たつの‐きんご【辰野金吾】
[1854〜1919]建築家。佐賀の生まれ。英国に留学。明治から大正の建築界に指導的役割を果たし、日本建築学会会長...
たつ‐の‐くち【竜の口】
1 銅・鉄などで竜頭を作り、口から水が出るようにしたもの。神社の手洗い場などにみられる。 2 樋(とい)の口の水を...
たつのくち【竜ノ口】
神奈川県藤沢市片瀬の地名。鎌倉時代に刑場があり、日蓮の法難、元使杜世忠ら処刑などの地。 東京都千代田区丸の内1丁目...
たつのこたろう【竜の子太郎】
松谷みよ子による長編の児童文学作品。日本各地の民話を下敷きに、竜になった母親を訪ねて旅をする少年、太郎の成長を描く...
たつの‐し【たつの市】
⇒たつの
たつの‐し【龍野市】
⇒龍野
たつ‐の‐ま【竜の馬】
非常にすぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。竜馬(りゅうめ)。「—を我(あれ)は求めむあをによし奈良の都に来む人の為(た)...
たつの‐まち【辰野町】
⇒辰野
たつ‐の‐みや【竜の宮】
「竜宮(りゅうぐう)」に同じ。
たつの‐ゆたか【辰野隆】
[1888〜1964]フランス文学者・随筆家。東京の生まれ。辰野金吾の長男。東大でフランス文学を講じ、門下から渡辺...
たつ‐ぶん【達文】
1 理路整然として、意味のよく通る文章。伝えようとすることが、よくわかる文章。 2 生き生きとした文章。達者に書か...
たつ‐へん【立偏】
漢字の偏の一。「竣」「竦」などの「立」の称。
たつ‐べ【竹瓮】
筌(うえ)のこと。《季 冬》「淀の魚—にまよふ一つかな/蛇笏」
たつ‐べん【達弁/達辯】
よどみなくすらすらと話すこと。達者な弁舌。能弁。「—の士」
たつ‐まき【竜巻】
空気の細長くて強い渦巻き。直径数十〜数百メートルで、積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、海面または地上に達する。...
たつまき‐かいどう【竜巻街道】
⇒トルネードアレー
たつまき‐かいろう【竜巻回廊】
⇒トルネードアレー
たつまきちゅうい‐じょうほう【竜巻注意情報】
積乱雲の下で発生する竜巻やダウンバーストによって激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に気象庁が...
たつまきはっせいかくど‐ナウキャスト【竜巻発生確度ナウキャスト】
気象庁が発表する防災情報の一つ。竜巻などの激しい突風が発生しやすい地域の詳細な分布と1時間先までの予報を提供する。...
たつまつ【辰松】
姓氏の一。 [補説]「辰松」姓の人物辰松八郎兵衛(たつまつはちろべえ)
たつまつ‐はちろべえ【辰松八郎兵衛】
[?〜1734]江戸中期の人形遣い。初世。女方人形の名手。竹本義太夫と協力、近松門左衛門の「曽根崎心中」のお初など...
たつまつ‐ふう【辰松風】
《江戸中期、辰松八郎兵衛が結い始めたところから》男子の結髪の一。元結で髷(まげ)の根を高く巻き上げ、毛先を極端に下...
たつ‐み【辰巳/巽】
1 辰と巳(み)との中間の方角。南東。また、南東から吹く強い風。 2 《江戸城の東南方にあたるところから》江戸深川...
たつみ【辰巳】
姓氏の一。 [補説]「辰巳」姓の人物辰巳(たつみ)ヨシヒロ辰巳柳太郎(たつみりゅうたろう)
たつみ‐あがり【辰巳上(が)り】
[名・形動] 1 言葉や動作が荒々しいこと。また、そのさま。「俺(おら)が家はむかし代官だぞよ、と二言めには—に成...
たつみ‐げいしゃ【辰巳芸者】
江戸深川の芸者のこと。男装をまねて宴席で羽織を着たので、羽織芸者ともよばれ、意気と侠気(きょうき)を売り物にした。...
たつみ‐ことば【辰巳言葉】
江戸深川の遊里で用いられた言葉。吉原の「ありんす」に対して「ござんす」を用い、威勢のよさを売り物とした。
たつみ‐しょうがつ【辰巳正月】
⇒巳正月
辰巳(たつみ)天井(てんじょう)
相場格言の一。干支(えと)にちなんでその年の相場展開を言い表したもの。辰年と巳年は高値を付けるの意。→天井3 [補...
たつみのその【辰巳之園】
洒落本。1冊。夢中散人寝言先生(むちゅうさんじんねごとせんせい)作。明和7年(1770)刊。江戸の遊里深川を描いた...
たつみ‐よしひろ【辰巳ヨシヒロ】
[1935〜2015]漫画家。大阪の生まれ。本名、嘉裕(よしひろ)。自身の作品を、従来の漫画とは異なる手法であると...
たつみ‐りゅうたろう【辰巳柳太郎】
[1905〜1989]俳優。兵庫の生まれ。本名、新倉武一。豪放な芸風で、島田正吾とともに新国劇を支えた。当たり役は...
立(た)つより返事(へんじ)
人から呼ばれたら、立ち上がるよりも先に返事をすべきであるということ。