たことせいえい【蛸と精鋭】
阿部牧郎の短編小説。昭和43年(1968)発表。
たこ‐どうつき【蛸胴突き】
くい打ちや地突きなどに用いる道具。堅い木材で作った重い円柱形の頭部に2ないし4本の取っ手をつけたもの。たこ。たこつき。
タコナイト
低品位の鉄鉱石。鉄分に富むチャートをさし、北アメリカのスペリオル湖北西部に分布するものが知られる。含鉄チャート。
たこ‐にゅうどう【蛸入道】
1 《坊主頭に似ているところから》タコのこと。 2 僧または坊主頭の人をあざけっていう語。蛸坊主。
たこ‐の‐あし【蛸の足】
タコノアシ科の多年草。湿地に生える。高さ約70センチ。茎はまっすぐに伸びて、先のとがった細い葉をつける。夏、茎の先...
たこ‐の‐うら【多祜の浦】
富山県氷見市の南にあった布勢の湖(うみ)の湖岸。現在の上田子・下田子や十二町潟のあたり。藤の名所として知られた。[...
たこ‐の‐き【蛸の木】
タコノキ科の常緑小高木。幹の下部から多数の気根を伸ばし、蛸の足に似る。枝の頂に細長い葉が密生。雌雄異株。果実はパイ...
蛸(たこ)の糞(くそ)で頭(あたま)に上(あ)がる
《蛸の胴が頭のように見えて、糞が頭にあると考えたところから》自分は思い上がって得意になっているが、他人からはいやし...
蛸(たこ)の共食(ともぐ)い
同類のものが互いに害し合うことのたとえ。
たご‐の‐ひ【多胡碑】
群馬県高崎市吉井町にある古碑。和銅4年(711)、片岡・緑野・甘良郡から300戸を分けて多胡郡としたことを記したも...
たこ‐の‐まくら【蛸の枕/海燕】
タコノマクラ科のウニ。体は楕円形で平たく、長径12センチくらい。褐色で背面に五つの花びら状の模様があり、とげはごく...
たこ‐はい【蛸配】
「蛸配当」の略。
たこ‐はいとう【蛸配当】
《蛸は空腹のときに自分の足を食うといわれるところから》株式会社において、配当しうる利益がないのに決算時の操作によっ...
たこ‐ひき【蛸引き】
《「蛸引き包丁」の略》切っ先の四角い、細身で刃の長い包丁。刺身をつくるのに使う。 [補説]かつて関東で多く用いられ...
たこ‐ぶね【蛸船】
アオイガイ科の頭足類。暖海域にみられる浮遊性のタコで、雌は産卵のために殻長9センチほどの舟形の殻をつくる。ふねだこ。
たこ‐べや【蛸部屋】
第二次大戦前に、北海道・樺太の炭鉱などでみられた労働者の宿舎。過酷な労働を強い、ここに入ると蛸壺(たこつぼ)の蛸の...
たこ‐ぼうず【蛸坊主】
「蛸入道(たこにゅうどう)」に同じ。
タコマ
米国ワシントン州中西部の港湾都市。木材加工と、その積み出しが盛ん。レーニア火山を中心とする国立公園への入り口。
タコマ‐ふじ【タコマ富士】
⇒レーニア山
タコムサット
《Tactical Communications Satellite》米空軍が1969年に打ち上げた戦術通信衛星。...
た‐こむら【手腓】
腕の内側の肉のふくれている部分。たくふら。「—に虻(あむ)掻き着き」〈記・下・歌謡〉
タコメーター
エンジンなどの回転速度を測定し、目盛り盤に毎秒または毎分当たりの回転数を表示する計器。回転速度計。回転計。
たこ‐やき【蛸焼(き)】
溶いた小麦粉に刻んだ蛸や紅しょうが・削り節などを加え、丸いくぼみのある鉄の焼き鍋で球状に焼いたもの。関西に始まる。
たこやくし‐どおり【蛸薬師通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。六角通りと錦小路通りの間の通り。全長約3.5キロ。堀川通りの手前に空也堂がある...
タコライス
《(和)tacos(スペイン)+riceから》沖縄料理の一。タコスの具材であるひき肉、チーズ、レタスなどを飯の上に...
た‐こん【多恨】
[名・形動]うらむ気持ちや、後悔する気持ちの多いこと。また、そのさま。「多情—」「人生は斯の如く—なり」〈透谷・明...