し‐しょう【四障】
仏語。仏道修行上の4種類の障害。ものにまどう惑障、悪業(あくごう)のさわりの業障、悪業のむくいの報障、邪見の見障。
し‐しょう【市章】
その市のシンボルマーク。
し‐しょう【死生】
「しせい(死生)」に同じ。
し‐しょう【死傷】
[名](スル)死ぬことと傷つくこと。「列車転覆事故で多数の人が—する」「—者」
し‐しょう【志尚】
こころざし。「—の尊くして、品格の高き者」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
し‐しょう【私消】
[名](スル)公共の金品を勝手に私用に消費すること。「誤魔化すの—するのと云うのではなく」〈里見弴・多情仏心〉
し‐しょう【私娼】
公娼制度の認められていた時代に、公認されずに営業した売春婦。⇔公娼。
し‐しょう【私傷】
公務を離れたときに受けた傷。⇔公傷。
し‐しょう【刺傷】
[名](スル)刃物などで人を刺して傷つけること。また、その傷。刺し傷。
し‐しょう【刺衝】
[名](スル)突き刺すこと。また、刺激すること。「寒熱痛痒外より—して内よりこれに応じ」〈福沢・学問のすゝめ〉
し‐しょう【師匠】
1 学問または武術・芸術の師。先生。 2 歌舞音曲などの遊芸を教える人。 3 寄席芸人に対する敬称。
し‐しょう【師承】
[名](スル)弟子が師から教えを受け伝えること。師伝。「武道の奥義を—する」
し‐しょう【翅鞘】
甲虫類の、かたい前翅(まえばね)。たたむと上になるので上翅(じょうし)ともいう。鞘翅(しょうし・さやばね)。
し‐しょう【視床】
間脳にある大きな灰白質の部分。嗅覚(きゅうかく)以外の興奮伝導を大脳皮質へ中継し、痛覚の知覚や運動機能の調節、感情...
し‐しょう【詞章】
1 文字によって表現された言葉。詩歌や文章。 2 謡曲・浄瑠璃など音楽的要素のある演劇作品の文章。
し‐しょう【嗤笑】
[名](スル)あざけり笑うこと。嘲笑(ちょうしょう)。「此言を聞く者、咸(みな)予を—して以て狂と為し」〈露伴・運命〉
し‐しょう【詩抄/詩鈔】
多くの詩の中から、ある目的のもとに抜き書きして書物にしたもの。
し‐しょう【視唱】
その楽譜を初めて見て、ただちに歌うこと。初見(しょけん)。→ソルフェージュ
じ‐しょう【次将】
1 大将の次に位するもの。 2 《「ししょう」とも》近衛中将(このえのちゅうじょう)・少将の異称。
ししょうか‐かく【視床下核】
大脳基底核を構成する神経核の一つ。淡蒼球外節から抑制性の出力を受け、淡蒼球外節および淡蒼球内節・黒質網様部へ興奮性...
ししょう‐かぶ【視床下部】
間脳の一部で、視床の下側にあり、脳下垂体につながる部分。自律神経系の中枢で、体温調節・物質代謝の調節・睡眠・生殖な...
し‐しょうがい【私生涯】
人の個人としての生涯。私人としての一生。⇔公生涯。
ししょう‐くつ【私娼窟】
私娼の多くいる地域。
ししょうさん‐ペンタエリトリトール【四硝酸ペンタエリトリトール】
⇒ペントリット
ししょう‐しゃ【死傷者】
死んだ人と負傷した人。「事故で多数の—が出た」
ししょう‐じ【指小辞】
ある語について、それよりもさらに小さい意、または、親愛の情を表す接尾語。英語の-letやドイツ語の-lein, -...
し‐しょうせつ【私小説】
1 作者自身を主人公として、自己の生活体験とその間の心境や感慨を吐露していく小説。日本独特の小説の一形態で、大正期...
ししょうせつかのわたくしごと【私小説家の私事】
宮原昭夫の短編小説。昭和45年(1970)「文芸」誌に掲載。昭和47年(1972)刊行の小説集「あなたの町」に収録。
ししょうせつさっかろん【私小説作家論】
山本健吉の評論集。昭和18年(1943)刊行。
し‐しょうたい【四聖諦】
⇒四諦(したい)
ししょう‐つう【視床痛】
⇒中枢性疼痛
ししょう‐の‐くりん【四生の苦輪】
仏語。一切の衆生(しゅじょう)が4種の生まれ方をし、生死の苦しみが輪の回転のように続いて止まらないこと。
ししょう‐ふち【死生不知】
死をものともしないこと。命知らず。「—の村人ども評定して」〈著聞集・一二〉
ししょ‐かいだん【四所戒壇】
⇒四戒壇(しかいだん)
ししょ‐かん【私書函】
私書箱の旧称。
ししょ‐きょうゆ【司書教諭】
小・中・高等学校で、学校図書館の管理や読書指導などを行う教諭。
し‐しょく【四職】
⇒ししき(四職)
し‐しょく【死色】
死人のような顔色。死相の現れた顔色。「—を呈する」
し‐しょく【姿色】
容姿。みめかたち。
し‐しょく【紙燭/脂燭】
⇒しそく(紙燭)
し‐しょく【紫色】
むらさきいろ。
し‐しょく【嗜食】
[名](スル)習慣的に、また好んで食べること。「ハイエナは死肉を—する」
し‐しょく【試食】
[名](スル)食品や料理の味をみるため、ためしに食べること。「新製品を—する」「—会」
し‐しょく【試植】
[名](スル)新品種の植物などを、試験的に植えてみること。「稲の新種を—する」
ししょく‐きん【紫色金】
金78パーセントとアルミニウム22パーセントの割合でできた合金。装飾用。
ししょく‐しん【視触診】
視診と触診。
ししょ‐ごきょう【四書五経】
四書と五経。儒教の基本書とされる。
ししょ‐しょうしょ【私署証書】
私人として作成・署名した証書。私文書。
ししょ‐ばこ【私書箱】
《「郵便私書箱」の略》郵便局に設置されている、受取人専用の郵便物受取箱。
ししょ‐みょうじん【四所明神】
奈良の春日神社の祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)・天児屋命(あまのこやねの...