せき‐しゅん【惜春】
行く春を惜しむこと。また、過ぎ行く青春を惜しむこと。「—賦」《季 春》「—やいつも静かに振舞ひて/立子」
せき‐しょ【関所】
街道の要所や国境に設け、戦時における防衛あるいは通行人や物品の検査に当たった所。古代においては軍事的目的で設置され...
せき‐しょ【尺書】
短い文書や手紙。寸書。
せき‐しょう【夕照】
夕焼け。夕映え。夕日。
せき‐しょう【石匠】
石を切り出したり、石に細工したりする職人。石工(いしく)。
せき‐しょう【石菖】
サトイモ科の多年草。渓流の縁に生え、高さ20〜50センチ。ショウブに似るが小形で、香りは強い。初夏、淡黄色の多数の...
せき‐じょう【石上】
《古くは「せきしょう」》石の上。「樹下—」
せきしょう‐し【石松子】
ヒカゲノカズラの胞子。淡黄色の粉。湿気を防ぐので丸薬・火薬の衣などに利用する。
せきしょう‐せん【石勝線】
千歳線南千歳から追分を経て根室本線新得(しんとく)に至るJR線。新夕張・夕張間を含む。名称は石狩と十勝を結ぶところ...
せき‐しょうぶ【石菖蒲】
セキショウの別名。いしあやめ。
せきしょう‐も【石菖藻】
トチカガミ科の水生の多年草。池沼・川などに生え、長さ約50センチ。線形の葉が群生する。雌雄異株。夏から秋にかけ、ら...
せきしょ‐きって【関所切手】
⇒関所手形
せき‐しょく【赤色】
1 赤い色。赤。 2 (赤旗を用いるところから)社会主義・共産主義をいう。「—革命」
せきしょく‐きょせい【赤色巨星】
表面温度が低い巨星のうち、スペクトル型がK型・M型の恒星。水素が核融合で使い果たされ、ヘリウム・炭素・珪素・鉄など...
せきしょく‐きん【赤色筋】
⇒遅筋線維
せきしょく‐くみあい【赤色組合】
革命的な労働組合。特に、プロフィンテルンに属する労働組合をいう。赤色労働組合。
せきしょく‐ちょうきょせい【赤色超巨星】
超巨星のうち、表面温度が低く赤く見える恒星。または赤色巨星の中で半径が太陽の数百倍、光度が太陽の数万倍以上のもの。...
せきしょく‐ど【赤色土】
主として高温多雨の亜熱帯・熱帯に分布する、鉄・アルミニウムの酸化物が多く赤みの強い土壌。土地はやせている。
せきしょく‐わいせい【赤色矮星】
主系列星のうち、質量が小さく暗い赤色の光を放つ恒星。太陽より小さく、核融合に使われる水素の量も少ないが、エネルギー...
せきしょ‐てがた【関所手形】
江戸時代、関所を通行するさいに提示した身元証明書。関所通り手形。関所切手。関所札。関札。
せきしょ‐とおりてがた【関所通り手形】
⇒関所手形
せきしょ‐ふだ【関所札】
⇒関所手形
せきしょ‐やぶり【関所破り】
関所手形を持たずに不法に関所を通過したり、間道を抜けて関所を避けて通ること。また、それをする人。関破り。
せきし‐るい【襀翅類】
昆虫カワゲラ類。カワゲラ目の旧称。
せき‐しん【石心】
1 石のように堅くてくずれない心。「—鉄肝」「転(まろ)ばし難き—も」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 石のように冷たい...
せき‐しん【赤心】
嘘いつわりのない、ありのままの心。丹心。まごころ。「—を吐露する」
せき‐しん【赤身】
1 衣服をつけていない、むき出しのからだ。 2 武具を身につけていないこと。
せき‐しんげつ【赤新月】
《十字形はキリスト教を連想させることから》イスラム教各国で、赤新月社(赤十字社)を表す赤い三日月形の記章。
せきしん‐じんたい【尺進尋退】
1尺進んで、1尋(ひろ)退くこと。得るところが少なく、失うものの多いことのたとえ。寸進尺退。
赤心(せきしん)を推(お)して人(ひと)の腹中(ふくちゅう)に置(お)く
《「後漢書」光武紀から》心から人を信じて、まごころをもって接することのたとえ。
せき‐じ【関路】
関所に通じる道。「今はとて立ち帰りゆくふるさとの不破の—に都忘るな」〈後撰・離別〉
せき‐じ【昔時】
むかし。いにしえ。往時。
せき‐じ【席次】
1 会合・儀式などでの座席の順序。席順。 2 成績・地位などの順位。「—が上がる」
せき‐じつ【夕日】
ゆうひ。入り日。
せき‐じつ【赤日】
1 太陽の光。夏の照り輝く太陽。 2 「赤口(しゃっこう)」に同じ。
せき‐じつ【昔日】
過去の日々。むかし。往時。いにしえ。「—の面影を残す」
せき‐じつ【積日】
多くの日数を重ねること。積もる月日。「—の労苦をいやす」
せきじ‐の‐とり【関路の鳥】
《中国春秋時代の孟嘗君がにせの鶏の鳴き声によって函谷関を脱出したという「史記」孟嘗君伝の故事をふまえて清少納言が詠...
せき‐じゅ【碩儒】
深い学問を身につけた学者。大学者。碩学。大儒。
せき‐じゅう【石獣】
馬・象・駱駝(らくだ)・麒麟(きりん)・有翼獅子などの獣をかたどった石像。中国で、帝王や貴人の墓所・宮殿・祠廟(し...
せきじゅうじ【赤十字】
戦時に、敵味方の区別なしに傷病者の救護、捕虜や避難民の保護を行う目的で設立された国際協力組織。現在では平時において...
せきじゅうじ‐こくさいいいんかい【赤十字国際委員会】
《International Committee of the Red Cross》戦時などに、ジュネーブ条約遵守...
せきじゅうじ‐しゃ【赤十字社】
赤十字条約に加盟した各国に1社ずつ設置された民間の医療・社会事業組織。各国赤十字社は連合体として、赤十字社連盟を組...
せきじゅうじ‐じょうやく【赤十字条約】
1864年、ジュネーブで締結された赤十字運動に関する条約。以後、1949年まで四度にわたり改正を経ている。ジュネー...
せき‐じゅん【石筍】
鍾乳洞(しょうにゅうどう)の床にみられる、たけのこ状の岩石。上壁から落ちるしずくの中に含まれている石灰分が沈殿して...
せき‐じゅん【席順】
1 座席の順。席次。 2 成績の順位。席次。
せき‐じょ【石女】
子を産めない女。うまずめ。〈日葡〉
せき‐じょう【関城】
茨城県筑西市にあった鎌倉・南北朝時代の城。北畠親房(きたばたけちかふさ)が入城して北朝軍と戦った本拠地。
せき‐じょう【赤縄】
《昔、韋固(いこ)という青年が異人に会い、袋の中に入っている赤縄で男女の足をつなぐと、どんな間柄でも離れられない仲...
せき‐じょう【席上】
1 座席の上。敷物の上。 2 会合の場。宴会の席。「記者会見の—」