しらき‐ごし【白木輿】
1 親王・摂関家・清華(せいが)・大臣以上が使用した白木造りの輿。しらこし。 2 葬儀のとき、棺をのせる白木造りの...
しら‐きちょうめん【白几帳面】
[名・形動]ひどくきまじめなこと。また、そのさま。「—な人」
しらき‐づくり【白木造り/白木作り】
木地のままの材でつくること。また、そのもの。「—の家具」
しらき‐の‐ねんぶつ【白木の念仏】
自力をまじえない他力の念仏を白木にたとえたもの。法然の弟子証空(しょうくう)の言葉。
シラキュース
米国ニューヨーク州中央部の都市。オナンドーガ湖南岸に位置する。1825年のエリー運河の開通により発展。19世紀初頭...
しらき‐ゆみ【白木弓】
削ったままの、漆を塗らない白木の弓。しらきのゆみ。
しらぎ【新羅】
古代朝鮮の王国名。4世紀中ごろ、朝鮮半島南東部、辰韓12国を斯盧(しろ)国が統一して建国。7世紀後半、唐と結んで百...
しらぎ‐がく【新羅楽】
三韓楽の一。上代に新羅から日本に伝来した楽舞。楽器は新羅琴・笛などを用いたが、平安時代に高麗楽(こまがく)に編入された。
しら‐ぎく【白菊】
1 白い花の咲く菊。しろぎく。《季 秋》 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は蘇芳(すおう)。秋に用いる。
しらぎ‐ごと【新羅琴】
新羅楽の主要楽器として伝来した12弦の箏(そう)。長さ約5尺(約1.5メートル)。今日の朝鮮の伽倻琴(かやきん)。...
しら‐ぎぬ【白絹】
染めてない白地の絹。しろぎぬ。
し‐らく【至楽】
この上もなく楽しいこと。「人間—の事にして並びに真理に違わざるものならしめば」〈逍遥・小説神髄〉
し‐らく【刺絡/刺胳】
漢方で、瀉血(しゃけつ)法の一。皮下の小静脈を刺して悪い血を流し去ること。
シラク
[1932〜2019]フランスの保守政治家。第22代大統領。ジスカール‐デスタン、ミッテラン政権で首相を務め、パリ...
しら・く【白く】
[動カ下二]「しらける」の文語形。
シラクサ
イタリア、シチリア島南東部のイオニア海に臨む商工業・港湾都市。前8世紀にギリシャ人が植民市として建設し、繁栄。アル...
シラクサ‐だいせいどう【シラクサ大聖堂】
《Duomo di Siracusa》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市シラクサの旧市街(オルティジア...
しら‐くち【獼猴桃】
サルナシの古名。〈和名抄〉
しら‐くび【白首】
「しろくび(白首)」に同じ。
しら‐くぼ【白癬】
「しらくも(白癬)」に同じ。
しら‐くも【白雲】
白く見える雲。はくうん。しろくも。
しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、...
しらくも‐の【白雲の】
[枕]白雲の立ち、または絶える意から、「たつ」「絶ゆ」に掛かる。「—竜田(たつた)の山の滝の上の」〈万・一七四七〉...
しら‐くら【白黒】
《「しろくろ」の音変化》とやかく言われる理由。「へん、そりゃあねえ。そこにかけちゃあ—なし」〈滑・浮世床・初〉
しら‐くりげ【白栗毛】
馬の毛色の名。栗毛の色が薄くて黄ばんで見えるもの。しろくりげ。
シラクーザ
⇒シラクサ
シラクーザ‐だいせいどう【シラクーザ大聖堂】
《Duomo di Siracusa》⇒シラクサ大聖堂
しら・ぐ
[動ガ下二]打つ。たたく。「神人白杖(しらつゑ)をもって、かの聖がうなじを—・げ」〈平家・一〉
しら・ぐ【精ぐ】
[動ガ下二]「しらげる」の文語形。
しらけ【白け】
興ざめなこと。また、何事にも関心・感動をもたないこと。「—の時代」
しらけ‐せだい【白け世代】
無気力で、何事にもしらけた態度をとる世代。学生運動が沈静化したころに大学生活を送った、昭和30年(1955)前後の...
しら・ける【白ける】
[動カ下一][文]しら・く[カ下二] 1 白くなる。色があせて白っぽくなる。「壁紙が—・ける」 2 興がさめて気ま...
しらげ【精げ】
玄米をついて精白すること。また、精白した米。
しら‐げいしゃ【白芸者】
客に色を売らない芸者。「—母はうるさくつきまとひ」〈柳多留・二一〉
しらげ‐うた【後挙歌】
《「しりあげうた」の音変化》上代歌謡の歌曲上の名称。歌句の末節を声上がりにうたう歌という。一説に、新羅歌(しらぎう...
しらげ‐かんな【精げ鉋】
仕上用の刃の薄い鉋。
しらげ‐よね【精げ米】
ついて白くした米。しらげ。〈和名抄〉
しら・げる【精げる/白げる】
[動ガ下一][文]しら・ぐ[ガ下二] 1 玄米をついて白くする。精白する。「玄米を—・げる」 2 細工物などを磨い...
しら‐こ【白子】
1 雄の魚の腹にある乳白色をした精巣。タラ・アンコウなどのものは食用にする。 2 先天的にメラニン色素が欠乏してい...
しら‐ごえ【白声/素声】
《「しらこえ」とも》 1 平曲で、節をつけずに朗読するように語ること。 2 能で、乱拍子(らんびょうし)の小鼓や懺...
しらこ‐ばと【白子鳩】
ハト目ハト科の鳥。全身白みがかった淡褐色で、くびの後ろに黒い輪模様がある。南ヨーロッパ・北アフリカから南アジアに分...
しら‐ごかし
しらじらしく振る舞うこと。しらばくれること。「捻(ねぢ)って出だせし鼻紙の、—こそ笑止なれ」〈浄・二枚絵草紙〉
しら‐ごしらえ【白拵え】
矢の白篦(しらの)に白羽をつける作り方。また、その矢。
しらさき‐かいがん【白崎海岸】
和歌山県中西部、日高郡由良町にあるリアス式海岸。紀伊水道に面して約1キロメートル続く。石灰岩の白い奇岩が散在して海...
しら‐さぎ【白鷺】
サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。コサギ・チュウサギ・ダイサギなど。はくろ。《季 夏》「—の佇(た)つとき細...
しらさぎしゅう【白鷺集】
金子薫園の歌集。昭和12年(1937)刊。
しらさぎ‐じょう【白鷺城】
姫路城の異称。
しらさぎものがたり【シラサギ物語】
岩崎京子の児童文学作品。昭和38年(1963)、第4回講談社児童文学新人賞受賞。
しら‐さや【白鞘】
《「しらざや」とも》白木作りの刀の鞘。
知(し)らざあ言(い)って聞(き)かせやしょう
歌舞伎「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」(通称「白浪五人男」)第3幕、浜松屋店先の場で、弁天小僧が居...