しろ‐たえ【白妙/白栲】
1 カジノキやコウゾの皮の繊維で織った白い布。しらたえ。「—に舎人(とねり)よそひて」〈万・四七五〉 2 (白妙)...
しろたえ‐ぎく【白妙菊】
キク科の多年草。茎と葉は白い綿毛で覆われる。5〜9月ごろ、黄色い頭状花がいくつもかたまって咲く。地中海沿岸地方の原...
しろたえ‐の【白妙の】
[枕] 1 衣・布に関する「衣」「袖(そで)」「袂(たもと)」「たすき」「紐(ひも)」「領布(ひれ)」などにかかる...
しろ‐タク【白タク】
白ナンバーの自動車で不法にタクシー営業をすること。また、その車。
ゴードン
[1923〜2012]ウィーンの生まれ。5歳から15歳までを日本で過ごす。第二次大戦中は米国で過ごし、戦後はGHQ...
しろ‐だち【白太刀】
《「しろたち」とも》柄(つか)や鞘(さや)などの金具を、すべて銀製とした太刀。銀(しろがね)作りの太刀。「或いは四...
しろた‐ばいばい【白田売買】
まだ田に雪のあるころに、その年の収穫を予想して米の売買をすること。→青田売買 →黒田売買
しろ‐たぶ【白たぶ】
シロダモの別名。
しろ‐たれ【白垂】
能の仮髪の一。左右の鬢(びん)から肩の下まで垂らす白い毛髪。「遊行柳(ゆぎょうやなぎ)」「実盛」の後ジテなど、老神...
しろ‐だすき【白襷】
白色のたすき。
しろ‐だも【白だも】
クスノキ科の常緑高木。暖地の山野に生え、葉は楕円形で裏面が白い。秋の終わりごろ、黄褐色の小花が群がってつき、翌年の...
しろ‐ちどり【白千鳥】
チドリ目チドリ科の鳥。全長17センチくらい。全体に灰褐色で、他のチドリに比べて白っぽく、胸の黒帯は中央で切れている...
しろ‐ちゃ【白茶】
1 灰汁(あく)につけず、蒸して焙(ほう)じた上等の茶。しらちゃ。 2 中国茶の一。茶の若葉を摘み、蒸さずに乾燥さ...
しろ‐ちょう【白蝶】
鱗翅(りんし)目シロチョウ科の昆虫の総称。中形で、翅(はね)は白色や黄色のものが多く、後ろ翅に突起がない。モンシロ...
しろ‐ちょうがい【白蝶貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はアコヤガイに似るが、大形で、殻表は黄褐色、内面は真珠色。真珠養殖の母貝となり、殻はボ...
しろ‐ぢょうちん【白提灯】
「白張(しらは)り提灯」に同じ。
しろ‐ちりめん【白縮緬】
染めない白地の縮緬。
シロッコ
地中海北岸に吹く高温の南東風。サハラ砂漠から吹いてくることが多い。
シロッコ‐ファン
送風機の一。幅の狭い羽根が多数ついた回転筒で、集めた空気を垂直方向に排出する。機器類の排気、室内や工場の空調・換気...
シロップ
砂糖・水あめなどに水を加えて煮とかした、濃厚な糖液。また、それに香料などを加えたもの。ガムシロップ・フルーツシロッ...
シロップ‐ざい【シロップ剤】
白糖または甘味料などを含む医薬品を、比較的濃厚な溶液または懸濁液とした内用液剤。溶かして用いる粉状・粒状のドライシ...
しろっ‐ぽ・い【白っぽい】
[形] 1 白色を帯びている。白みがかっている。「—・い着物」 2 しろうとくさい。しろうとっぽい。「あんな物まね...
しろ‐つきげ【白月毛】
「しらつきげ」に同じ。
しろ‐つち【白土】
「しらつち」に同じ。
しろ‐つつじ【白躑躅】
1 白い花をつけるツツジ。《季 春》 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は紫。春に用いる。
しろ‐つめくさ【白詰草】
マメ科の多年草。茎は地をはい、3枚の小葉からなる複葉。夏、葉の付け根から花柄を伸ばし、白い小花を密集してつける。ヨ...
しろ‐つるばみ【白橡】
⇒しらつるばみ
しろ‐づき【白搗き】
玄米をついて、精白すること。また、白米。「—三升五合ほど」〈浮・五人女・二〉
しろ‐づめ【城詰め】
城内に勤務していること。また、その武士。
しろてんをだくきふじん【白貂を抱く貴婦人】
《原題、(イタリア)Dama con l'ermellino》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。縦55センチ...
しろ‐で【白手】
白色の釉(うわぐすり)をかけた磁器。
しろ‐と【素人】
「しろうと」に同じ。
しろと‐すい【素人粋】
しろうとのくせに粋人ぶる者。半可通。「ものに馴(な)れたる客は格別、まだしき—は恐れてこなす事ならず」〈浮・一代女・一〉
しろ‐とび【白飛び】
画像の表示・表現で、明るい部分の階調が失われ真っ白になっていること。暗い背景を背にした人の顔や白い衣服、または風景...
しろ‐とり【白鳥】
「しらとり」に同じ。
しろとり‐せいご【白鳥省吾】
[1890〜1973]詩人。宮城の生まれ。民衆詩派を結成し、芸術派と対立した。詩集「大地の愛」、評論集「民主的文芸...
しろ‐どり【城取り】
城構え。「—、陣取り、一切の軍法をよく鍛錬いたす」〈甲陽軍鑑・一一〉
しろ‐ナイル【白ナイル】
《White Nile》ナイル川上流の二大支流の一の称。ビクトリア湖などの水を集めて北流し、ハルツーム付近で青ナイ...
しろながす‐くじら【白長須鯨】
ナガスクジラ科の哺乳類。全長30メートルに達するヒゲクジラで、全動物のうちで最大。全身が青灰色。世界の海洋を回遊し...
しろ‐なす【白茄子】
ナスの一品種。果皮の色が白い。しろなすび。《季 夏》
しろ‐な・す【代為す】
[動サ四]売って金に換える。「武具馬具を—・して身請(みうけ)したと」〈浄・浪花鑑〉
しろ‐なまこ【白海鼠】
シロナマコ科のナマコ。体長約10センチ。紡錘形をし、紅白色で半透明。北海道・東北の浅海の砂泥底にすむ。
しろ‐なまず【白癜】
表皮のメラノサイトが減少・消失し、境界のはっきりした白斑ができる皮膚の病気。尋常性白斑。しらはだ。しらはたけ。
しろ‐なまり【白鉛】
1 錫(すず)の古名。〈和名抄〉 2 白鑞(しろめ)の別名。
しろ‐なめし【白鞣】
染色していないなめし革。しろなめしがわ。「—の爪革(つまかわ)」
しろ‐なんてん【白南天】
ナンテンの一品種。白い実を結ぶ。観賞用、また薬用ともする。《季 冬》
しろ‐ナンバー【白ナンバー】
白地に緑色の文字で示されたナンバープレート。また、それをつけることから、自家用自動車のこと。
しろ‐にきび【白面皰】
⇒にきび[補説]
しろ‐ぬき【白抜き】
印刷や染色で、文字または模様の部分だけ白地で残すこと。「紺地に—の屋号」
しろ‐ぬめ【白絖】
白色のぬめ織り。白い絹の無地綾や繻子(しゅす)など。