ながい‐うんぺい【長井雲坪】
[1833〜1899]江戸末期・明治の文人画家。越後の生まれ。名は元。通称、元次郎。水墨山水画にすぐれた。
なが‐いおあき【長五百秋】
限りなく長い年月。ながあき。「豊葦原(とよあしはら)の千秋の—の水穂の国」〈記・上〉
ながい‐かふう【永井荷風】
[1879〜1959]小説家。東京の生まれ。本名、壮吉。広津柳浪に師事、ゾラの影響を受けて「地獄の花」を発表。アメ...
なが‐いき【長生き】
[名](スル)長く生きること。長寿。長命。「丈夫で—する」
ながいき‐いでんし【長生き遺伝子】
⇒サーチュイン遺伝子
ながいき‐リスク【長生きリスク】
俗に、長生きすることにより生じるリスク。想定よりも長生きしたことで貯蓄を使い果たしてしまい経済的困窮状態に陥るなど...
ながいくびのせいぼ【長い首の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dal collo lungo》パルミジャニーノの絵画。板に油彩。縦216セン...
ながいこうえん‐どおり【長居公園通り】
大阪市の南部を東西に走る道路の呼び名。長居公園の南を通る。国道26号線との交差点以西は住之江通りと呼ばれる。
ながいこうえんひがし‐すじ【長居公園東筋】
大阪市の南部を南北に走る道路の呼び名。長居公園の東側を通る。
ながい‐ごう【永井豪】
[1945〜 ]漫画家。石川の生まれ。本名、潔(きよし)。SF・時代もの・ファンタジーなど多様なジャンルを扱い、ギ...
ながい‐さやこ【永井紗耶子】
[1977〜 ]小説家。静岡の生まれ。平成22年(2010)「絡繰(からく)り心中」で小学館文庫小説賞を受賞し小説...
ながい‐し【長井市】
⇒長井
ながいじかんをかけたにんげんのけいけん【長い時間をかけた人間の経験】
林京子の小説。戦後55年を機に被爆者の思いを胸に遍路へ向かう年老いた「私」を描く。平成12年(2000)刊行。同年...
なが‐いす【長椅子】
座る部分を横に長く作った椅子。ソファーやベンチなど。
なが‐いた【長板】
茶道で、風炉(ふろ)・水指(みずさし)などをのせる長方形の板。台子(だいす)の地板に相当するもの。
ながい‐たつお【永井竜男】
[1904〜1990]小説家。東京の生まれ。人情の機微に触れた作風で知られ、短編に本領を発揮した。文化勲章受章。作...
ながい‐つむぎ【長井紬】
長井市付近で産する米沢紬のこと。
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」...
ながいながいおいしゃさんのはなし【長い長いお医者さんの話】
《原題、(チェコ)Velká pohádka doktorská》チェコの劇作家・小説家、チャペックによる童話。1...
ながいながいねむり【長い長い眠り】
結城昌治の長編推理小説。昭和35年(1960)刊行。
ながいながいペンギンのはなし【ながいながいペンギンの話】
いぬいとみこの児童文学作品。南極に暮らすペンギンの兄弟、ルルとキキの冒険を描く。昭和32年(1957)刊行。同年、...
長居(ながい)は恐(おそ)れ
長居をすると、ろくなことはない。長居は相手の迷惑となると戒める語。
ながい‐ひょうすけ【長井兵助】
江戸時代の歯医者。代々浅草蔵前に住み、歯の治療のかたわら大道で居合抜きを見せて人を集め、家伝の歯磨きや陣中膏蟇(が...
ながいみち【長い道】
柏原兵三の長編小説。昭和44年(1969)刊。太平洋戦争末期、都会からの疎開児と土地の子供たちとの葛藤を描いた自伝...
ながい‐みちこ【永井路子】
[1925〜2023]小説家。東京の生まれ。本名、黒板拡子(くろいたひろこ)。正確な時代考証と鋭い現代的感覚を併せ...
長(なが)い目(め)で◦見(み)る
現状だけで判断を下さず、気長に将来を見守る。「新人の成長を—◦見る」
なが‐いも【長芋/長薯】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は長い棒状になるほか、形は品種によりさまざま。葉は矢じり形で先がとがり...
長(なが)い物(もの)には巻(ま)かれよ
勢力・権力のある者には、逆らわないほうが得である。長い物には巻かれろ。
ながい‐りゅうたろう【永井柳太郎】
[1881〜1944]政治家。石川の生まれ。早大教授。雑誌「新日本」主筆。憲政会から代議士となり、のち立憲民政党。...
長(なが)い草鞋(わらじ)を履(は)・く
博徒などがその土地にいられなくなり、旅に出る。
なが‐うた【長唄/長歌】
1 (長唄)江戸歌舞伎の伴奏曲として発達した三味線音楽。享保(1716〜1736)ごろまでに2の影響を受けて確立。...
ながうた‐もの【長歌物】
「長歌(ながうた)2」に同じ。
名(な)が売(う)・れる
世間によく名を知られる。有名になる。「作家として—・れる」
なが‐え【轅】
《「長柄」の意》馬車・牛車(ぎっしゃ)などの前方に長く突き出ている2本の棒。先端に軛(くびき)をつけて牛や馬にひかせる。
な‐がえ【名替え】
1 呼び名を変えること。 2 平安時代、年給で諸国の掾(じょう)・目(さかん)などに任じられた人が何かの理由で任命...
なが‐え【長柄】
1 器物や武具の柄の長いこと。また、その柄。「—のひしゃく」 2 柄の長い器具や武具。槍・刀・銚子など。
ながえ‐がたな【長柄刀】
柄を長くした刀。
ながえ‐の‐かさ【長柄の傘】
貴人などにさしかけるため、柄を長くした傘。のちに、遊女が揚屋・引き手茶屋などへ往来するのにも用いた。ながえのからかさ。
ながえ‐の‐ちょうし【長柄の銚子】
柄の長い銚子。鶴亀・松竹梅などの模様のあるものが多い。
ながえ‐の‐やり【長柄の槍】
柄の長さが2間(約3.6メートル)から3間(約5.4メートル)に及ぶ槍。やぐらおとし。
なが‐えぼし【長烏帽子】
立(たて)烏帽子の丈の長いもの。
ながえ‐もち【長柄持】
長柄の傘、長柄の槍(やり)などを持って主人に従う者。
なが‐おい【長追い】
[名](スル)逃げる者を遠くまで追いかけること。深追いすること。「それでも厭(あ)かずばと、—する」〈露伴・椀久物語〉
ながおか【長岡】
新潟県中部の市。もと牧野氏の城下町。信濃川水運で栄え、明治時代には油田の開発で発展。繊維・機械工業や商業が盛ん。平...
ながおか‐きじゅん【長岡基準】
平成16年(2004)に発生した新潟県中越地震で長岡市が作成した震災関連死の認定基準。発災後1週間以内の死亡は震災...
ながおか‐きょう【長岡京】
京都府向日(むこう)市・長岡京市付近にあった桓武天皇造営の都。延暦3年(784)に平城京からここに移った。同13年...
ながおかきょう‐し【長岡京市】
⇒長岡京
ながおか‐ぎじゅつかがくだいがく【長岡技術科学大学】
長岡市にある国立大学法人。昭和51年(1976)設置。高等専門学校の卒業生を主な対象とするもの。平成16年(200...
ながお‐かげとら【長尾景虎】
⇒上杉謙信(うえすぎけんしん)
ながおか‐し【長岡市】
⇒長岡