たい‐しゅう【対州】
対馬(つしま)国の異称。
たいしゅう‐うんどう【大衆運動】
一定の政治的、経済的、社会的、文化的な目的の実現のために、大衆が主体となって行う運動。
たいしゅう‐えんげき【大衆演劇】
大衆を観客の対象とする娯楽本位の演劇。軽演劇・レビュー・ミュージカルなど。
たいしゅう‐か【大衆化】
[名](スル)一般の人々の間に広く行き渡ること。一般大衆のものになること。また、そのようにすること。「海外旅行が—する」
たいしゅう‐かぜい【大衆課税】
累進課税である所得税などと異なり、所得の多寡にかかわらず、広く大衆に負担させる租税。消費税など。
たいしゅう‐ぎょ【大衆魚】
値段の安い、庶民向けの魚。アジ・サバ・サンマ・イワシなど。
たいしゅうげいごう‐しゅぎ【大衆迎合主義】
⇒ポピュリズム3
たいしゅう‐さかば【大衆酒場】
値段が安く、料理なども庶民的で気軽に楽しめる雰囲気の酒場。
たいしゅう‐さっか【大衆作家】
大衆小説をおもに手がける作家。
たいしゅう‐ざっし【大衆雑誌】
大衆向けの娯楽雑誌。大衆誌。
たいしゅう‐し【大衆紙】
ゴシップ記事や娯楽的な内容などを多く取り扱う新聞。英国などの階級社会において、労働者層に好まれる。ポピュラーペーパ...
たいしゅう‐し【大衆誌】
⇒大衆雑誌
たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】
政治・経済・社会・文化のあらゆる領域で、大衆が重要な役割を果たす社会。特徴は、技術的合理性、役割の専門化、人間関係...
たいしゅう‐しょうせつ【大衆小説】
一般大衆を対象にして書かれた通俗的、娯楽的な小説。大衆文学。
たいしゅう‐しょくどう【大衆食堂】
比較的安価で料理を提供する、一般大衆向きの食堂。
たいしゅう‐せい【大衆性】
一般大衆の共感を呼び、親しまれる性質を備えている傾向。「芸術に—が求められる時代」
たいしゅう‐そうさ【大衆操作】
情報や宣伝手段などを利用して、大衆の思想や行動を特定の方向に誘導すること。
たいしゅう‐てき【大衆的】
[形動]一般大衆に受け入れられるさま。「—な娯楽」
たいしゅう‐デモクラシー【大衆デモクラシー】
⇒大衆民主主義
たいしゅう‐でんたつ【大衆伝達】
⇒マスコミュニケーション
たいしゅう‐ひん【大衆品】
一般消費者の多くが購入できる品物や商品。
たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】
大衆の興味を主眼とし、その娯楽的要求にこたえて書かれた文学。時代小説・家庭小説・推理小説・ユーモア小説など。大衆文...
たいしゅうぶんがくのれきし【大衆文学の歴史】
尾崎秀樹の文学評論集。平成元年(1989)刊。平成2年(1990)、第24回吉川英治文学賞受賞。
たいしゅうぶんがくろん【大衆文学論】
尾崎秀樹の文学評論集。昭和40年(1965)刊。昭和41年(1966)、芸術選奨文部大臣賞受賞。
たいしゅう‐ぶんげい【大衆文芸】
⇒大衆文学 [補説]書名別項。→大衆文芸
たいしゅうぶんげい【大衆文芸】
文芸雑誌。大正15年(1926)、白井喬二・江戸川乱歩ら大衆作家11人によるグループ「二十一日会」の同人誌として創...
たいしゅう‐みんしゅしゅぎ【大衆民主主義】
大衆社会を基盤に成立する現代の民主主義。普通選挙の実施などにより、大衆の政治参加が実現したが、他方で官僚制の増大や...
たいしゅう‐もの【大衆物】
文芸・映画・演劇などで、一般大衆の興味を目当てにした作品。
たいしゅう‐やく【大衆薬】
⇒一般用医薬品
たいしゅう‐ろせん【大衆路線】
1 大衆の生活と要求に基づいて政策を立て運動を進めていこうとする方針。 2 大衆に受けようと物事をする姿勢。「—を...
たい‐しゅく【退縮】
[名](スル) 1 おそれて小さくなること。ひるむこと。畏縮(いしゅく)。「セーベ人日に勢を得て、スパルタ人日々に...
たい‐しゅつ【退出】
[名](スル)今までいた場所からしりぞいて出ること。特に、おおやけの場所や貴人の前などから出ること。「法廷から—する」
たい‐しゅつ【帯出】
[名](スル)備品などを身につけて持ち出すこと。「許可を得て原簿を—する」「禁—」
たい‐しょ【大書】
[名](スル)文字などを大きく書くこと。また、文意を誇張して書くこと。「特筆—する」
たい‐しょ【大所】
1 小さな点にこだわらない、広くて大きな立場。 2 晴れの場所。「無上の上手なりとも、又、目利(めきき)、—にてな...
たい‐しょ【大暑】
1 厳しい暑さ。極暑。酷暑。「記録的な—」 2 二十四節気の一。7月23日ごろ。一年のうちで、最も暑い時期。《季 ...
たい‐しょ【太初】
天地の開けはじめた時。太始。
たい‐しょ【台書】
他人を敬って、その手紙をいう語。台翰(たいかん)。台墨。
たい‐しょ【対処】
[名](スル)ある事柄・状況に合わせて適当な処置をとること。「緊急事態に—する」
たい‐しょ【対蹠】
《「たいせき(対蹠)」の慣用読み》向かい合わせた足の裏のように、二つの物事が全く反対の関係にあること。正反対。「—点」
たい‐しょ【耐暑】
暑さに耐えること。
たい‐しょ【退所】
[名](スル) 1 勤務していた研究所・役所など、「所」のつく組織を辞めること。⇔入所。 2 その日の勤めを終えて...
たいしょう【大正】
大阪市中西部の区。昭和7年(1932)に港区から分区して成立。大正時代にできた大正通りからの名。
たいしょう【大正】
大正天皇の時の年号。1912年7月30日〜1926年12月25日。
たい‐しょう【大匠】
《「だいしょう」とも》技量のすぐれた大工。また、腕前のりっぱな職人。
たい‐しょう【大将】
《「だいしょう」とも》 1 全軍または一軍の指揮・統率をする者。 2 軍人の階級の一。将官の最上位で、中将の上。 ...
たい‐しょう【大笑】
[名](スル)大いに笑うこと。大声で笑うこと。おおわらい。「—一番」「呵呵(かか)—」
たい‐しょう【大勝/大捷】
[名](スル)大きな差をつけて勝つこと。大勝利。「—を博する」「参院選で—する」
たい‐しょう【大詔】
天皇が広く国民に告げる言葉。詔勅。おおみことのり。
たい‐しょう【大賞】
最もすぐれたものに与えられる最高の賞。グランプリ。「歌謡—」