ちょう‐や【長夜】
《古くは「ぢょうや」とも》 1 秋または冬の長い夜。ながよ。《季 秋》⇔短夜。 2 夜通し。「—の宴」 3 《いつ...
ちょう‐や【帳屋】
江戸時代、帳面・紙・筆などを売った店。店先に笹(ささ)を立てて目印とした。
ちょう‐や【朝野】
1 朝廷と民間。また、官民。「—の有力者を訪問する」〈荷風・雨瀟瀟〉 2 世間。天下。「信を—に問う」
ちょう‐やく【町役】
1 町内の住民として果たさなければならない義務やつきあい。まちやく。「—の野おくりには出ぬ事なりがたし」〈浮・織留...
ちょう‐やく【重訳】
[名](スル)「じゅうやく(重訳)」に同じ。「日本語に之を—して」〈石橋忍月・罪過論〉
ちょう‐やく【跳躍】
[名](スル) 1 はねあがること。とびあがること。ジャンプ。「助走をつけて—する」「—力」 2 「跳躍競技」の略。
ちょう‐やく【調薬】
[名](スル)薬を調合すること。調剤。「症状にあわせて—する」
ちょうやく‐きょうぎ【跳躍競技】
陸上競技で、走り幅跳び・走り高跳び・三段跳び・棒高跳びの総称。
ちょうやく‐じょうこく【跳躍上告】
1 民事訴訟法上、訴訟当事者が上告をする権利を留保して、控訴はしない旨の合意をしたときに、第一審の終局判決に対して...
ちょう‐やくにん【町役人】
⇒まちやくにん
ちょう‐やくば【町役場】
⇒まちやくば
ちょうやぐんさい【朝野群載】
平安後期の文集。30巻(うち9巻は散逸)。三善為康編。永久4年(1116)成立、のち増補。朝廷や民間の詩文や各種古...
ちょうや‐しんぶん【朝野新聞】
明治前期の政論新聞。明治7年(1874)発刊。成島柳北・末広鉄腸らが健筆をふるった。同26年廃刊。
ちょうや‐の‐いん【長夜の飲】
《「韓非子」説林上から》夜通し酒を飲み、夜が明けても明かりをともしたまま酒宴を続けること。長夜の宴。
ちょうや‐の‐しつ【長夜の室】
墓穴。墓。
ちょうや‐の‐ねむり【長夜の眠り】
1 一生を夢のように送ること。長夜の夢。 2 仏語。煩悩(ぼんのう)のため悟りを開くことができず、迷いの苦界を脱す...
ちょうや‐の‐やみ【長夜の闇】
「長夜の眠り2」に同じ。
長夜(ちょうや)の夢(ゆめ)を覚(さ)ま・す
思いがけない事件などが起こって、平和に慣れきっていた人々を驚かす。
ちょう‐ゆう【町有】
町が所有していること。「—林」
ちょう‐ゆう【長揖】
[名](スル)上体を前方に傾けて頭を下げる、丁重な敬礼。「余も亦た老酋の指図に従い—して其礼を受けたり」〈竜渓・浮...
ちょう‐ゆう【釣友】
釣り友達。
ちょう‐よう【長幼】
年長者と年少者。また、大人と子供。「—の序」
ちょう‐よう【重用】
[名](スル)その人を重んじて、重要な役に用いること。じゅうよう。「若手を—する」
ちょう‐よう【重陽】
《陽数である九を重ねる意から》五節句の一。陰暦9月9日のこと。また、その日に行われる節会(せちえ)。中国を起源とし...
ちょう‐よう【朝陽】
1 朝日。日の出。 2 山の東。山東。
ちょう‐よう【貼用】
[名](スル)はりつけて用いること。「只今、神膏、を—いたす所です」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ちょう‐よう【徴用】
[名](スル)戦時などの非常時に、国家が国民を強制的に動員して、一定の仕事に就かせること。また、物品を強制的に取り...
ちょう‐よう【調庸】
律令制の租税で、調と庸。みつぎものと労役。
ちょう‐よう【聴容】
[名](スル)聞きいれること。聞いて認めること。
ちょう‐よう【腸腰】
腸骨と腰椎。「—筋」
ちょうよう‐きん【腸腰筋】
大腰筋・小腰筋・腸骨筋の総称。腰椎・骨盤・大腿骨(だいたいこつ)を連結し、股関節や体幹の屈曲に作用する。インナーマ...
ちょうよう‐ざい【腸溶剤】
胃ではなく小腸に入ってから溶解するように作られた製剤。腸液で溶ける皮膜で覆ったりカプセルに入れたりする。
ちょうよう‐たいげつ【朝陽対月】
禅宗絵画の画題の一。一僧が破衣を繕(つくろ)い、一僧が月下に読経する姿を描く。普通は双幅に描かれる。
ちょうよう‐の‐えん【重陽の宴】
重陽の日に催される観菊の宴。→菊の宴
ちょうよう‐の‐じょ【長幼の序】
《「孟子」滕文公上から》年長者と年少者との間にある秩序。子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむというあり方。→五倫
ちょうよう‐ほうおう【朝陽鳳凰】
東洋画の画題の一。朝日に鳳凰を描くもの。
ちょうよう‐ぼぶん【朝蠅暮蚊】
《韓愈「雑詩」から》とるに足りない小人物がはびこることのたとえ。
ちょう‐よく【趙翼】
[1727〜1814]中国、清の歴史学者・文学者。陽湖(江蘇省)の人。字(あざな)は雲松、また耘松(うんしょう)。...
蝶(ちょう)よ花(はな)よ
子供を非常にかわいがり大切にするたとえ。多く女児にいう。「—と育てた娘」
ちょう‐らい【頂礼】
仏教の礼法の一。尊者の前にひれ伏し、頭を地につけ、足元を拝する最敬礼。五体投地。ちょうれい。「帰命(きみょう)—」
ちょう‐らい【朝来】
朝からずっと続くこと。朝以来。「—市中の人多き所々に」〈露伴・露団々〉
頂礼(ちょうらい)昂(こう)じて尼(あま)になる
信心が厚すぎて、とうとう仏門に入って尼になる。
ちょうらか・す
[動サ四]からかう。なぶる。ちゃかす。「御台所か姫君のやうに、猫—・してござっても済まぬ事」〈浄・大経師〉 [補説...
ちょう‐らく【長楽】
長く楽しむこと。楽しみが続くこと。
ちょう‐らく【凋落】
[名](スル) 1 花や葉がしぼんで落ちること。「—の秋」 2 おちぶれること。落魄。「一家が—する」 3 容色な...
ちょうらく‐きゅう【長楽宮】
中国、漢の宮殿の名。高祖が修築したもので、皇太后の住居となった長信宮があった。 皇太后宮の異称。
ちょうらく‐じ【長楽寺】
京都市東山区にある時宗の寺。山号は黄台山。延暦年間(782〜806)最澄の創建と伝え、初め天台宗で、南北朝時代に国...
ちょうらく‐もん【長楽門】
平安京内裏内郭十二門の一。南面し、承明門の東にあった。 平安京大内裏朝堂院二十五門の一。南面し、応天門の東にあった...
ちょう‐らん【重巒】
重なりあって連なる山。重嶺。「三里の坦途、一帯の—」〈紅葉・金色夜叉〉
ちょう‐らん【張瀾】
[1872〜1955]中国の政治家。南充県(四川省)の人。字(あざな)は表方。日本に留学後、四川省長・成都師範大学...