すい‐ち【推知】
[名](スル)ある手がかりからおしはかって知ること。「余が今卿に請んとする所のものは卿も亦これを—する所ならん」〈...
す‐いちぶ【素一歩】
たった1歩の金。転じて、貧乏人。「己のような—と腐れ合おうと」〈鏡花・婦系図〉
すい‐ちゃ【吸茶】
一碗の茶を何人かが回してすすり飲むこと。多くは濃茶(こいちゃ)。
すい‐ちゅう【水中】
水のなか。「—にもぐる」
すい‐ちゅう【水注】
1 「水滴(すいてき)2」に同じ。 2 茶道で、点前(てまえ)の際に用いる水の容器。みずさし。
すい‐ちゅう【水柱】
水が柱状に立ちのぼるもの。みずばしら。
すいちゅう‐か【水中花】
コップなど、水を入れたガラス器の中で開かせる造花。《季 夏》「—培(つちか)ふごとく水を替ふ/波郷」
すいちゅう‐カメラ【水中カメラ】
水中で使用できるように防水処理を施したカメラ。
すいちゅう‐こうこがく【水中考古学】
海底や湖底などに水没している遺跡・遺物を研究対象とする考古学の一分野。
すいちゅう‐しょくぶつ【水中植物】
水中に生える植物。広義には藻類も含め、狭義には沈水植物をさす。水生植物。
すいちゅうしょぶん‐たい【水中処分隊】
海中で発見された不発弾や機雷などの爆発性危険物の処理を主な任務とする、海上自衛隊の潜水部隊。大湊・横須賀・舞鶴・呉...
すいちゅう‐じゅう【水中銃】
水中で魚介類を捕獲するための銃。ゴムなどの力で矢を発射する。スピアガン。
すいちゅう‐せいぶつ【水中生物】
水中に生息する生物の総称。狭義には、生活史のすべてを水中で過ごす生物をさす。→水生生物
すいちゅう‐センチメートル【水柱センチメートル】
圧力の単位。気道内圧・胸腔内圧・門脈圧など、生体内の圧力の計量に用いられる。非SI単位。かつては「高さ1センチメー...
すいちゅう‐ちょうおんき【水中聴音機】
⇒ハイドロホン
すいちゅう‐ドローン【水中ドローン】
⇒アール‐オー‐ブイ(ROV)
すいちゅう‐ハウジング【水中ハウジング】
カメラやビデオカメラを水中で使用するための防水ケース。防水ハウジング。
すいちゅう‐ばいよう【水中培養】
⇒水耕栽培
すいちゅうぶんかいさん‐ほごじょうやく【水中文化遺産保護条約】
海底遺跡や沈没船など水中にある文化遺産の法的保護を目的とする国際条約。トレジャーハンターによる無秩序な引き揚げを規...
すいちゅう‐マイクロホン【水中マイクロホン】
《「水中マイクロフォン」とも》⇒ハイドロホン
すいちゅう‐めがね【水中眼鏡】
水中で目をあけていられるように作ってあるめがね。
すいちゅう‐よう【水中葉】
水生植物の葉のうち、水中にある葉。沈水葉。→浮葉 →水上葉
すいちゅうよく‐せん【水中翼船】
船体の喫水線下に翼を付けた船。これによって揚力を発生させ、船体を浮き上がらせて高速で進む。ハイドロフォイル。
すい‐ちょう【水鳥】
1 水禽(すいきん)類。みずとり。 2 《字が水(氵)と酉(とり)からなるところから》酒のこと。
すい‐ちょう【水調】
雅楽の調子の一。黄鐘(おうしき)調の枝(えだ)調子で、本来律(りつ)であるべき黄鐘調を呂(りょ)に転じて用いるもの。
すい‐ちょう【推重】
[名](スル)尊び重んじること。「俳諧師として—されるのも嬉しい」〈虚子・俳諧師〉
すい‐ちょう【翠帳】
緑色のとばり。
すいちょう‐こうけい【翠帳紅閨】
翠帳を垂れ、紅色に飾った寝室。貴婦人のねや。「—に、枕が三つ」〈鏡花・日本橋〉
すい‐ちょく【垂直】
[名・形動] 1 まっすぐに垂れ下がること。また、そのさま。「—な線を引く」 2 水平面・地平面に対して直角の方向...
すいちょく‐あんていばん【垂直安定板】
航空機で、垂直尾翼の前部の固定部分。片揺れに対する安定と釣り合いを取るためのもの。
すいちょく‐いどう【垂直移動】
[名](スル) 1 垂直方向に移動すること。 2 遺伝子が生殖によって親から子の世代へ伝わること。垂直伝播(でんぱ...
すいちょく‐かんせん【垂直感染】
妊婦が風疹(ふうしん)・B型肝炎・梅毒などにかかっている場合に、その病原微生物が胎盤を通じて、あるいは分娩の際に産...
すいちょく‐きせんしょうきょきかん【垂直帰線消去期間】
⇒ブイ‐ビー‐アイ(VBI)
すいちょく‐けん【垂直圏】
鉛直線を含む任意の平面が、天球と交わってできる大円。天の両極を通るものを天の子午線という。鉛直圏。
すいちょく‐こうりょく【垂直抗力】
物体が面の上に接触して力を及ぼすとき、その力に対する反作用として面に垂直な方向にはたらく抗力。水平方向にかかる力は...
すいちょく‐じききろく【垂直磁気記録】
ハードディスクなどの磁気ディスク装置で採用される記録方式の一。ディスクの磁気記録面に対し、磁界の方向を垂直に配置し...
すいちょく‐スキャンレート【垂直スキャンレート】
《vertical scan rate》⇒リフレッシュレート
すいちょく‐スケール【垂直スケール】
⇒スケールアップ
すいちょく‐せん【垂直線】
⇒垂線(すいせん)
すいちょくそうさ‐しゅうはすう【垂直走査周波数】
⇒リフレッシュレート
すいちょくてき‐こくさいぶんぎょう【垂直的国際分業】
先進国と開発途上国との間で、工業製品と一次産品との貿易が行われるという形の国際分業。⇔水平的国際分業。
すいちょく‐でんぱ【垂直伝播】
⇒垂直移動2
すいちょく‐とうごう【垂直統合】
企業が商品の開発・生産・販売を自社で一手に行うこと。コスト管理の徹底、技術漏洩の防止、業務範囲の拡張などの利点があ...
すいちょくとうごうがた‐システム【垂直統合型システム】
⇒コンバージドインフラストラクチャー
すいちょく‐とび【垂直跳び】
1 その場に立ったまま、真上に跳び上がる運動。 2 体操競技で、跳び箱や跳馬を跳び越すとき、床に対して垂直な姿勢を...
すいちょくどうき‐しゅうはすう【垂直同期周波数】
⇒リフレッシュレート
すいちょく‐にとうぶんせん【垂直二等分線】
ある線分の中点を通り、その線分に垂直な直線。
すいちょく‐にとうぶんめん【垂直二等分面】
三次元空間において、ある線分の中点を含む、その線分に垂直な平面。
すいちょく‐のうぎょう【垂直農業】
垂直農法によって農産物を生産すること。
すいちょく‐のうじょう【垂直農場】
垂直農業によって農産物を生産する施設。