ぜん‐ごう【善業】
仏語。よい果報を得る因となるべき行為。五戒・十善などの行い。⇔悪業(あくごう)。
ぜんごう‐オープン【全豪オープン】
オーストラリアのメルボルンで開催されるテニスの国際大会。1905年創設。コートはハードコート。南半球のため、現地が...
ぜん‐ごうせい【全合成】
複雑な分子構造をもつ天然由来の化学物質などを、最小単位の原料から人工的に合成すること。
ぜんご‐かんけい【前後関係】
1 複数のものが並んで、時間的・空間的に前と後ろの関係にあること。「—にある諸事件」 2 文章や会話の中の、語句ど...
ぜんご‐さく【善後策】
後始末をうまくつけるための方法。「—を講じる」
ぜんご‐さゆう【前後左右】
前後と左右。四方。「—を確認する」
ぜん‐ごし【膳越し】
本膳の向こうにある膳の料理を箸(はし)で取ること。不作法とされる。
ぜんご‐しょう【前後賞】
宝くじなどで、特に高額の当たりくじの前後の番号のくじに出す賞。
ぜん‐ごしらえ【膳拵え】
[名](スル)膳に料理を並べること。食事の支度をすること。
ぜんご‐どうちゃく【前後撞着】
前後のつじつまが合わないこと。矛盾すること。「—した封建的な御用論理」〈石坂・若い人〉
前後(ぜんご)に暮(く)・れる
どうしてよいかわからなくなる。途方に暮れる。前後に迷う。「びっくともせぬ国性爺—・れてぞ見えにける」〈浄・国性爺〉
ぜんご‐ふかく【前後不覚】
あとさきの区別もつかなくなるほど、正体を失うこと。「—に酔いつぶれる」
前後(ぜんご)も知(し)ら◦ず
前後のこともわからない。前後不覚である。「疲労困憊(こんぱい)して—◦ず寝入る」
前後(ぜんご)を失(うしな)・う
「前後を忘れる」に同じ。
前後(ぜんご)を忘(ぼう)・ずる
「前後を忘れる」に同じ。
前後(ぜんご)を忘(わす)・れる
興奮したり、酒に酔ったりして、一時、善悪是非の判断ができなくなる。また、正体がなくなる。前後を失う。前後を忘(ぼう...
ぜん‐さい【前妻】
「先妻(せんさい)」に同じ。
ぜん‐さい【前菜】
料理で、正式の献立コースの前に出す軽い料理。西洋料理ではオードブル、ロシア料理ではザクースカ、中国料理では前菜(チ...
ぜんさい‐るい【前鰓類】
腹足綱前鰓亜綱の軟体動物の総称。サザエ・アワビ・オキナエビスガイなどの巻き貝で、えらが心臓より前にある。
ぜん‐さく【前作】
1 その作品の前に作った作品。 2 同一地に2種以上の作物を前後して栽培するときの、前のほうの作物。まえさく。⇔後...
ぜん‐さつ【禅刹】
禅宗の寺。禅寺。禅院。
ぜんさんそ‐しょうひりょう【全酸素消費量】
⇒ティー‐オー‐ディー(TOD)
ぜんさんそ‐ようきゅうりょう【全酸素要求量】
⇒ティー‐オー‐ディー(TOD)
ぜん‐ざ【前座】
1 落語・講談などで、前半または本題に入る前の部分。 2 ㋐説教・講談・落語などの興行で、はじめのほう、または正規...
ぜん‐ざい【善哉】
《が原義。梵sādhuの訳で、漢訳仏典に用いられる語》 [名]善哉餅のこと。関西ではつぶしあんの汁粉。関東では餅に...
ぜんざい‐どうじ【善財童子】
《(梵)Sudhana-śreṣṭhi-dārakaの訳》華厳経入法界品(にゅうほっかいぼん)に登場する菩薩(ぼさ...
ぜんざい‐もち【善哉餅】
⇒善哉
ぜん‐ざん【全山】
1 その山全体。「—が紅葉する」 2 すべての山。 3 山号を有する寺院全域。
ぜん‐し【全市】
1 その市の全体。 2 すべての市。
ぜん‐し【全姿】
全体のすがた。全容。「山の—」
ぜん‐し【全紙】
1 新聞などの紙面全体。 2 すべての新聞。「—が一斉に報じる」 3 ⇒全判(ぜんばん) 4 和紙で、漉(す)いた...
ぜん‐し【前史】
1 ある歴史的事象の成因となった、それ以前の歴史。「太平洋戦争—」 2 ある時代の前半の歴史。「中世—」 3 「先...
ぜん‐し【前肢】
1 4本の足をもつ動物の、前の一対の足。前足。 2 昆虫の付属肢のうち、一対目の肢(あし)。
ぜん‐し【前翅】
昆虫の前部の一対の翅(はね)。中胸から生じる。甲虫では上翅ともいう。まえばね。
ぜん‐し【前歯】
まえば。「上顎の—部」
ぜん‐しきもう【全色盲】
色覚異常の程度が強い状態をいった語。→一色覚
ぜん‐しちし【前七子】
中国明代前期の七人の文人。のちの王世貞ら後(ご)七子に対していう。李夢陽・何景明(かけいめい)・徐禎卿(じょていけ...
ぜん‐しつ【前失】
以前の過ち。前回の失敗。
ぜん‐しつ【禅室】
1 座禅をする部屋。 2 禅僧の居室。転じて、寺の住持。
ぜん‐しゃ【全社】
1 会社の全体。「—を挙げて取り組む」 2 すべての会社。「業界の—」
ぜん‐しゃ【全射】
数学で、集合A・Bにおいて、Bのどの要素に対してもAの要素が対応する写像。
ぜん‐しゃ【前車】
1 前方を進む車。 2 前にそこを通った車。
ぜん‐しゃ【前者】
二つ示したもののうち、前のもの。⇔後者。
ぜん‐しゃ【全車】
全ての車両。「5〜7号車—指定席」「7700系旧型車両—引退」「レンタカー—25パーセント割引中」
ぜん‐しゃ‐きょう【全社協】
⇒全国社会福祉協議会
ぜん‐しゃく【前借】
[名](スル)まえがりをすること。「翌月分の給料を—する」
ぜんしゃく‐きん【前借金】
1 まえがりをした金銭。 2 雇用契約を結ぶとき、返済することを約束して雇い主から借りる金銭。
前車(ぜんしゃ)の覆(くつがえ)るは後車(こうしゃ)の戒(いまし)め
《「漢書」賈誼伝にある、前の車が覆るのを見たら、あとの車は同じわだちの跡を行かないようにせよという諺から》先人の失...
前車(ぜんしゃ)の轍(てつ)を踏(ふ)・む
前に行った車のわだちを、あとの車が踏んで行く。前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返すことにいう。前轍(ぜんてつ...
ぜんしゃりょういっかつふほ‐とくやく【全車両一括付保特約】
自動車保険における特約の一。被保険自動車が10台以上であるフリート契約者が、所有・使用する自動車すべてを一つの保険...