めることによって、海食崖の浸食や砂浜の後退を防ぐ。
しょうは‐ブロック【消波ブロック】
消波のために海岸などに設置されたコンクリートブロック。波消しブロック。4本の足からなるテトラポッドが一般的だが、6...
しょう‐はん【小藩】
1 領地の石高の少ない藩。 2 慶応4年(1868)禄高で諸藩を3区分したうちの、1万石以上9万石未満の藩。明治3...
しょう‐はんそん【小半損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の2...
しょうはんたい‐たいとう【小反対対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語は同じであるが質(肯定・否定)を異にする二つの特称判断の真偽関係。
しょう‐ばい【商売】
[名](スル) 1 利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。「数軒の支店を持って—している」「客—」「—...
しょうばい‐あがり【商売上(が)り】
以前に芸者・遊女・茶屋女などをしていた者。