そうろう‐てい【滄浪亭】
中国、江蘇省蘇州市にある名勝。銭氏広陵王元璙の別園を北宋の蘇舜欽が得て築いた亭の名。
そう‐ろうどうじかん【総労働時間】
1 労働時間の総計。 2 フレックスタイム制で、清算期間内に所定労働時間として労働者が働くべき時間。
滄浪(そうろう)の水(みず)清(す)まば以(もっ)て我(わ)が纓(えい)を濯(あら)うべし
《「楚辞」漁父から。このあとに、濁っているときは足を洗おうの意の文が続く》滄浪の水の流れがきれいなときは冠のひもを...
そうろう‐ぶん【候文】
文末に丁寧語の「候」を使う文語体の文章。書簡や公用文に用いられた。鎌倉時代に始まり、江戸時代にその書き方が定まった...
そう‐ろく【僧録】
五山・十刹(じっせつ)以下の禅宗寺院の管理と、その人事をつかさどった僧職。天授5=康暦元年(1379)足利義満によ...
そう‐ろく【総録/惣録】
江戸時代、検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)の上にあり、盲人を統轄した官。
そうろく‐し【僧録司】
⇒僧録
そうろ‐の‐しつ【霜露の疾】
寒さのためにかかる病気。
そう‐ろん【争論】
[名](スル) 1 言い争うこと。口論。「—が絶えない」「—の種」 2 議論をたたかわせること。論争。「与野党が激...
そう‐ろん【相論】
互いに論じること。訴訟して争うこと。「大徳寺にして、両家の御—を聞こしめし給ふ」〈戴恩記〉
そう‐ろん【総論】
内容を全体的にとらえて述べたもの。また、その文章。「哲学—」⇔各論。
総論(そうろん)賛成(さんせい)各論(かくろん)反対(はんたい)
ある案などについて、趣旨には賛成するが、個々の具体的事柄には異議をとなえること。
そうわ【宗和】
⇒金森宗和(かなもりそうわ)
そう‐わ【送話】
[名](スル)電話などで話を相手に送ること。
そう‐わ【挿話】
1 文章や談話の間にはさむ、本筋とは直接関係のない短い話。エピソード。 2 ある人やある物事に関する、ちょっとした...
そう‐わ【総和】
全体を加えた数量。全体の合計。総計。「得点の—を出す」「各県の人口の—」
そう‐わ【叢話】
いろいろの話を集めたもの。
そうわ‐き【送話器】
電話機の音声を相手に送るために、電気振動に変える装置。⇔受話器。
そう‐わき【僧脇】
能の役柄で、僧の姿で登場するワキ・ワキヅレ。
そうわ‐りゅう【宗和流】
茶道の流派の一。江戸初期に金森宗和が創始。金森流。
そえ【添え/副え】
1 そえること。また、そのもの。 2 付き従うこと。補佐。「—になって力を仮(か)してはくれまいか」〈露伴・五重塔...
そえ【候へ】
《動詞「そ(候)う」の命令形「そうえ」の音変化》「お…そへ」の形で、補助動詞として用いられる。お…なさい。「お直り...
そ‐えい【疎影】
まばらな影。特に、梅の木の枝がまばらなさまにいうことがある。
そえ‐いし【添(え)石】
1 主な庭石に添えて置く石。 2 風で屋根が飛ばされないように重しとして置く石。
そえ‐うた【諷歌】
古今集仮名序にいう和歌の六義(りくぎ)の一。他の事にこと寄せて思いを詠む歌。諷喩(ふうゆ)の歌。
そえ‐うま【副え馬】
馬車などで、主になって引く馬に付き従わせる馬。また、乗り換え用の馬。
そえ‐がき【添(え)書(き)】
[名](スル) 1 書画や器物などに、その由来などを書き添えること。また、その文言。添え筆。 2 手紙などの終わり...
そえ‐がみ【添(え)髪】
「入れ髪」に同じ。
そえ‐ぎ【添(え)木/副え木】
1 草木などが倒れないように、支えとして木を添えること。また、その木。 2 骨折した部分などを固定するために当てる...
そえ‐こ【副え子】
腰刀の差裏に差し込む小刀。裏差(うらざ)し。→表差(おもてざ)し
そえ‐こと【諷言】
《「そえごと」とも》事物になぞらえるなどの技巧を用いた、当意即妙の言葉や和歌。「—と名付けて聞きも知らぬ歌の一両句...
そえ‐ことば【添え詞/添(え)言葉】
1 付け加えていう言葉。「自分の云い出した事を自分で打ち壊すような—を」〈有島・カインの末裔〉 2 助言。口添え。...
そえ‐ごし【添へ輿】
葬送のとき、近親の人などが棺をのせた輿に付き添っていくこと。また、その人。「—したる人、さのみ愁ひにも沈まず、跡取...
そえ‐しょ【添(え)書】
「添え状」に同じ。
そえ‐じ【添(え)字】
1 本文の文字に書き添えた文字。送りがななど。 2 数学で、同じ文字を用いて複数の変数を表すとき、それらを区別する...
そえじま‐たねおみ【副島種臣】
[1828〜1905]政治家。佐賀の生まれ。尊王攘夷運動に奔走。明治政府の参与となって政体書の起草や版籍奉還に尽力...
そえ‐じょう【添(え)状】
人を遣わしたり物を送ったりするときに、用向きなどを書いて添える手紙。添え書(しょ)。添え文(ぶみ)。
そえだ‐あぜんぼう【添田唖蝉坊】
[1872〜1944]演歌師。神奈川の生まれ。本名、平吉。明治から大正にかけて、「ノンキ節」「ラッパ節」など世相風...
そえ‐ち【添(え)地】
ある土地に、別の土地を増し加えること。また、その加えた土地。
そえ‐ぢ【添(え)乳】
[名](スル)乳児に添い寝して乳を飲ませること。添い乳(ちち)。「—したままうとうとする」
そ‐えつ【楚越】
中国、戦国時代の楚国と越国。敵国どうしであったことから、仲の悪いもののたとえにいう。
そえつ‐どうしゅう【楚越同舟】
仲の悪い者どうしが同じ場所・境遇にあること。呉越同舟。
そえ‐づかい【副へ使ひ】
正使に付き添っていく使者。副使(ふくし)。「院宣の—に西国へ下りたりければ」〈盛衰記・三八〉
そえ‐てがみ【添(え)手紙】
「添え状」に同じ。「名のきこえた画家が—をしてくれた」〈鏡花・眉かくしの霊〉
そえ‐に
[接]《「そゆゑ(其故)に」の音変化か》それゆえに。「—とてとすればかかりかくすればあな言ひ知らずあふさきるさに」...
そえ‐に
[連語]…までも。…もまた。「年つもる雪とし聞けば今日—心とけてもいかが見ゆべき」〈弁内侍日記〉 [補説]「そへ」...
そえ‐ばしら【添(え)柱】
柱のそばに、補強などのために添えて立てる柱。
そえ‐ふで【添(え)筆】
⇒添え書き1
そえ‐ぶみ【添(え)文】
「添え状」に同じ。
そえ‐もの【添(え)物】
1 主となるものに付け加えたもの。「宴会の—」 2 景品。おまけ。