しんけい‐か【唇形花】
合弁花の一。筒状の花びらの先が上下の二片に分かれ、唇のような形をしたもの。シソ科・ゴマノハグサ科植物に多くみられる。
しんけい‐か【唇形科】
シソ科の旧称。
しんけい‐かく【神経核】
脳や脊髄の中にある、神経細胞体が塊状に集まっている場所。灰白質の一つ。大脳基底核・視床下核・顔面神経核・側坐核・尾...
しんけいかさねがふち【真景累ヶ淵】
怪談噺(ばなし)。三遊亭円朝作。江戸時代に広く知られた累(かさね)伝説を下敷きとする。旗本の深見新左衛門が貸し金の...
しんけいかすいたい‐ホルモン【神経下垂体ホルモン】
⇒脳下垂体後葉ホルモン
しんけい‐かびん【神経過敏】
[名・形動]少しの刺激にも敏感に反応すること。また、そのさま。「食品の安全性に—になる」「—な男」
しんけい‐かん【神経管】
脊椎動物および原索動物の発生初期に、脊索の背側に神経板から形成される管状体。のちに中枢神経系および目・耳などが形成...
しんけい‐かんさいぼう【神経幹細胞】
神経細胞と神経膠(こう)細胞(グリア細胞)を産生する元となる幹細胞。体性幹細胞の一。
しんけいがさいぼう‐しゅ【神経芽細胞腫】
⇒神経芽腫
しんけいが‐しゅ【神経芽腫】
副腎や交感神経節に発生する腫瘍。5歳以下の幼児に発症することが多い。小児癌(しょうにがん)の一種。1歳未満の場合、...
しんけい‐ガス【神経ガス】
神経に作用する致死性の毒ガス。吸入・経口摂取のほか、皮膚から吸収して作用するガスもある。第二次大戦前に開発されたサ...
しんけい‐けい【神経系】
動物体内において、刺激に対して各器官を統一的、有機的に働かせる神経の系統。脳・脊髄の中枢神経系と、運動神経・感覚神...
しんけい‐けいせい【神経形成】
⇒神経新生
しんけい‐げん【神経元】
⇒神経線維
しんけい‐げんせんい【神経原線維】
神経細胞内にみられる微細な線維性の構造物。→神経原線維変化
しんけいげんせんい‐へんか【神経原線維変化】
タウというたんぱく質が過剰にリン酸化されて神経細胞内に蓄積したもの。加齢に伴って出現し、アルツハイマー型認知症など...
しん‐けいこう【新傾向】
新しい傾向。旧態を脱し、新しい面を開こうとする動き。「—の入試問題」
しんけい‐こうさいぼう【神経膠細胞】
脳・脊髄の神経細胞の間を埋めて結合・支持の役をし、毛細血管との間を結んで栄養供給や物質代謝に関与する細胞。グリア細...
しんけい‐こうしゅ【神経膠腫】
⇒グリオーマ
しんけいこう‐はいく【新傾向俳句】
正岡子規の没後、大須賀乙字(おおすがおつじ)の論文「新俳句界の新傾向」に端を発し、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう...
しんけい‐こん【神経根】
脊髄から左右に出る末梢神経(脊髄神経)の根元の部分。
しんけい‐さいぼう【神経細胞】
神経系を構成する最も基本的な機能的単位。細胞体・樹状突起・軸索(神経線維)から成る。シナプスを介して他の神経細胞と...
しんけいさいぼう‐たい【神経細胞体】
神経細胞から軸索と樹状突起を除いた部分。伝達された情報の受容体。細胞体。
しん‐けいざいせいさく【新経済政策】
⇒ネップ(NEP)
しんけい‐しっかん【神経疾患】
脳・脊髄・末梢神経などに障害を引き起こす病気の総称。脳卒中、認知症、パーキンソン病・脊髄小脳変性症などの神経変性疾...
しんけい‐しつ【神経質】
[名・形動] 1 情緒的に不安定で、わずかなことにも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。 2 細かいこ...
しんけい‐しゅうまつ【神経終末】
神経細胞体から伸びた軸索の末端部分。他の神経細胞(ニューロン)とシナプスを介して結合し、神経伝達物質を放出して情報...
しんけい‐しゅうもう【神経集網】
⇒神経叢(しんけいそう)
しんけい‐しょう【神経症】
心理的な原因によって起こる心身の機能障害。精神疾患にみられる人格の障害がなく、自分は病気だという意識がある。不安神...
しんけい‐しょう【神経鞘】
末梢神経の神経線維(軸索)の最外層にある膜。シュワン細胞とよばれる薄い細胞からなり、栄養補給を担うとされる。シュワン鞘。
しんけいしょうがいせい‐とうつう【神経障害性疼痛】
末梢神経や中枢神経の損傷や障害によって生じる疼痛。外傷や手術、あるいは癌(がん)・糖尿病・帯状疱疹などの疾患による...
しんけい‐しょうしゅ【神経鞘腫】
末梢神経を取り巻く神経鞘(しんけいしょう)細胞(シュワン細胞)から発生する腫瘍。聴神経にできることが多い。ほとんど...
しんけいしょうせい‐うつびょう【神経症性鬱病】
《「神経性鬱病」とも》⇒気分変調症
しんけいしょうせい‐しょうがい【神経症性障害】
心理的なストレスによって誘発されるパニック障害・不安障害・PTSD・摂食障害などの総称。
しんけい‐しんせい【神経新生】
神経幹細胞などから新たな神経細胞が分化する現象。胚・胎児期・幼年期に盛んになる。成体になると新たに神経細胞が生じな...
しんけい‐しんりがく【神経心理学】
脳の機能と人の精神活動との関係を研究する学問分野。脳の損傷によって生じる障害の様相と損傷部位との関係から、言語・思...
しんけい‐すいじゃく【神経衰弱】
1 身体的、精神的な過労によって、注意集中困難・疲労感・焦燥感(しょうそうかん)など、さまざまな自覚症状を訴える状...
しんけいせい‐かしょくしょう【神経性過食症】
⇒過食症
しんけいせい‐さべつ【神経性差別】
⇒ニューロセクシズム
しんけいせいしょくよくふしん‐しょう【神経性食欲不振症】
⇒神経性無食欲症
しんけいせい‐たいしょくしょう【神経性大食症】
《Bulimia nervosa》⇒過食症
しんけいせいちょう‐いんし【神経成長因子】
脳の老化防止・活性化や神経細胞の分化・成長に関係するたんぱく質。認知症などさまざまな神経障害の予防と治療に有効とさ...
しんけいせい‐むしょくよくしょう【神経性無食欲症】
やせようとして、あるいは太ることをおそれて厳しい食事制限をしているうちに、食欲が極度に減退して著しくやせる病気。思...
しんけいせい‐やせしょう【神経性痩せ症】
⇒神経性無食欲症
しんけい‐せつ【神経節】
末梢神経の途中で、神経細胞と神経線維とが集まってこぶ状に太くなった部分。興奮の伝わり方を調節する。ガングリオン。
しんけい‐せん【神経戦】
物理的戦闘力によらないで、宣伝・謀略などを用いて相手の戦意を失わせたり操作したりする戦法。
しんけい‐せんい【神経線維/神経繊維】
神経細胞(ニューロン)の構成要素で、細胞体から出ている突起のうち、最も長い突起。末端は次の神経細胞の樹状突起とシナ...
しんけいせんいしゅしょう‐いちがた【神経線維腫症Ⅰ型】
⇒レックリングハウゼン病
しんけい‐そう【神経叢】
脊椎動物の末梢神経の基部や末端部で、多数の神経細胞などが枝分かれして網状になっている部分。神経集網。
しんけい‐そしき【神経組織】
神経系を構成する組織。神経細胞と神経膠細胞(こうさいぼう)などからなる。