だいふく‐もち【大福餅】
あんを餅の皮で包んだ和菓子。
だい‐ふけい【大不敬】
1 皇室に対する不敬。 2 律の八虐の一。格式の高い神社や天皇に対する犯罪。特にきびしい罰が下された。
だいふ‐せん【大府宣】
大宰府(だざいふ)の帥(そち)または大弐(だいに)が、管下の役人に下した公文書。大宰府庁宣。
だいフーガ【大フーガ】
《原題、(ドイツ)Große Fuge》ベートーベンの弦楽四重奏曲。変ロ長調。1825年から1826年にかけて作曲...
たい‐ぶ【大部】
《「だいぶ」とも》 1 一つの書物などの冊数や巻数の多いこと。また、そのページ数・紙数の多いこと。大冊。「—の著作...
だい‐ぶ【大分】
[名・形動]数量や程度がかなり多かったり進んでいたりすること。また、そのさま。相当。だいぶん。「彼が去って—になる...
だい‐ぶ【大夫】
律令制で、職(しき)および坊の長官。「右京—」「東宮—」
ダイブ
[名](スル) 1 水中に飛び込むこと。また、水中にもぐること。 2 宙に身を躍らせること。 3 飛行機が急降下す...
ダイブ
森絵都による長編のスポーツ小説。飛び込み競技に青春をかける少年たちの姿を描く。平成12年(2000)から平成14年...
だい‐ぶく【大服/大福】
《「たいふく」とも》「おおぶく」に同じ。
だい‐ぶたい【大舞台】
⇒おおぶたい3
だい‐ぶっし【大仏師】
1 仏師の敬称。 2 奈良時代、官寺の造仏所で造仏に携わった仏師の長。 3 平安時代中期以降、有力寺院に所属し、多...
だい‐ぶつ【大仏】
丈六(高さ1丈6尺、すなわち約4.8メートル)以上の大きな仏像。奈良東大寺の盧舎那仏(るしゃなぶつ)、鎌倉高徳院の...
だい‐ぶつ【代物】
代わりの品物。代品。
だいぶつ‐かいげん【大仏開眼】
大仏が完成したときに目を入れて入魂する供養の法会。入眼式。大仏開眼供養。 [補説]作品名別項。→大仏開眼
だいぶつかいげん【大仏開眼】
長田秀雄の戯曲。5幕11場の歴史劇。大正9年(1920)4月、「人間」誌に発表。昭和15年(1940)、新協劇団に...
だいぶつ‐ざか【大仏坂】
神奈川県鎌倉市西北の丘陵を越える急坂の山道。鎌倉七口の一。大仏切通し。
だいぶつ‐しょうほう【大仏商法】
奈良の大仏に参詣する客が立ち寄るのを待つだけで、進んで客を集める努力をしない奈良商人の消極性をいう語。 [補説]古...
だいぶつ‐でん【大仏殿】
大仏を安置した殿堂。奈良東大寺や京都方広寺のものが有名。
だいぶつ‐べんさい【代物弁済】
債務者が債権者の承諾を得て、本来負担していた給付に代えて他の給付で債務を消滅させること。
だいぶつ‐もち【大仏餅】
大仏の形を焼き印で押した餅菓子。江戸時代、京都の誓願寺門前や方広寺大仏殿前の餅屋で売り出したのが始め。奈良名物のも...
だいぶつ‐よう【大仏様】
鎌倉初期の建築様式。僧重源(ちょうげん)が東大寺再建にあたり中国宋の様式を取り入れたもの。柱に指肘木(さしひじき)...
だい‐ぶぶん【大部分】
ほとんどの部分。副詞的にも用いる。大半。おおかた。「出席者の—が賛成する」「仕事は—終わった」
だい‐ブリテン【大ブリテン】
⇒グレートブリテン
だい‐ぶん【大分】
[名・形動]「だいぶ(大分)」に同じ。「それにしても—の無沙汰をした」〈鏡花・日本橋〉 「—な御親類だと友へ言ひ」...
だいぶんこう‐ぶんか【大汶口文化】
中国黄河下流域に栄えた新石器時代の文化。竜山文化に先行して興り、約2000年続いた。土器に彩陶・黒陶を含む。ターウ...
だいぶんすいれい‐さんみゃく【大分水嶺山脈】
⇒グレートディバイディング山脈
だい‐プリニウス【大プリニウス】
⇒プリニウス
だい‐へん【代返】
[名](スル)学校などで、出欠をとるとき、本人の出席を装うために欠席者に代わって返事をすること。
ダイベストメント
(特定の国・地域・産業などから)投資を引き上げること。企業が事業部門や子会社を売却すること。ディスインベストメント...
だいベルト‐かいきょう【大ベルト海峡】
《Store Bælt》デンマークのシェラン島とフュン島、およびロラン島とランゲラン島の間にある海峡。バルト海西端...
だい‐べん【大弁/大辨】
律令制で、太政官(だいじょうかん)の判官(じょう)である弁官のうち、中弁の上位。従四位上相当。おおともい。→弁官
だい‐べん【大弁/大辯】
すぐれた弁舌。能弁。
だい‐べん【大便】
肛門から排出される、食物のかすや腸粘膜からの分泌物などのかたまり。便。糞(くそ)。
だい‐べん【代弁/代辨】
[名](スル) 1 本人に代わって他の人が債務を弁償すること。「修理費用を—する」 2 事務の代理をすること。「—業」
だい‐べん【代弁/代辯】
[名](スル)本人に代わって意見・要求などを述べること。「若者の意見を—する」
だいべん‐かんきん【大便桿菌】
⇒フィーカリバクテリウム
だいべん‐しゃ【代弁者】
本人に代わって話をする人。また、政府や団体の見解や所信の公表を担当する人。スポークスマン。
大弁(だいべん)は訥(とつ)なるが如(ごと)し
《「老子」四五章から》人の心を動かすようなすぐれた弁舌家は、余計なことを言わないから、かえって口べたのようにみえる。
たいほう【大宝】
《「だいほう」とも》文武天皇の時の年号。701年3月21日〜704年5月10日。
だい‐ほう【大宝】
仏語。 1 仏教の教え。 2 菩薩(ぼさつ)の異称。 3 密教の修法に使用する護摩壇の異称。
だい‐ほう【大法】
1 すぐれた仏の教法。仏法。 2 大乗の教法。 3 密教の修法で最も重んじられる大がかりな修法。
だいほうおん‐じ【大報恩寺】
京都市上京区にある真言宗智山派の寺。山号は瑞応山。承久3年(1221)義空の開創。初め倶舎・天台・真言の三宗兼学で...
だい‐ほうし【大胞子】
シダ植物で、雌雄異型の胞子のうち、大形のもの。発芽して雌性の前葉体になる。種子植物の胚嚢(はいのう)に相当する。イ...
だいほうしゃくきょう【大宝積経】
《「宝積」は法の宝の集積の意》大乗経典。120巻。菩提流志(ぼだいるし)編および訳。713年完成。チベット語訳もあ...
だい‐ほうてい【大法廷】
最高裁判所で裁判官全員による審判機関としての合議体。事件が憲法問題・判例変更などの重要問題にかかわる場合に構成され...
だいほうどうだいじっきょう【大方等大集経】
大乗経典。60巻。北涼の曇無讖(どんむしん)ら訳。大集部の経典を集めたもの。仏が十方の仏・菩薩(ぼさつ)を集めて大...
だい‐ほうへい【大奉幣】
大嘗祭(だいじょうさい)にあたり、伊勢神宮以下、京畿七道の神社に奉る幣帛(へいはく)。大幣。
だい‐ほっさ【大発作】
⇒強直間代発作
だい‐ほん【台本】
演劇・映画・放送などで、演出のもととなる、せりふやト書きなどを書いた本。脚本。